FGO海洋電脳楽土SE.RA.PH

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海洋電脳楽土SE.RA.PHのレアプリズム交換が2022年に無料になったんで、開放して放置だった。

遊ぶ暇がなかった。
初出は2017年のFateExtraCCCとのコラボ限定イベらしい。
そのメインクエスト部分だけをプレイできる。
クリア後にBBが加入する。

1幕 スワンレイク・リターンズ(1/6)

ネロと玉藻が水着の話をしていた。
2016年の玉藻は孤島で1ヶ月過ごしたらしい。
マシュが海洋油田基地セラフィックスの定期連絡を放送した。
玉藻曰くカルデアの資金源の1つ。
前所長の持ち物と小耳に挟んだと。
管制室に藤丸たちは向かった。
ダヴィンチもいた。
セラフィックスとの通信が妨害された。

？？？：……け……み……と、て……
……S……O……S……
きこえ、ますか……どうか……拾って……
わからない……なんで、こんなコト、に……
みんな……みんな、きえて、しまって……
たす、けて……たすけて、だれか
みんな……みんな、データに、変換される……

通信は途絶えた。
ダヴィンチはカルデアスの使用を命じた。
セラフィックスそのものが消えていた。
特異点反応もなかった。
さっきの通信は送信元が判明しなかった。
カルデアが感知できない領域から届いてた。

？？？：カルデアの皆さん、今はプライベート空間ですか？
それともワーク中、あるいは外回りの最中ですか？
いま周りに人が大勢いる、オフィスか電車で移動中
というなら急いで電話の音声をOFFに
アナタの命を奪う前に、社会的立場を殺してしまいかねないので♡
それでは気を取り直して、せーのっ……！
BB……チャンネル……！

隔壁閉鎖、霊基保管室ロック、外部通信まで全遮断。
カルデアの全コントロールが奪われていた。

BB：噂の油田基地ですが、もうその時代に存在しません
AD2030年、マリアナ海溝を要チェッーク！

マリアナ海溝にセラフィックスがあった。
特異点反応だった。
現在深度200メートル。
現在進行で沈んでいる。

BB：これはもうレイシフトするしかないですね
急いでレイシフトしましょう
えーと、そちらのちっぽけな人間さん
お名前なんて言うんですか？

藤丸は名乗った。

BB：いかにもモブな名前です……可哀想に……
でもご安心を、わたし哀れ萌えですので
軽蔑しながら愉しく助けてあげますね、センパイ！
マシュ：(まさかの先輩呼び？！)
いったい何の目的でカルデアに通信を？
そしてなぜ先輩をセンパイと呼称するのでしょう？！
BB：食いつくのはそこなんですかぁ？
わたしが藤丸さんをセンパイと呼ぶのは……ずばりサービスです
わたしの先輩はこの宇宙でただ一人
キラキラ光る星の王女さま、みたいな
……でも、私はそんな人とは出会えなかった
ですので藤丸さんはあくまで先輩の代理
今回の事変で翻弄される、私のオモチャII号としてセンパイ呼びしちゃいます

ネロはレイシフトを主張した。
未来へのレイシフトは不可能だった。
BBは2030年へのレイシフトを手助けするとアピールした。

ダヴィンチ：キミは未来への存在証明ができるという
つまり2030年の住人なんだね？
我々は未来の何者かと通信しているのではなく
未来にいる何者かが過去にいる私たちに助けを求めている……そういうことかい？
BB：シナリオの最後にドヤ顔で明かそうとした真実を
いきなりバラさないでくださーい！
ま、そのあたりの解釈は皆さんの自由です
重要なのはセラフィックスはあと数時間で海底に達し
水圧でバラバラになるということですから
ダヴィンチ：セラフィックスが特異点になった以上
我々はこの問題を放置はできない

ダヴィンチは藤丸にセラフィックスの調査と解決を命じた。

BB：それではレイシフトの設定をどうぞ
未来に設定した段階で存在証明は途絶えるでしょうが
そこからは私が運命保護をしますので
玉藻：あからさまな死地にマスターを1人で向かわせるワケには参りません
わたくしとネロさん、無銘さんが同行しますので、
そちらもよろしくお願いしますね？
BB：あのアナタ、もしかして色々覚えています？
玉藻：まだ体験していないことは覚えていませんが
まあ、なんとなく察しはつきましたので
ダヴィンチ：(BBとやらの態度で誤魔化されてしまうが
事態はかつてないほどに深刻だ
それと、おそらく今回はカルデアからの通信は一切つながらない
これはマシュには内緒だよ)

フォウは今回、ついてこようとしなかった。
レイシフトが始まった。

BB：ちょっろ～い、ちょろすぎです、センパイ
というワケで……BBジャミング～☆
セラフィックスへのゲートには入場制限があるんです
正面ゲートから入れるのは
容量1GB未満のミニマムなセンパイだけ
他のサーヴァントの皆さんには入場資格がありませんので
基地のいずこかにランダム転送させていただきます

出撃はNPCメルトリリスのみ

アナウンス：ここは霊子虚構世界Serial Phantasm
略称SE.RA.PHと呼ばれる電脳空間を模した、新生快楽浄土です
皆さんは世界崩壊を食い止めるため
このSERAPHに集まった128人のマスターとサーヴァント
最後の1人になること
他の127人のマスターを全て殺すこと
その時、万能の力であるムーンセルは貴方の手に渡るでしょう

BBはゲームの解説を始めた。
128騎のライバルがいる聖杯戦争。
BBが暇つぶしに始めたゲームだった。
あらゆるものが疑似霊子で再構成された光でできた領域のようなもの。
情報生命であるBBと、有機生命のセンパイも、
同じ尺度とタイムスケールで相互理解できる。
ここで得た知識・経験・パワーソースは物質世界に戻っても引き継がれる。
セラフィックス電脳化の原因はセンパイの手で明らかにすればいい。
藤丸がいるのはセラフィックスの正面ゲートだった場所。

藤丸：でもその、マップがどう見ても女性の体……
BB：その件はスルーしてください
油田基地と意識が同化するのは必然だったわけで
どんな形に再フォーマットするかは言わなくても分かるでしょう？
このSERAPHが海溝に沈みきった時、皆さんは消滅します
それはわたしにも変えられないルールです

鈴鹿御前がいきなり襲ってきた。
かわした藤丸は尻餅をついた。
メルトリリスが藤丸を庇った。

スズカ：……！アンタ、なんで……
メルト：文字通り、地の底から羽ばたいて戻って来たわ
もう一度貴女たちと戦う為にね
藤丸：(BBと同じ顔……？！)
メルト：あの女から助けてあげるわ
その代わり、アナタは私と契約しなさい、いえ、するべきよ
藤丸：……わかった！
スズカ：廃棄処分になったくせによく吼えるじゃん
ヘンな稲妻が走ったから見に来て大正解
何であれ、活きのいい獲物はレアだし

シェイプシフターTYPE I(術)2体

スズカ(剣)

スズカは全耐性がかかってる

メルト：そのパッシブスキル、
外部からの衝撃を全て1/10にするなんて、
いつから不感症になったの？
大方BBの入れ知恵だろうけど
私が裏から席を外している間に、そこまで堕落したのねスズカ
スズカ：KP(カルマファージ)は勝者の特権、センチネルの証っしょ！
だいたいアンタが役目を放棄したから
私にお鉢が回ってきたんじゃない
邪魔なサーヴァントはみーんな始末して聖杯をゲット
で、天満の姫としての霊基に変生するってワケ
私、マジ本気だから、
願いを叶えたいなら、まずは霊基を取り戻さないとってね
メルト：私がただ貴女を斬りつけていただけだと思うの？
貴女のKPは確かに頑丈そうだけど……
薬物、毒物には効果はないのではなくて？
だって、オイルを弾くようでは女失格だもの
私は快楽のアルターエゴ、毒と蜜の女王
レベルは下がっているとしても、私のウイルスは凶悪よ？
スズカ：……アンタ、初めから私のスキルを知っていたわね？
メルト：当然でしょう？
貴女より前のセンチネルですもの、私
スズカ：毒対策をしていなかった私の落ち度でしょ
もともとこっち側は私の管轄じゃないし
そこの、うわーあたしすごい置いてけぼりだ、
みたいな間抜け顔さらしている凡人マスター！
自己紹介まだだっけ？まだよね
私は第4天魔王の娘、鈴鹿
爛漫吹雪くJKセイバー、鈴鹿御前
もう逃がさないから、後でメアド教えるし！

鈴鹿は逃げた。

メルト：最後まで上手に私のマスター役ができたら、そうね……
きっと元の世界に戻してあげる
だから今は私の言うことを聞きなさい
見たところ、まともな英霊とは契約して貰えない落ちこぼれマスターなのでしょう？
なら喜び、光栄に思いなさい
この私という女神に助けられたことを
藤丸：キミ、女神なの？
メルト：複数の女神を融合したハイサーヴァント
マスターならステータスを確認できるでしょう？
今は先に進みましょう
ここ正面ゲートは完全に電脳化してしまっているけど
一部の施設は元のまま残っているわ
油田ケーブルエリアを目指しましょう
あそこからならメイン施設に侵入できる
電脳化した領域だとアナタたちは少しずつ分解されていく
人間なら数時間でデータ変換されて、SERAPHに取り込まれる
サーヴァントでも数日もたないでしょうね
SERAPHが海底に到着するより先に、みんなデータにされてしまう
藤丸：でも海底までは数時間だって……
メルト：それは現実世界の話でしょう
SERAPHでの時間尺度は外の100倍……
現実の1分は、ここでは100分に相当する
マリアナ海溝の底までは2時間半もあれば到着するでしょう
その2時間半は10日間に相当する
自分の外側がデータ変換されて溶け始めているのが分かる？
あと2時間半でSERAPHに取り込まれてしまう
その前に活動拠点にできる安全地帯を探します

藤丸は手を差し出した。

メルト：握手……？
バカなの？
時間がないと言ったのに、聞いていなかった？
藤丸：迷惑ならいいけど……
メルト：待ちなさい、ちょっと待って
少しだけでいいから……く、こ、の……！
甘く見ないで、これぐらい、私にできないとでも……！
はい、手を上げたわよ！
これでいいんでしょう？
藤丸：もちろん、さっきはありがとう
メルト：……なんだ、こんなにも簡単なことだったのね
藤丸：何が？
メルト：アルターエゴに触れるなんて
物好きな人間だって呆れただけよ

NPCメルトリリスのみ出撃

イーターTYPE I(馬)2体

シャドウサーヴァント(馬)マルタ

メルトは藤丸の様子を見に来た理由を語ってた。
BBが妙に構っているから特別な参加者と思ったらしい。
このSERAPHは模倣されたもの。
オリジナルはもっと大きい。
月の内部がフォトニック結晶でできた世界。
SERAPHはムーンセルを効率よく運営するための都市型エンジン。
人間やAI、NPCを生活させて大きな成果を出すためのネットワークだった。
この世界ではムーンセルそのものが尽きることのない聖杯。
ムーンセルは自らの使用者を選ぶ。
でも観測機械にすぎないムーンセルに、人間の善し悪しは分からない。
だから公正な判断基準として、生存競争によるふるい落としを選択した。
128人のマスターをSERAPHに招いて聖杯を競わせる
それが月の聖杯戦争と呼ばれる殺し合い
今のSERAPHと大差ない。
もっとも月の聖杯戦争はトーナメント形式だった。
1回戦から7回戦で終わる。
誰と戦うのかも運営が決定していた。
バトルロイヤル形式がここのルール。

藤丸：じゃあBBは……？
貴女がBBに似ているのは？

メルトがBBと似ているのは、BBから切り離された別人格＝アルターエゴだから。
人間は嫌いだけど、BBはもっと嫌い。
BBへの嫌がらせで藤丸を助けた。
BBは月の聖杯戦争に配置された上級AI。
魂までデザインされた情報生命体。
今は月の支配者を気取っている、バグった人。
人間を守る基本命令がエラーを起こして
人間を管理することが正義と思い込んでいる。
ある事件でムーンセルを掌握するところまでいった。
最後にドジをして人間に敗北した。

メルトはサーヴァントの気配を感知した。
まだこちらに気づいてない。
今のメルトは性能が低下してる。
格下でも取りこぼすかも。
令呪で開幕宝具をぶっ放せば勝てる。

藤丸：それ、格下相手じゃなくて格上相手への戦法じゃ……
メルト：うるさいわね、より確実な手段をプレゼンしただけよ
私の勝利がアンタの勝利なんだから、気前よく使っておきなさい！

NPCメルトリリスのみ出撃

ガウェイン(剣)

自身に攻撃アップ3Tを使う

HP22503で負けた
聖晶石コンティニューした

メルト：待って、よく見たらガウェイン？
でも128騎の中に貴方がいた覚えは……
ガウェイン：そちらにいるのは藤丸立花……藤丸立花ですね？
よかった、無事合流できたようです
こちらにレイシフトした際、はぐれた時はどうしたものかと
藤丸：あれ……？ネロじゃなくて……？
ガウェイン：そのようなご冗談を、ははは
セイバー、アーチャー、、あとなんかの3騎
マスター藤丸の護衛として同行したではないですか
藤丸：もしかして……あの時……

藤丸の脳裏にネロ、玉藻、エミヤが弾かれた記憶がよぎった。

ガウェイン：私はカルデアから同行したサーヴァント
BBとやらのアナウンスは私も聞いています
SERAPHとやらの事情もそれなりに
藤丸：ガウェイン　が　仲間になった！
メルト：他にサーヴァントを連れてきていた？
しかも3騎？
頼れるのは私だけじゃなかったの？！
藤丸：誰に対して怒ってるの？
メルト：怒っていないわ、詳しく説明して、詳しく！
ガウェイン：……なるほど、藤丸の窮地を救ったのが貴女だったのですね
(それにしてはタイミングが良すぎる
アルターエゴとやらがカルデアに協力する理由もない)
メルト：……まあいいわ
他に同行したサーヴァントは誰なのか聞かせなさい
……赤いマントで双剣使いのアーチャーと
狐耳の巫女服のキャスター……
……赤いマントのアーチャーですって？
藤丸：知り合い？
メルト：別に、単に顔を見た瞬間、切り刻みたくなるだけよ
(……もうえり好みできるじょうきょうじゃないもの
チャンスは二度とはないのだし……)
安全地帯の確保の他に、
はぐれたサーヴァントを探し出すミッションも加わったということね
ガウェイン：おや、私というサーヴァントがいても
貴女は同行を続けるのですか？
メルト：当然でしょう？
そう簡単に私から逃げられると想わないことね藤丸
私以外にサーヴァントがいたところで
アナタとの契約は切らないわ
ガウェイン：……ここは右も左もわからない戦場
SERAPHをよく知る協力者は歓迎したいところですが……
BB：信用はできませんよね？
だってあからさまに怪しいんですもの、その娘
いったい誰が味方なのか？
いったい誰がヒロインなのか？
他の2騎のサーヴァントはどこにとばされてしまったのか？！
そんな疑問にお答えするアナタのエンジェル
本日3回目のBB……チャンネル……！

BBが藤丸たちの前に現れた。

BB：なーんて、番組ではなく
ちょっと想定外のできごとなので、この通り
月の支配者BBちゃん、目障りな虫ケラを潰しに、直接登場しちゃいました♡

サポートはNPCメルト、ガウェインを選べる

藤丸：BB……？！
BB：その「げぇ？！ボス？！」みたいな選択肢、最高です
でもBBちゃん悲しいです
そんないたいけな藤丸さんに、お仕置きしなくちゃいけないなんて
いつまで経っても第1エリアさえ突破できない
のろまな亀みたいなセンパイが悪いんですから
メルト：……その喩えなら、最後まで勝ち逃げるのは藤丸でしょうけどね
アナタが直接出てくるなんて、ルール違反じゃないの？
ボスはボスらしく、最深部でモニターしてるべきでしょうに
BB：マスターにサーヴァントは1騎まで
複数契約とかBBちゃんの目にハイライトがあるうちは許しませーん

藤丸はBBと話をしようとした。

BB：お話しですか？お話しですね？！
バトルもトークもBBちゃんには効果がないのです
なぜなら……そう、なぜならば
このSERAPHでは、全ての事象はわたしの思うがままなのですから
緑茶さん、出番ですよ
リニューアルしたモーション、見せてあげてください

ロビンフッドが現れた。

ガウェイン：貴方はカルデアのサーヴァントではありませんね？
ロビン：そっちのマスターはオレと面識あるってか？
だが、あいにくここじゃあ敵同士だ
遠慮も未練もなく、あっさり殺されてくれや
BB：さっすが緑茶さん、知り合いだろうが恩情なし
そういうところ、ホント、私好みです
だから……手を抜かないでくださいね？
少しでも裏切るそぶりを見せたら、貴方も廃棄場送りです

開幕スロットで弱体耐性ダウン10Tがかかる(ランダム？)

シェイプシフターTYPE I(術)
シェイプシフターTYPE II(術)
シェイプシフターTYPE III(術)

ロビンフッド(弓)

全体毒を使う

BB(月)

クリ威力アップ2T＆クリ率アップ2Tを使う

弱体解除＆弱体無効1回3T＆HP3000回復を使う

青ゲージブレイクで終わり

BB：今のスロットこそ、今回の目玉
皆さんに等しく敗北する危険を振りまく魔のルーレット
その名も、テリブルBBスロットルー、なのです
ガウェイン：SERAPHでの戦闘では
今のような邪魔が入るというのですか？！
BB：もちろん
思わぬ邪魔者の乱入で告知が遅れてしまいましたけど……
そこは不問にしましょう
ドキドキ☆深海脱出ゲーム！
クリアしたマスターには聖杯もアリアリ？！
SERAPHの真相を究明する
あるいは最後の1騎になる
この勝利条件が果たされた時、アナタたちはSERAPHから解放されます
メルト：そう、それがアナタの立ち位置よ
なのにどうして、今回は直接でてきたの
BB：このゲームにつきあえない人は要りませんから
ここでプチッと潰しちゃうかなって
でも、せっかく喚んだのに自分の手で殺しちゃうなんて、
ちょっとコストに合いませんよね
BBちゃん反省です
メルト：ご覧の通りよ藤丸
バグだらけの酷い女でしょう？
BB：そういうメルトこそ、どうしてカルデアの味方に回るんですか？
そんな命令をした覚えはありませんよ？
メルト：私は快楽のアルターエゴ
SERAPHのルールより自分の快楽を優先するわ
センチネルであることを放棄はしてないし
最終的な役割を果たす以上、アナタも文句はないはずよ
BB：メルトはそういう搦め手を使うんですね
他のセンチネルとは狡猾さが段違いです
メルト：納得がいったならもう帰って
どうせドックにつながるルートも弄っているんでしょう？
探索の邪魔をしないで
BB：探索をメインにするならお手伝いしてあげます
SERAPH内は管理者権限でロックしている通路がありますが
ワイロなどいただければ、こっそり開けてあげますので
でも探索もほどほどにした方がいいですよ
先に進めば功性プログラムは強くなりますし
SERAPHを守るサーヴァント、センチネルにも襲われてしまいます
このSERAPHは人の心を迷宮にしたもの
いわば人間のインナースペースです
かつてはサクラ迷宮とも言われましたが
そのあたりの詳細は省きます
センチネルは強力なパッシブスキル……KPを与えられています
センチネルとの戦闘は避けることを推奨します
センチネルは全部で5体
SERAPHを5分割いて守っていますので
新しいエリアに移動する時は相応の覚悟をお忘れなく、です♡
そうでした、忘れてました
はい、生き返れー☆
ロビン：戦闘のトドメより今の蘇生の方がいてえぇ！
つーかなんだよ、さっきのバトル？！
オレのレベル、なんで30まで下がっていたワケ？！
オタクがチートしてくれないんで
こちとら地道な努力でマックスまで上げてたんですけどねえ？！
BB：緑茶さんったら、いつのまにかカンストしていたから
ちょっとイラッときてドレインしちゃいました……
でも、そのおかげでBBちゃんはLVアップ！
winｰwinの関係ですね、ナイス、プレゼント
それでは気を取り直して、さよ～なら～☆
……ああ、カルデアのダヴィンチとかいうサーヴァントの発言に修正を
未来へのレイシフトは難易度が高いだけで不可能ではありません
アナタたちのレイシフトでは2017年から先のレイシフトはできないからです

概念礼装「BBショット」
100KP

1幕 スワンレイク・リターンズ(2/6)

サポートはNPCメルト、ガウェインを選べる

開幕スロットでクリ威力ダウン10Tがかかる

チンピラゾンビ(術)3体

チンピラゾンビ(術)2体

小魔(弓)2体
ジル(術)
海魔(弓)
大食海魔(弓)

海魔はスター率ダウン3Tを使う

ガウェイン：先ほどのサーヴァントにはマスターがいませんでした
なぜマスターはいなかったのでしょう？
メルト：いたわよマスター
サーヴァントの近くにはいないだけ
気にしないでいいわ
だってみんな、とっくに死んでいるもの
マスターはいたけど、サーヴァントを喚び寄せた時点で本当に死んでしまった
ガウェイン：彼らは単騎で殺し合いをしているのですか
もう戦う理由はない
守るべきマスターもいないというのに……
メルト：だからアナタたち以外のサーヴァントは
みな自分の欲望のために行動している

藤丸は聖杯のような光を見つけた。
誰かの記憶が見えた。

2017年1月、セラフィックスは異常に見舞われた。
港の船はすべて炎上、ヘリも壊されていた。
外との連絡もつかなかった。
基地のいたるところが消滅した。

2月、昼のスタッフ、夜のスタッフ、合わせて100人ほどになった。
比較的安全な……消滅のない中央管制室で暮らしていた。
食糧備蓄はあった。
5月を待てばカルデアが異常事態に気づくと希望を持ってた。

3月、所長ヒデヤス・アジマが処刑された。
この事態を予見できなかった責任を取らされた。
いつの間にか暴力機構ができていた。
みなの総意だった。
次に事態を解決できない副所長が処刑。
洗浄エリアの鍵を落とした女性が処刑。
薬が切れて役に立たなくなった医者が殺された。
ベックマンに逆らった職員は外の怪物の生贄に選ばれた。
多く食べるという理由で男が殺された。
水をこぼしたという理由で女が殺された。
異邦人だからと殺された。

4月、ここでの100分が外界の1分に相当すると判明。
カルデアからの救援が来るのは50年以上も未来になる。
セラフィックスの大部分は電脳化してた。
もう、あの恐怖、あのBBに耐えられない。
だから管制室を出てタバコを吸った。
ルールを守れないのか！と床をこするハンマーの金属音が聞こえた。

聖晶石
100KP

1幕 スワンレイク・リターンズ(3/6)

サポートはNPCメルト、ガウェインを選べる

藤丸たちは分岐点にいた。
中央管制室があった胸部。
ドックやヘリポートがあった太股。
このエリアは髪と呼ばれていた。
海底ケーブル類をまとめたエリア。
あとはポンプと動力源が融け合ってる。
SERAPHで安全なエリア。
センチネルもここまではこない。
重要なのは胸部。
生き残りがいる可能性もある。
トリスタンが現れた。

藤丸：円卓の騎士トリスタン？！
トリスタン：貴方は……もしやマスターですか？
出逢いに出逢ったサーヴァント、実に7騎
その悉くが狂乱の淵にあり
その悉くを処断してきました
その果てに出会えたマスターですら、そのような毒婦と共に行動している
私はその毒婦を処断しなくてはなりません
藤丸：……それは
……わたしの意志で決めることです
トリスタン：貴方はその純真さゆえに命を落とすのです
その愚かさが私にはとても悲しい……
ガウェイン：レディ・メルトリリスの禍々しさは認めましょう
隙あらば私の首を切り落とそうとしているのも事実です
メルト：そこまでは思ってません！
ちょっと小突きたいくらいです！
ガウェイン：しかしこの通り、誇りある戦士である事は間違いありません
藤丸と私にとって彼女は頼もしい協力者
そんな彼女を藤丸が自分から見限るなど、とても
トリスタン：……そうですか
ではもう言葉は不要ですね

開幕スロットで防御ダウン10Tがかかる

怒れるトリスタン(弓)

単体に強化解除を使う
自身に回避1回を使う

メルトがトリスタンを馬乗りにした。

トリスタン：水の体とは不覚
私の弦は水面を断つことはできても湖そのものは崩せない
貴女を仕留めるには大地を穿つほどの大打撃か
湖を焼き尽くすほどの熱量が必要だった
ガウェイン卿の聖剣のような
……いつまで敗者をいたぶるのです
早々にとどめを……む？
そんな状態で戦っていたのですか貴女は？
メルト：……興が醒めたわ
私の毒で融解するまでもない
ガウェイン、藤丸、その男、今のうちに始末して
ガウェイン：……異な事を
卿を追い詰めたのは貴女だ
その貴女が殺さないのであれば
私たちが卿に追い打ちをかけるのは筋が通りません
貴女はトリスタン卿を見逃したいのでしょう？
メルト：サーヴァントなんて生かしておいても邪魔になるだけ
殺したいに決まってるじゃない
……でもタイミングを逃したのよ
奥の手も見せてしまったし
もう一度追い詰めるのは面倒だわ
藤丸：邪魔にならなければいいんでしょう？
ガウェイン：意見が一致しましたね
卿も騎士であれば勝者への礼は心得ていよう
私たちに卿の命は不要だ
それよりも今は1騎でも多くの助けが欲しい
メルト：はあ？！何言ってるのよ貴方
シ・マ・フ！
片付けなさいと言ったのよ私は！
トリスタン：……よろしい、その少女はともかく
貴方のマスターは信頼に足る人物のようです
その目的も邪な聖杯戦争ではなく
より深いものとお見受けしました
藤丸：トリスタン　も　仲間になった
メルト：また1騎、余計なサーヴァントが……
藤丸のサーヴァントは私だけ
そういう展開だと期待していたのに……

サポートはNPCメルト、ガウェイン、トリスタンを選べる

トリスタンが召喚されたのは10日ほど前。
BBを捕らえようとSERAPHを探索し、
その過程で何騎かのサーヴァントと遭遇した。
彼らは理性に欠けていた。
大部分は処断した。
そんな彼らですらアレに比べれば生やさしい。
このエリアを支配、いや破壊して回る巨大なアレ。
メルトとは違うタイプのアルターエゴがいる。
ブレストバレーと呼ばれるポイントに陣取っている。
名前は愛憎のアルターエゴ、パッションリップ。
BBから生まれたもの。

女性が助けを呼んで逃げてた。
藤丸を見てカルデアの救援と勘違いしてた。
マーブル・マッキントッシュ、28歳。
メルトに気づいて動揺してた。

マーブル：どうしてカルデアの人間とエゴがいるの？！
あわわわ！追いつかれちゃった！
逃げましょう、みんな逃げましょう！
アイツはさっきやってきた新しい128騎のサーヴァント
ぜんぶをまとめて潰した怪物なんだもの

パッションリップが現れた。

メルト：(やっぱり拘束されているのね
辛いでしょうけど、待っていてリップ)
構えなさい藤丸
SERAPHを探索するにはセンチネルを倒す必要がある
アナタの敵がどんなものか、身を以て知りなさい

開幕スロットでQuickダウン10Tがかかる

パッションリップ(別)

無敵貫通2T＆攻撃時に弱体付与1回2Tを使う

6T経過で終わり

リップが空間ごと通路を圧縮した。
視界に入るものは潰してキューブ状にする。
ブレストに通じる道は消滅した。
藤丸たちは分岐まで戻った。

聖晶石
200KP
ゲートキーが入荷(エルボー)

WANTEDセイバーS

開幕スロットでQuickダウン10Tがかかる

ジークフリート(剣)

紫ゲージブレイクでチャージプラスを使う
自身に弱体解除を使う

概念礼装「BBショット」
500KP

WANTEDライダーG

開幕スロットで攻撃ダウン10Tがかかる

ゲオルギウス(馬)

タゲ集中3T＆防御アップ3Tを使う
精神異常耐性アップ3Tを使う

紫ゲージブレイクでガッツ1回5Tを使う

概念礼装「BBショット」
1500KP

1幕 スワンレイク・リターンズ(4/6)

マーブルは中央管制室から逃げて来たらしい。
残ってる職員はアーノルド、トラパイン、ホリィの3人。
トラパインはカルデアと連絡を取ると言って帰って来なかった。
ホリイはモルヒネ打ち過ぎでロッカーから出てこなくなって1週間。
食糧も少ししかなかったからアーノルドと喧嘩になると思い、逃げ出した。
メルト曰くドックにも電脳化されてないエリアがある。
精神的支柱……西洋の礼拝堂があった。
ただしヴラド三世がいる。

聖晶石
200KP

1幕 スワンレイク・リターンズ(5/6)

サポートはNPCメルト、ガウェイン、トリスタンを選べる

血塗れの槍が30以上刺さってた。
サーヴァントだけではない。

ヴラド三世：これは意外、マスターもいたか
殺さねばなるまい、息の根を止めねばなるまい
真なる神の愛をオレが示せねばなるまい
ガウェイン：ランサーであれば私の出番です
その血塗れの鎧ごと、我が炎で清めてみせましょう
ヴラド三世：待っていたぞ素晴らしき仇敵よ
だが槍兵と侮るなよ？
我が身は魔神に侵されている

開幕スロットでNP獲得量ダウン10Tがかかる

イーターTYPE I(馬)2体

イーターTYPE I(馬)2体
イーターTYPE II(馬)2体

ヴラド三世(槍)

弱体耐性アップ＆防御アップ＆攻撃アップがかかってる

クリ率アップ2T＆タゲ集中1Tを使う

藤丸：ヴラド三世、さっきの言葉は……？！
消える前に教えてほしい……！
ヴラド三世：オレも激情が過ぎたか
言わずともよいことを口走るとは
知りたければ礼拝堂に急ぐがいい
そこに貴様のサーヴァント……
カルデアより現れたアーチャーが待っている
ガウェイン：(そうであればなぜ出てこない……？
ここにマスターがいることはわかるはず)
ヴラド三世：味方であっても気は許さぬことだ
このSERAPHでは誰であれ……
ただの一度でも心の瑕を見せれば取り込まれる
メルト：赤いマントの双剣使いで褐色の肌の弓兵？
だったかしら？
みっともない、ナンセンスにもほどがある
マーブル：私はあの礼拝堂、ちょっと……
よくない思い出があるんだけど……

礼拝堂に入るとエミヤオルタがいた。

エミヤ：遅かったな藤丸
藤丸：エミヤはエミヤでもオルタなエミヤ先輩！
メルト：なぜなの？！
あのキザったらしいドンファンを出しなさいよ！
エミヤ：あちらのオレと多少の因縁があるようだ
そいつは災難だったろう、イラつくからな、あの男は
藤丸：……と、いうのがここまでの経緯です
エミヤ：あそこに陣取ったアルターエゴは難敵だ
BB曰く心の鍵があれば攻略できるとの話だ
メルト：今は藤丸の休憩でしょ
上に部屋があるから6時間だけ眠ってきなさい
それで魔力も回復するでしょう
気力さえあれば情報分解されることもないわ
だから、ここを拠点にしてSERAPHを探索する
エミヤ：その前に報告がある
祭壇の裏に端末があってな
ここのスタッフが保管していたレポートのようだ
厳重にロックされている
サーヴァントやアルターエゴでは開封できない術式だ
もし解除キーを手に入れたら開けておいてくれ
ガウェイン：まずは睡眠です
個室は多いようですから、みなでゆっくりと休むとしましょう
マーブル：みんなって、そのアルターエゴも、なの？
アルターエゴはセラフィックス職員を殺して回った怖い怪物なのよ？
一体、どんな経緯で……
メルト：私も人間なんかの側でスリープモードに入るのは安心できないわ
外で休んでくるから安心して
私はSERAPHにいても分解されないしね

藤丸は壁の残骸が気になった。

メルト：あの黒アーチャーが暴れたのでしょう
何にせよ、アナタには何の意味もないものだわ
藤丸：……そうだね
メルト：そう、ただの残骸、だから忘れて
(何も知らないくせに気がつくなんて
ありがとう私のマスター
誰も知らなかった彼女の最期に、たった少しでも気づいてくれて)

聖晶石
300KP
ゲートキーが入荷(教会の鍵)

1幕 スワンレイク・リターンズ(6/6)

教会の鍵が必須

エミヤ：BB自らがゲートキーを販売していたとはな……
どうせ拾いものだろうに、極悪なブローカーだ
マーブル：BBってセラフィックスをSERAPHにした張本人よね？
なんで私たちにアイテムを売ってるの？
メルト：彼女とにかく屈折しているというか
やることなすこと空回りなAIだから……

藤丸はキーでレポートを開封した。
見る人間の脳に直接データを送るらしい。
2017年2月7日からの記述だった。

2014年に、こころのケアをするセラピストとして招かれた。
教会が仕事場だった。
通常職員と特殊職員、石油資源と魔力資源、昼と夜のスタッフ。
軋轢が生まれるのは当然だった。

2017年1月、セラフィックスに異常が起きた。
外部との連絡が取れなくなり、内部では原因不明事故が多発。
200名近い人間は軽い恐慌状態となった。
怪我人も多く出た。
現場に立ち会い、暗闇に光る無数の目を見た。
人間の心を食らう怪物の姿を。

2017年2月、他人を信じられない。
自分だけが愛おしい。
良識も道徳も腐った食べ物のように気持ち悪い。
焚き火と銃声、生贄。
教会の外で祭りが行われてる。
私は最後まで集団心理をほぐし、理性的な習慣を維持させなくては。

さんがつ、きょうは、ひだりめをつぶされた。
ゴミのように、わたしのいえに、ほうりこまれる。
わた、私は……。
最後の力で教会の鍵をかけた。
この変革した私を誰にも見られたくない。
人々は狂気に取り憑かれた。
私は何か恐ろしいものに取り憑かれた。
無能ども、獣にも劣る害虫ども。
あいつらが地獄を望むなら、本当の地獄を呼んでやろう。
……そんな声を聞いた気がした。
天体室に入ってはいけない。
天体室の実験を再開させてはならない。
誰か、私が乗っ取られる前に、私をここで殺して欲しい。

藤丸はみんなに見たものを語った。

エミヤ：閉塞状態によるカルト化、暴行、粛清か
大方の予想どおりだな
トリスタン：BBという愉快犯による災害と思っていましたが……
ガウェイン：電脳化……BBを喚んだのは職員ということでしょう
マーブル：でも天体室？そんな部署あったかしら？
メルト：天体室はSERAPHの中心にあるわ
セラフィックスを電脳化させている動力源よ
これで最終目的は見えたでしょ？
セラフィックスを戻すには天体室を探せばいい

トリスタンはマーブルと教会に残る。
エミヤはサーヴァント撃破を進める。
藤丸、ガウェイン、メルトが探索。
メルト曰く中央管制室に行けば脱出の方法がわかるかもしれない。
そこならカルデアと通信がつながる。
まだSERAPHになりきってないので、カルデアでも藤丸が観測できる。
レイシフトは観測さえできれば呼び戻せる。
近未来観測レンズに姿が映りさえすれば。

聖晶石
500KP
ゲートキーが入荷(アンクル)

WANTEDランサーC

開幕スロットでArtsダウン10Tがかかる

クーフーリン(槍)

自身に回避3回＆防御3Tを使う

概念礼装「BBショット」
600KP

WANTEDアーチャーT

開幕スロットでBusterダウン10Tがかかる

ニコラテスラ(弓)

紫ゲージブレイクで無敵貫通2T＆クリ率アップ1Tがかかる

概念礼装「BBショット」
1600KP

2幕 滑落のコッペリア(1/5)

新たな区画にいた。
メルト曰くマニュピレーター制御やメンテナンスの区画らしい。
まだ上腕部で、掌部に行けば地質調査アームがある。
……BBチャンネルが始まった。

メルト：今回はどんなルールを追加しに来たのBB
アナタのことだから、またイヤがらせでしょうけど
BB：メルトリリスの反抗期には困ったものですが
その飲み込みの早さは評価に値します
サクラファイブで一番知性が高いですし
だから人類側に離反してしまったんですけど
ガウェイン：レディ……貴女はやはり
メルト：私は別に人類たちの味方じゃないわ
BBの手駒でいることに嫌気がさしただけよ
BB：パッションリップは聞き分けがいいのに
どうしてメルトリリスは素直ではないのでしょう
やっぱり高飛車・貧乳の違いでしょうか……
メルト：胸の大きさは関係ないわよ、胸の大きさわ！
それ以上踏み込むとアナタが殺すより先に私が藤丸を殺すわよ！
BB：せっかくのオモチャを他人の手で壊される
そんな無粋な真似をされたら、わたしの寛容も海抜ゼロ
SERAPHごと皆さんを消してしまいますから
現実は水深4000メートルですよ？
SERAPHがなくなれば人間なんてイチコロです☆

BBは新たなセンチネルを呼んだ。
タマキャだった。

メルト：聞きたくないけど、アレ、アナタのサーヴァント？
藤丸：クラスが違うような……でもまあ同じか……
タマキャ：アタシは気がついたらSERAPHにいた箱キャット
BBに拾われて絶対服従首輪をつけられ
今はただその恩を返すために走るネコなのだワン
藤丸：つまりいつも通りということか……
BB：リップさえ服従させるギアスを受けて
なんで平気で喋ってるんでしょう、あの人……いえネコ……

サポートはNPCメルト、ガウェインを選べる

激神タマモキャット(狂)

宝具超絶アップ1回がかかってる
攻撃アップ2Tを使う
防御アップ3Tを使う

BB：あの……キャットさん、せっかくのKPを使っていませんでしたよね？
タマキャ：……K……P……？
BB：はい、キャットさんに期待した私がグレーと愚かでした
タマキャ：ネコの手を借りるとか、その時点で詰んでいるのだな
む？足下から感じる、いけてる気配……もしや落とし穴では？
BB：当然、没シュートです
キャットさんは所定位置で待機していてください！

タマキャは落とし穴に落ちた。

BB：それでは今回はこのあたりで
いつも可愛い、アナタのBBチャンネルでした～！
メルト：まって、今のコントに関しては何も言わないであげるから
私の質問に答えなさい
マーブルという女職員が言っていた、新しい128騎とはなに？
まだ今回の聖杯戦争は終わってないのに、もう次のテーブルに移ったの？
BB：もちろん新しいサーヴァントを召喚したんですよ
リップが間違えて潰しちゃいましたけど
次の準備ができたら、また召喚されると思いますよ？
もっとジャンジャン喚んで
もっとドロドロに内ゲバして
もっともっと激しく抵抗してくれないと
時間神殿の再現にはなりません
ガウェイン：BB、貴女はあの戦いを知っているのですか？！
BB：さあ？
そんな宇宙の外で起きた記録、私にはなんとも
海底まで現実時間であと1時間
残り半分を切ったSERAPH脱出ゲームをお楽しみください
藤丸：……ただの特異点じゃないの？

聖晶石
400KP
ゲートキーが入荷(セパレータ、カインド)

WANTEDキャスターD

開幕スロットでBusterダウン10Tがかかる

ギルガメッシュ(術)

Artsアップ2T＆弱体付与率アップ2Tを使う
攻撃アップ2Tを使う
クリ率アップ2Tを使う

概念礼装「BBショット」
1900KP

2幕 滑落のコッペリア(2/5)

ゲートキー(セパレータ)必須

藤丸：セパレータってどういう意味？
メルト：不純物分離装置のことよ
ここは脱塩処理場も兼ねていたようね
人間でいう肝臓ね
体内に溜まった有害物質を無毒にして排出するもの

藤丸は記憶を見つけた。
始末屋の記憶だった。
邪魔者を消す、機密を漏らす者を消す。
外から搬入される資材の健康状態をチェックする。
ベックマンは生き残りをまとめ上げた。
法を作り、執行者に始末屋を選んだ。
気に食わないやつを殺した。
目についたやつを怪物の餌にした。
なのに、支配する以外に他人と関わる術があると知った。
オレのような男に愛が与えられるとは夢にも思わなかった。
あいつに軽蔑され、見捨てられるのが恐ろしい。
この愛を失うくらいなら……世界なんて滅びても構わない。

メルト：罪人はどう取り繕っても罪人でしょう
許されるとしたら、それはマイナスを修復したときだけ
でも人間にマイナスを治す事はできない
せいぜいプラスで補填して帳尻を合わせて妥協する
貴方も覚えがあるのでしょうガウェイン
善き営みを守りたまえなんていいながら
自分をその対象に入れていない……
正義を行いながら、最期には責任を取るべきだと囚われている貴方にはね
ガウェイン：……それはそうですが、驚きました
まさか貴女からそんな言葉が聞けるとは
ありがとうレディ、ですが心遣いは無用ですよ
私は私で満足しています
メルト：べ、別に気遣ったワケではないのだけど……
そういう強がりも人間だけの特徴だものね
……本当、ままならない生き物たち

聖晶石
700KP
ゲートキーが入荷(ネコ)

WANTEDセイバーA

開幕スロットでBusterダウン10Tがかかる

アルテラ(剣)

紫ゲージブレイクで攻撃アップ3T
クリ率アップ2Tがかかる
攻撃弱体耐性アップ3T＆300HP回復を使う

概念礼装「BBショット」
800KP

2幕 滑落のコッペリア(3/5)

ゲートキー(ネコ)必須

サポートはNPCガウェイン、エミヤオルタ、メルト、フレンドから選ぶ

メルト：本当にあのサーヴァントを仲間にするの？
倒してしまった方が後腐れがないと思うのだけれど
エミヤオルタ：協調性のないもの、空気を読めないものは
強力な敵より厄介だと思うがね
藤丸：(なるほど、とエミヤオルタを見て頷く)
ガウェイン：なんであれ戦術の幅が広がるのはいい事です
アーチャー軍団が配置されていては私では分が悪い
話は変わりますがレディ、センチネルとは何なのでしょう

メルト曰く、センチネルとはアルターエゴ。
BBに目をつけられれば誰であろうとなれてしまう。
カルマファージ(KP)に耐えられる霊基なら誰でもいい。

エミヤオルタ：ファージはウイルスのファージを指していたのか
あの驚異的な能力は感染症のようなものだったとはな
おまえたちアルターエゴらしい醜悪さだ
BBが自分の感情を材料に作ったアバターだろう？
その過程で複数のサーヴァント……
女神のエッセンスを集め、複合したモザイク霊基
生まれながらにして違法の塊
ヒトならぬ殺戮人形がおまえたちの本質だ
メルト：貴女のいう通り、私たちアルターエゴは違法霊基
BBが完全なAIには不要として切り離した
愛憎、快楽、純潔、渇愛、慈愛の5つの感情から作られ
その属性に縛られた怪物だったわ
以前は感情に突き動かされる自分たちがイヤだったけれど今は違う
私たちは私たちの感情に向き合うようになった
私たちはアルターエゴのままでいい
それでいいと言ってくれる人間がひとりでもいれば
私たちは怪物のままでいいの
エミヤオルタ：で、いたのか？そんな奇特な人間が？
メルト：私の知る限りどこにでも
人間は思いの外、懐が深かったみたい

藤丸たちはタマキャの元に着いた。

タマキャ：サーヴァントはもう充分……
これ以上仲間が増えても面倒だからこのまま倒してしまえ
そんな不埒なコトは考えていないか、ご主人？
藤丸：大丈夫、キャットを助けに来たから
タマキャ：そ、そうか、それはご苦労なのだな
よし、そういうことで戦うぞ
いかに悪鬼BBなれど、一宿一飯の恩義あり
いまだSERAPHの空気を読めないセイバーとアーチャーに
ネコ地獄をお見舞いして進ぜよう

全味方NP獲得量50％アップ

ロビンZ(弓)3体

ロビンZZ(弓)3体

激神タマモキャット(狂)

タマキャは毎ターン敵のスター減少＆回避1回1Tがかかる
HP回復量超絶アップがかかる
攻撃アップ1T＆防御アップ3Tを使う

エミヤオルタはいきなりタマキャを撃った。
タマキャは消えなかった。

藤丸：……消えてない？
タマキャ：ものすっごく痛いが、致命傷ではないのだな
デトロイトのエミヤ、略してデミヤよ、これは一体？
メルト：(バ……！誰もが避けていた話題を言ってしまったわね、あのキャット……
でもナイスアシスト！
一度ぐらいは言ってやりたかったのよ！)
エミヤオルタ：オレは魔術回路を見る専門でな
おまえの霊基に濁った部分があった
そいつがKPと見て撃ち抜いたまでだ
……たまたま似たような症状を知っていたからな
タマキャ：おかげでBBとの縁も切れたゆえ
晴れてご主人の力になれるぞ、連れて行くがよい！

聖晶石
700KP

2幕 滑落のコッペリア(4/5)

藤丸たちは教会にいた。
マーブルとトリスタンが出迎えた。

ガウェイン：行けるエリアはすべて探索しました
しかし中央管制室……胸部エリアにつながるルートはない
更なる探索を続けるべきか
SERAPHからの撤退を考慮するべきか
藤丸：……本当に全部回ったのかな？
ガウェイン：正門ゲート、ケーブルエリア
ドックエリア、マニピュレータ制御エリア
セパレータエリアを見て回りました
セラフィックスにおいて、いまあげた以外の施設は他にありますか？
マーブル：地質調査分室と、資源圧縮・乾燥室と
ゴミ捨て場がない……かな？
ガウェイン：やはりそうでしたか、ありがとうございます
メルトリリス、そろそろ隠しごとはなしにしていただきたい
貴女は他のエリアを知っていますね？
メルト：これ以上表側を探索しても収穫はなさそうだし
そろそろあっちの側の話をしてあげる

メルト曰くSERAPHには表と裏がある。
メルトは元々裏側のセンチネルだった。
センチネルだけが表と裏を自由に行き来できる。
裏側に行きたいならSERAPHそのものに裏返ってもらうしかない。

タマキャ：ネコっと話は聞かせてもらった
正月に食べる餅はなぜ美味しいと思う？
それは裏が焼けたら表も焼くからなのだな
回らぬなら回して見せようネコハンド
即ち、もっとも弱い部位を攻撃するのだ
笑う門には福来たる、リンクスリンクス大回転ときた
藤丸：なるほどね、だいたいわかった
ガウェイン：我々の目的地は中央管制室です
裏側に行けたところで解決策はあるでしょうか？
メルト：中央管制室と同じ座標まで移動した後
表側に戻れば、そこが胸部エリア
リップが壊したルートを使う事もなく、目的地にたどり着ける
けれど……
ガウェイン：パッションリップもそのエリアにいる
彼女との戦闘は避けられないということですね？
マーブル：あの爪のアルターエゴも、その……そこの娘も
性能が人間とあまりにも違いすぎて……
正直、側にいるだけで怖いです私……
エミヤオルタ：それはオレも同感だ
だが藤丸は恐れてはいない
なぜだ？メルトリリスはともかく、
パッションリップは文字通りの怪物だろうに
藤丸：あの娘、辛そうだったから
エミヤオルタ：……なんだそれは、本気で言ってるのか、お前
メルト：……バカね、お人好しにも程があるわアナタ
でも、これは私からの進言……いえ助言よ
パッションリップはあの拘束具で操られている
あの娘の戒めを解ければ、必ずアナタたちの力になるでしょう
エミヤオルタ：話にならんな
カルデアのサーヴァントとSERAPHのサーヴァントは別だ
裏側には同行するが、パッションリップ攻略には付き合わんぞ

藤丸たちは休息をとることになった。
メルトが自問してた？
128騎のサーヴァントとの戦いなんてできるはずがありません。
1騎倒すだけでもボロボロになった。
貴女の期待に添う活躍ができるのか、それが不安で。
……嫌われたくないのです。
きっと力が戻れば……元の私に戻ってしまえば……。
こんな風に助け合う事もなくなってしまいますね。
私、自分が分かりません。
元に戻りたいのか、このままでいたいのか……。
でもSERAPHは待ってくれません。
一刻も早く貴女を脱出させなくては……。
その為に……もっとサーヴァントを倒してリソースを使い、元の私に戻る。
全てのサーヴァントを倒してBBを倒す。
そうすればSERAPHをコントロールできる。
……だから、その時まで私と一緒にいてくださいねマスター？

エミヤオルタは外にいた。
藤丸たちに呆れてた。
SERAPHの探索？異常の解明？
それは余力のあるものがすることだよ
対してBBの提案は魅力的だ。
欲望に直結している。
ムーンセルは無限の聖杯。
霊子世界においては過去の改竄すら可能となる。
英霊といえど、この誘惑に耐えられるものはそう多くはあるまい。
むろん、オレを含めてな。

聖硝石
400KP
こちょこちょアームが入荷

2幕 滑落のコッペリア(4/5)

こちょこちょアーム必須

サポートはNPCガウェイン、エミヤオルタ、メルト、フレンドから選ぶ

藤丸たちはセパレータの特区にいた。

ガウェイン：しかし……本当にこの方法で裏側に行けるのでしょうか……
タマキャ：脇腹こそ人体の急所、エステサロンの希望の星
ここをくすぐられて平気な生物は存在しないワン
もんどりうって世界は裏返るって寸法なのだな
エミヤオルタ：試してみろ藤丸、骨は拾ってやる
藤丸：では失礼して……
BB：ちょっ、もっと優しく！
優しくいたずらしてくださーい！
そんなんじゃ全体に影響が出てしまいます
今回はあくまでもお障りだけですから－！
悪い子センパイにはお仕置きが先だと見ました
センチネルさん、やっちゃってください！
ブラックアイドル：まーかせて！
やっとアタシの出番ねBB
あれ？でもちょっと待って、なんでアタシまっくろ？
流行のエリザオルタ？
ちょっと、照明なにやってんの！
逆光でぜんぜん映ってないんですけどぉ！

ブラックアイドル(槍)エリザベート

こちらに毎ターンHP1000回復がかかる

エリザは必中＆クリ率アップがかかる
攻撃アップ2Tを使う
ランタゲに防御ダウン2Tを使う
紫ゲージブレイクでチャージMAXになる
ガッツ1回4T＆やけど2Tを使う

ブラックアイドルは退去した。

BB：……待ちなさい、何のつもりですリップ
そんな命令は出してないでしょう？！

ガウェインがリップを引き留めた。
エミヤオルタが脇腹を撃った。
藤丸の周りが反転した。

聖晶石
900KP

WANTED アサシンJ＆H

ジキル(殺)

こちらにArts性能20％ダウン10Tがかかる

ジキルはクリ威力アップ2Tを使う
紫ゲージブレイクでチャージMAXになる
最大HPプラス＆Buster性能アップがかかる

1000KP
概念礼装「BBショット」

WANTED バーサーカーV

ヴラド三世(槍)

こちらにArts性能20％ダウン10Tがかかる

ランタゲNPダウン＆自身にチャージプラスを使う

900KP
概念礼装「BBショット」

第3幕 ナッツ・クラッカーをもう一度(1/3)

サポートはNPCエミヤオルタ、タマキャ、メルト、フレンドから選ぶ
♀サーヴァントの方が有利(魅了)

気付くと藤丸たちは裏側にいた。
鈴鹿御前が現われた。

鈴鹿：アナタたち、なんかヘンなの増えてない？
タマキャ：ん？なんだそこのパチモン狐？
アタシに何か気になるところでも？
鈴鹿：パチモン狐じゃないっつーの
つーかそっちのがパチモンだし！
なんかむかつく、何故かすっごいむかつくわアンタ
巫女で？狐耳で？かつネコで？良妻系？
見てるだけでもう、まじワケわかんない、ブレすぎ
絶対に分かり合えない気がビンビンするし
マジあんた、どこの英霊？！
やられる前にどこ英か答えるなら今のうちだし！
タマキャ：むう、どうやらパチモン狐はオリジナルと因縁があると見た
我こそは玉藻の前から分かれたタマモナインの一角
あったか肉球なんのその
巧みに家事する知性派ヒロイン……
ご主人の後を追うこと三千世界
どこまでもお供する白エプロンのタマモキャットだワーン！
鈴鹿：……
メルト：……呆れているわね
スズカ、ああ見えて根は真面目だから
あのJK擬態も無理してやっているようだし
キャットみたいな天然には弱いんでしょう
鈴鹿：そ、そんなコトないんですけど！
私、生まれた時からJKサーヴァントだし！
タマキャ：ダウトだFoxTail！
その証言には無理がある、悪いがネコでも分かるのだな
藤丸：そっかー、キャットでも分かるかー
鈴鹿：あー、マジもうムリ、因果的にムリ
ぶっ殺すわ、ドラ猫狐！
BBに案内してやってって頼まれたけど
ケンカ売ってきたのはそっちだし

イーターTYPE I(馬)2体
イーターTYPE II(馬)

イーターTYPE II(馬)2体
イーターTYPE III(馬)

イーターは自身に防御アップ3Tを使う

鈴鹿御前(剣)

鈴鹿は全耐性がかかってる
自身にBusterアップ1Tを使う
ランタゲに魅了1Tを使う
鈴鹿の宝具発動で終わり

鈴鹿の携帯が鳴った。

鈴鹿：こちら鈴鹿、BBちゃん？
ちゃんと指定通りカルデアの連中を……
は？神殿に戻れ？そいつらとは戦うな？
サーヴァントはみんな倒すべしってのが
私と貴女の共通の目的よね？よね？
なんであいつらだけ特別なワケ？
それじゃ私の願いが叶わないじゃん
順番が大切？
カルデアのサーヴァントはノーカン？
あー……そっか、言われてみればそっかぁ……
……はーあ、とにかくそっちに考えがあるワケね
はいはい、かしこまりー
キャット、藤丸、悪いんだけど勝負はここまで
雇い主からお願いが入っちゃってさ
興醒めだけど私帰るわ
アンタたち、管制室を目指してるんでしょ？
なら「うなじ」に向かえばいーんじゃん
その前に色々と見て回るコトをお勧めするけど
前にも言ったっしょ？
セラフィックスがこんな事になったのはBBだけのせいじゃない
せーんぶ人間たちの自業自得
ここはただの油田基地じゃなかったってコト

鈴鹿は去った。
タマキャはすぐに表に戻るよう訴えた。
ガウェインが来てないから。
エミヤオルタはガウェインがリップを止めている今がチャンスと訴えた。
藤丸は管制室を目指すことにした。

聖晶石
600KP
ゲートキーが入荷

WANTED アーチャーA＆M

こちらにBusterダウン20％がかかる

アン・ボニー(弓)

クリ率アップ1Tを使う
紫ゲージブレイクでガッツ1回1HP
攻撃アップ2Tがかかる
自身に攻撃アップ2Tを使う

1200KP
概念礼装「BBショット」

WANTED ランサーK

こちらにArtsダウン20％がかかる

清姫(槍)

全体スター率ダウンを使う
自身にBusterアップ2を使う

1300KP
概念礼装「BBショット」

第3幕 ナッツ・クラッカーをもう一度(2/3)

サポートはNPCエミヤオルタ、タマキャ、メルト、フレンドから選ぶ

メルト曰く正面ゲートの裏には魔術師専用ゲートがあったらしい。
セラフィックスはカルデアの組織。
カルデアはアニムスフィアの組織。
つまりアニムスフィアの魔術師がセラフィックスを使っていた。
タマキャの耳が警告音を聞きつけた。
パスを提示せよ、5秒以内に提示のない場合、即座に射殺する。

ランタゲにタゲ集中10Tがかかる

警備虫(馬)2体

警備虫(馬)3体

ソウルイーター(殺)

ソウルイーターはランタゲに弱体耐性ダウン4Tを使う

メルト曰く警備虫はセラフィックスの元の機能だったらしい。
ロビンが現われた。
BBが秘密兵器を開発したと伝言を語った。
リップの心の枷＝拘束具を壊せる。
どのみちセンチネルとは相手をしないといけない。
藤丸は表に戻ることに決めた。
ロビンがこちょこちょハンド？を持ってるので表に戻れる。

聖晶石
1000KP
リップの鍵が入荷

第3幕 ナッツ・クラッカーをもう一度(3/3)

リップの鍵が必須

藤丸たちが表に戻ると、エミヤオルタが残された。
BBが現われた。

エミヤオルタ：……で、どんな取引だ？
オレだけ残したんだ、美味い話があるんだろう？
BB：えー、単刀直入に言うとですね……
カルデアを裏切って私のプランに従いなさい
SERAPHに残った人間は皆殺しにする
あの藤丸も拘束する
その見返りに、貴方はこの基地の真実を知りなさい
それが貴方本来の抑止力の守護者の役目でしょう？
エミヤオルタ：……なるほど、汚れ仕事か
いい提案だよBB
ちょうど、善人のお守りにも辟易としていたところでね

サポートはNPCロビン、メルト、タマキャ、フレンドから選ぶ

表に戻った藤丸たちは敵に囲まれてた。

藤丸：敵がこんなに……？！
やっぱり罠だった？！
メルト：これはBBのエネミーではないわ！
あの女、本気で嫌われる嫌がらせはできないもの！
……そういうコト、リップがセパレータに現われたのは偶然ではなかったのね
BB：緑茶さん、メルト、キャットちゃん
まずはそこの功性プログラムを一掃してください！
リップを解放するのはその後です

全体防御ダウン20％がかかる

イーターTYPE I(馬)2体
ヘクトール(槍)

イーターTYPE II(馬)2体
アタランテ(弓)

イーターTYPE III(馬)2体
エリザベート(剣)

サポートはNPCタマキャ、メルト、フレンドから選ぶ

タマキャ：もはや一足一刀、即ち撃尺の間合い！
どうすればいいのだご主人？！
BB：もちろん、リップちゃんの中に入るのです！
タマキャ：What’s?!
ロビン：この緊急時にそいつは夢のある……
ってワケねえだろ、なに言ってんだオタク？！
本格的にバグったか？！
BB：バグじゃありません、本気です
これは由緒正しいCCCの伝統……
肉体ではなく精神を攻略する心の戦い……
即ち乙女のコースターなんですから
メルト：やっぱり、藤丸に買わせたコードキャストはアレだったのねBB
でもアナタにできるの？
人間の精神を解析するのは人間でないとできないはずよ
BB：普通の人間相手では無理ですが
KPに侵されたサーヴァントなら何とかなります
でもその為にはセンパイがその手で
対象の胸に手を当てる必要があるのです
まずはリップの動きを止めて、
センパイが安全に触れるようにしてくださーい！
ガウェイン：では、その役目は私が……
彼女を羽交い締めにすればいいのですね？
タマキャ：生きていたかガウェイン強！
だがその傷で無茶をするのか？！
ロビン：アルターエゴ相手にそこまでする義理はねえだろ！
ガウェイン：これは義理や貸し借りの話ではありません
あのレディの心は清らかなもの
少女の涙のために身を挺するのは騎士の本懐……
そして倒すのではなく救うための戦いであれば
全霊をかけることに何の迷いもありません

ガウェインはリップの動きを止めた。
藤丸はリップの胸に手を当てた。
BBが疑似霊子変換を始めた。

全体HP3000回復がかかる

パッションリップ(別)

リップは毎ターン5000HP回復
防御ダウン＆毎ターンチャージアップがかかってる
青ゲージブレイクで防御アップ＆弱体耐性アップがかかる
攻撃アップ2Tを使う
無敵貫通2Tを使う
通常攻撃時、弱体付与1回2Tを使う
防御アップ1Tを使う
ダメージカット3回5T＆弱体無効3回5Tを使う
紫ゲージブレイクで通常攻撃時、確率で即死がかかる

リップの拘束は解けた。
ガウェインは倒れた。
……と思いきや起き上がった。

ガウェイン：この程度の荒事でめまいを起こすとはお恥ずかしい
レディリップの看護であれば私が
休ませるためにも教会に運んであげたいのですが
よろしいですか、藤丸？
ロビン：……やれやれ、そこの騎士さんが頑丈なのは知っていたけどな
まさかここまでの王子っぷりは予想外っつーか
肉体的にも精神的にもタフすぎって話ですよ

サポートはNPCガウェイン、メルト、フレンドから選ぶ

ロビンはいつの間にかいなくなってた。
キャットがリップを教会に運ぶことになった。
藤丸たちは管制室に入った。
魔神柱がいた。

全体スター率ダウン50％がかかる

魔神柱(狂)

隠れていた男アーノルド・ベックマンが現われた。
カルデアにSOSが届いたと喜んでた。
事情を聞いて失望してた。

アーノルド：救出開始から何時間もかけたのに
ようやくここに辿り着いただけなんて……
ガウェイン：お待ちを、マスター藤丸の行動は無駄のない
英断と勇気に満ちたものでした
その評価は不適切なものですミスターアーノルド
改められよ
アーノルド：い、いや、失礼
つい弱気になってっしまってね
ここは、1人だけなのにここまでよく来てくれたと言うべきだった
申し訳ない藤丸くん
メルト：それで、生き残った優秀な人間さん？
貴方以外のスタッフはどこにいったのかしら
アーノルド：ア、アルターエゴ？！
そいつはBBの手先だぞ？！
いったいなにを考えてるんだ？！
藤丸：メルトとBBの仲は最悪です
メルト：そこは彼女は我々の救いの女神ですくらい、
持ち上げておくべきじゃない？！
アーノルド：とにかく戦力として十分に期待できるんだね？
そして質問の続きだが……生き残ったのは私だけだ
ちょっと前まではあと2人いたんだが……
1人は臆病な女性スタッフでね
恐怖に耐えきれず外に出てしまった
もう生きてはいないだろう
あと1人はロッカーにいる、死体だがね
薬のやりすぎで昏睡状態になり、目覚めなくなった
藤丸：マーブルさんなら救助できました
アーノルド：マーブル？……ああ逃げ出した女性スタッフ？
呆れたな……勝手に飛び出したのに、まだ生きているなんて
よっぽど悪運が強かったのか

ガウェインは天体室へのルートを調べ始めた。
アーノルドは部外者が記録を見るのを止めようとした。
天体室などアーノルドは知らなかった。

アーノルド：セラフィックスの記録は
アニムスフィア当主の許可がないと閲覧できない決まりだ
あとで管理責任を問われたらどう責任をとってくれるんだ？！
ガウェイン：申し訳ありませんが我々の管轄外です
マスター藤丸に託された任務はこの事態の解決であって、
貴方の将来の保証ではありませんので
メルト：……ダメね、こっちでもデータは消去されている
あのときはこの人間が消したものかと思ったけど……
私たちが来る前にデータはもう消されていた
天体室までのルートは自分の足で探すしかなさそうね
それと……あら？
なにかしらこのコード……前の時はなかったけど……

メルトは教会の日記の認証パスを見つけた。
アーノルド曰く、教会のスタッフにここに出張してもらってた。
神さまはなにもしてくれないと異常を来した連中がいた。
その暴徒にドクターは殺された。
パスを残す猶予がある緩慢な方法で。
魔神柱は突如床から生えた。
ドクターを殺した連中を取り込んだ。
それきり動かなかった。

藤丸：でもさっきの魔神柱はなんていうか……
ガウェイン：我々の知る魔神柱とは違うものでした
なんというか、ハクがないというか
魂のない魔神柱のようでした

藤丸たちは教会に戻った。
エミヤオルタもいた。
アーノルドはマーブルの名前を忘れてた。

マーブル：(この人、自分より偉い人の名前しか覚えないタイプだったのね、うふふ)

リップは正気に戻ってた。
リップは一緒に戦いたいと申し出た。

藤丸：もちろん、こちらからお願いするよリップ
リップ：ありがとうございます、マスターさん！
それと……ガウェインさんにもお礼を言いたくて
……ありがとうございます
私やメルトをちゃんと女の子として見てくれて
ガウェイン：(む？何のことでしょう藤丸
予想外の幸運ですが、私には思い当たることが……)
藤丸：少女の涙のために戦うって言った
ガウェイン：……ああ、そうでしたか……それは私も嬉しいですね
私の騎士道において、そのような機会はあまりなかった
ですから、貴女の笑顔は報酬としてこの上なく
お名前の通り、野に咲く純粋な花のようです
マーブル：(もしかしてアルターエゴってみんな
話せば分かる娘たちだったのかしら？
なら……彼女たちを敵として攻撃させたアーノルドは
取り返しの付かない失敗をしちゃったのね)

アーノルド＆マーブルは2階で休むと立ち去った。
藤丸たちは認証パスで日記の続きを見た。

ゼパルという魔神柱が記録者に取り憑いた。
セラフィックスには魔術工房があった。
他のロードの目を欺くのと、実験に必要な条件が海底しかなかった。
本日の補充品、○○歳の人間3名
魔術回路、質A、量C、構成正常
レイシフト適性、若干の兆しあり
負荷により5名損傷、廃棄。
至急、適性B以上の素体を補充されたし。
ゼパルは人間に敗れたと認めてた。
失った肉体の代わりに記録者の体を苗床にした。
休息して力を蓄える。
人間として振る舞い、この施設を掌握する。
いずれこの施設を異界にし、魔神として再誕する。
最後にあの悪魔に一矢報いたい。
カルデアの目を逃れて2030年にレイシフトし、
そこからマリアナ海溝へ潜行する。
その底でゼパルは再誕する。
BBが召喚され、私は用済みになった。
私の意識はもう爪の先ほどもない。
できることは独り言くらい。
SERAPHを海底に到達させてはならない。

メルト曰くBBを喚んだのは魔神柱。
BBはナビゲータとしてSERAPHを運営してる。
メルトたちは知ってたけどBBに逆らえないので言えなかった。
藤丸たちが自力で真相に到達する必要があった。
時間神殿から逃れた一柱がゼパル。
月の聖杯を知ってBBを召喚。
BBを使ってセラフィックスをSERAPH化した。
サーヴァントを喚んだのは栄養価が高いから。
SERAPH維持にはサーヴァントの疑似霊子を取り込む以外にない。
つまりサーヴァントを燃料にしていた。
藤丸たちは方針を決めた。
SERAPHの潜行を止め、ゼパルを探して倒す。
6時間の休息後に探索再開となった。

メルト＆リップは屋外で待機してた。
人間たちが怖がるから。
リップはメルトがすごく素敵なマスターに出会えたと察した。
そうでないとメルトの人間嫌いは緩和しない。

メルト：それは……すごく、ではないけど、素敵でもなかったけど
……結局、手を握って貰うことも
約束を守ることもできなかったし
……いいわ、この話は止めて
もう関係のない、挽回しようのない話だから

リップはメルトの両手がおかしいと気付いた。
メルトはリップにデータ共有をした。
メルトが見てきたこと、救えなかったもの、やらなくてはならないこと。
リップは泣いた。
メルトのメモリーが全部耀いてたから。

リップ：こんなのずるいよね
こんな奇蹟が起きたら、どんなAIだって人間を好きになっちゃうもん
メルト：……今度こそ、私たち3人で、あの悪魔を倒すのよ

ガウェインが誰かに呼ばれてた。
内密な話だった。
ガウェインはいきなり消滅した。
藤丸が目覚めると、ガウェインが殺されたとみんなが話してた。
戦闘の痕跡はないから不意打ちだった。
トリスタンは藤丸にSERAPH探索をするよう指示した。
トリスタンはマーブルとアーノルドを守る。
エミヤオルタも藤丸に同行するよう命じた。
アルターエゴ、エミヤオルタ、相互に監視し合ってもらう。

聖晶石
1400KP

WANTED ライダーM

全体Quickダウン20％がかかる

メドゥーサ(馬)

紫ゲージブレイクでチャージ増加を使う
ランタゲに石化1Tを使う
自身に攻撃アップ1Tを使う

1400KP
概念礼装「BBショット」

第4幕 沈める森の美女(1/4)

サポートはNPCエミヤオルタ、タマキャ、メルト、フレンドから選ぶ

イーターTYPE I(馬)
イーターTYPE II(馬)2体

シェイプシフターTYPE II(術)2体
シェイプシフターTYPE III(術)

イーターTYPE III(馬)
シェイプシフターTYPE III(術)
カエサル(剣)

リップはタマキャの爪さばきを褒めてた。
料理の方が簡単とタマキャはメイド霊衣になった。
リップはタマキャの料理の弟子になりたいと志願した。
メルトはタマキャを倒さないのは無駄な事と思ってた。
リップが笑っている様子に、今はタマキャを倒さなかった藤丸に少し感謝してた。

タマキャ：なにやら美味しそうな話をしているなメルト！
おっとデミヤは離れているがよい
ここはアルターエゴ同士の内緒話ゆえ、ご主人はよい
メルト：……ちょっとまって
いま貴女ものすごいコト言わなかった？
アルターエゴ同士？
もしかして……貴女が？
タマキャ：なにをいまさら、アタシはにっくき玉藻の前から分かれた
タマモナインの一角、タマモキャット
即ちアルターエゴだよ？
クラスはバーサーカーにしてるがね？
メルト：いえ、いやよ、やめて、それはやめて
そんなどうでもいい事実、知りたくなかったわ私！
エミヤオルタ：無駄話はそこまでだ
この裏側にいるセンチネルは鈴鹿御前だけなのか？
メルト：……ええ、どこを特区……自分の神殿にしているかは知らないけど
だいたいの予想はつくわ
SERAPHの中心軸、脊髄でしょう
KPも一番強いものが与えられているようだし

藤丸たちは脊髄を目指すことにした。
BBの心の鍵もあればKPを緩和できるとエミヤオルタは釘を刺した。

聖晶石
1200KP
鈴鹿の鍵が入荷
ゲートキー(レイ)が入荷

第4幕 沈める森の美女(2/4)

ゲートキー(レイ)必須

サポートはNPDメルト、パッションリップ、フレンドから選ぶ

スフィンクス(術)2体

スフィンクス(術)
マリカスフィンクス(術)

天空のニトクリス(術)
冥界のニトクリス(術)

冥界のニトクリスはガッツ1回2000HP3Tを使う

藤丸はサクラメントって何なのか聞いた。
リップ曰くSERAPHにおけるQP。
SERAPHに漂う余剰の魔力リソース。
本来はやっきになって集める必要はないはずだけど
BBにとっては冬に備えての食料備蓄
もしもの為の隠し貯金みたいな感覚。
集めないと自然消滅する。

エミヤオルタ：ほっとけばゴミになる資源を回収しているようなものか
(というか裏帳簿だな
BBはSERAPHの運営に使われないよう
個人資産を彫金しているわけか……)

アーノルドの通信が入った。
トリスタンが管制室から機材を持って来た。
アーノルド：いいかね藤丸
これからは私が指示を出させてもらう
全体図には記入されていないが
それぞれのエリア地図を正しく計測し、組み直すと……
なんと確かに中央部分に空きスペースがあることを私は発見したんだ！
エミヤオルタ：オレはとっくに承知していたがな
……本当にただの通常職員だったのか、あの男
メルト：……イヤな展開になってきたわね
小物がリーダーシップを取りはじめるとロクな事にならない

またメルトが誰かに語ってるシーン。
128騎中、40騎ものサーヴァントを撃破した。
初めの頃は絶望的な戦いで何度も心が折れそうだったけど。
し、仕方ないでしょう、弱音ばかり言ってたのは忘れてください。
再起動したばかりの私は思考も性能も初期化されていたと説明したのに。
でも……そうね、アナタのそういうところが
私には良かったのでしょう
……マスターが自分でいいのか、ですって？
私が許容する人間には2種類いるわ
どんなときも諦めない、それでいて気負わずできることを全うする人
ひとりでも最善を見つけた人
一方、どんな状況でも善いものにしようと無駄にあがいて
まわりをどんどん巻き込む人
私は前者の方が好みよ、エレガントだもの、でも……
たまには騒々しい狂想曲も楽しまないとね？

聖晶石
1800KP
ゲートキー(コースター/ジェイル/ダーク)が入荷

WANTED バーサーカーHXA

ゲートキー(ダーク)必須

こちらにスキル封印3Tがかかる

ヒロインXオルタ(狂)

ヒロインXオルタはクリ率アップ1Tを使う
紫ゲージブレイクで攻撃アップ2T＆HP回復量アップ3Tがかかる

2500KP
概念礼装「BBショット」

WANTED アサシンK

ゲートキー(ジェイル)必須

こちらにやけどがかかる

クレオパトラ(殺)

クレオはチャージアップを使う
毎ターン1000HP回復を使う
紫ゲージブレイクで無敵1Tがかかる

2300KP
概念礼装「BBショット」

第4幕 沈める森の美女(3/4)

ゲートキー(コースター)、鈴鹿の鍵が必須

サポートはNPCエミヤオルタ、タマキャ、リップ、フレンドから選ぶ

藤丸たちは鈴鹿の話をしてた。
伝承によれば理知的で尽くす女性像。
当の本人は21世紀日本文化＝JK語に傾倒中。
メルト曰く聖杯戦争が楽しいと戦いに熱中し、
その実力からBBにスカウトされたセンチネル。
鈴鹿自身はBB側でも魔神柱側でもないらしい。
鈴鹿のマスターを見た事はない。
そもそもSERAPHに喚ばれたサーヴァントのマスターを誰も見てない。

エミヤオルタ：彼らはすべて契約者のいないはぐれサーヴァントで
マスターは存在しないと考えるのが妥当だろう
タマキャ：……

鈴鹿がいる特区に着いた。
藤丸は鈴鹿のマスターを聞いた。

メルト：そうよね、アナタはそういう無神経なコトを言ってしまうタイプよね
鈴鹿：私はマスターの顔も形も知らない
会った事もない、命令されたこともない
カルデアから来たサーヴァントはノーカンらしいから
実質、私とロン毛が最後の2騎ってワケ！
さっさと片付けてロン毛を殺しに行かせてもらうッショ

鈴鹿御前(剣)

全耐性がかかってる
鈴鹿の宝具ぶっぱで終わり

アーノルド：SERAPH全体で震動を確認した
あきらかに潜行速度が増している
グズだな君たちは！
相手は1騎だけなんだろう？！
鈴鹿：SERAPHが壊れちゃったら勝者も聖杯もないものね
サッサとアナタたちを始末して最後の1騎を……
藤丸：BBの言いなりでいいの？！
魔神柱の言いなりでいいの？！
鈴鹿：何か勘違いしてないアナタ？
タマキャ：貴様の考えはともかく
その行動はBBの傀儡そのもの
そんな貴様をご主人が憐れに思うのは当然のことなのだな
鈴鹿：そ、BBも魔神柱も関係ない
私は私を召喚したマスターのもの
……聞こえたのよ、ここに喚ばれた時
勝ちたいって、無意味な死にしたくないって
人間がよくやる今際の際の泣き文句
でも私はその願いを叶えるの
名前も知らないマスターが、名前も知らない私に向けて託した
最後の人間らしい願いだった
だったら私はこの聖杯戦争に勝つしかないじゃん！
タマキャ：ではアタシも釣られて本気を出そう
タマモナイン九大ヒミツのひとつ……
キャット呪術、呪相・空裂大密天
鈴鹿：空気が、ゼラチン、みたいに……？！
メルト：あれ、狐キャスターの最終奥義じゃないの？！
なんでキャットが使えるのよ？！
タマキャ：実はとても痛いのだな……
頭蓋骨の中で何かがパチパチ弾けている気がする
だが今がチャンス、行くがよいご主人
あの不器用なフォックスの心をAEDするのだ

藤丸は鈴鹿の胸に心の鍵を使った。

サポートはNPCメルト、リップ、フレンドから選ぶ

こちらに最大HPアップ＋1万がかかる
毎ターンスター減少もかかる

鈴鹿御前(剣)
シャドウサーヴァント(狂)

青ゲージブレイクで
チャージプラス＆必中を使う
攻撃ダウン1Tを使う
紫ゲージブレイクでシャドウサーヴァント(狂)を喚ぶ
毎ターン自身を除く味方の攻撃アップ3Tを使う
Busterアップ2T＆クリ率アップ2Tを使う

シャドウサーヴァントはBusterアップ3T
クリ率アップ3T
攻撃アップ3Tを使う

心を見られた鈴鹿は退去が始まり、崖から身投げしようとした。
藤丸はタマキャに鈴鹿を止めるよう命じた。

タマキャ：どうせ身投げするならアタシたちと一緒に戦うのはどうか？
アタシも元センチネルだ
それぐらいで冷や飯を出すご主人ではない！
今までよくひとりで戦ったなスズカ
同じ狐耳として誇りに思うぞ
藤丸：その力を貸して欲しい
鈴鹿：でも私、無駄に生き恥さらしてない？
退場どころ間違えてない？
タマキャ：何を言う、生きているだけで勝ち組なのだぞ？
退場しても得するのは主催者だけときた、ギャラ的に
鈴鹿：……確かに一理あるじゃん、それ
黒幕を喜ばすのだけはイヤだし、私

鈴鹿の退去が止まった。

鈴鹿：ま、勝者が従えっていうなら逆らえないか！
セイバー鈴鹿御前、カルデア側に付き合ってやろうじゃん

また地震が起きた。

サポートはNPCリップ、エミヤオルタ、フレンドから選ぶ

藤丸が転落しかけた？
メルトが藤丸を助けた？
と思いきやメルトは追い打ち食らって落ちた。
崖の下はSERAPH最下層、廃棄場。
その前に魔神柱を倒す必要がある。

こちらに被ダメージプラス300がかかる

魔神柱(狂)

自身にクリ率アップ4Tを使う

アーノルドの通信が入った。
カルデア時間で5分、SERAPH時間で8時間で海底到達と計算結果が出た。
一度、教会に戻り、アーノルドも天体室へ同行すると命じた。
藤丸はメルトを助けに行くと決めた。

アーノルド：……失礼、少し席を外していた
あまりのことで我を忘れてしまってね
乱暴してすまないねマーブル
私の命令を復唱しなさい
教会に帰還し、私たちと天体室に行く、それでいいな？
藤丸：メルトリリスの救助に向かいます
アーノルド：アルターエゴが下層に落ちた？助けに行く？
いいじゃないか、手間が省けた！
最後には処理しなければならない怪物だったからね
今の発言は聞かなかったことにしてあげよう
いいね、君は今すぐ……

藤丸は通信を切った。
エミヤオルタはワイヤーを錬成できる。
ただし5kmが限度。
鈴鹿はギリギリと見積もった。
マフィアとタマキャは残り、藤丸と鈴鹿が下に降りる。

サポートはNPC鈴鹿、メルト、フレンドから選ぶ

メルトはリジェクションカーフ、セラフィックスの廃棄施設にいた。
SERAPHになった今は、
アイツがサルベージに失敗した私たちを捨てるダストボックス。

メルト：アルブレヒト、アルブレヒト
素敵なアナタ、今度こそ私の手を離さないで……

メルトの脳裏に藤丸の記憶がよぎった。

メルト：それでは私と契約してくださいますか？
このジゼルの魔剣はアナタのために
私を見つけてくれたアナタのために、最後まで踊りましょう

メルト：言葉遣いが違う？態度が変わった？
当然です、これが本来の私ですから
でも……根本にあるものは変わらない
私の藤丸立香
弱かったメルトリリスも、醜かったメルトリリスも私はずっと覚えている
アナタと過ごしたこれまでの経験を私は消去しない

アナタのためなら、アナタとならどこまでも行ける気がした
廃棄処分になって教会で停止するだけだった人形
誰も訪れるはずもない礼拝堂
あの人は壊れた人形の手を取ってくれたけど
あんな奇蹟が二度も怒るはずがないのです。
藤丸：大丈夫、メルトリリス？
メルト：……
藤丸：メルト……？起きてる？
メルト：……別に
それより私の手を握って、早く
もっと強く、壊れるぐらいに
鈴鹿：ちょっとそこ！
見つけたなら見つけたって報告するし！
メルト：なんだ、スズカも一緒だったのね
……まあギリギリの及第点ね、アナタ1人じゃ危ないもの
鈴鹿：悠長にトークしてる場合じゃないんですけど！
ものすごい数のザコに囲まれてるってわかった？！
んじゃ指示をちょーだい、藤丸
動けないメルトの代わりに私が踊ってやろうじゃん

シェイプシフターTYPE II(術)
シェイプシフターTYPE III(術)2体

イーターTYPE I(馬)
イーターTYPE III(馬)2体

魔猪(馬)

クリ率アップ2Tを使う

藤丸は上に逃げるよう指示した。
ワイヤーが切れていた。
トリスタンが降りてきて弦でザコを一掃した。
アーノルドが藤丸たちを連れ戻せと命じたらしい。

鈴鹿：どうやって降りてきたのロン毛？
マフィアのワイヤー、なかったっしょ？
トリスタン：尖塔から飛び降りて滑空するなど
円卓の騎士にとって日常茶飯事……フッ
ただ一方通行なのが玉に瑕ですが
皆さんには上に戻る手段があるのでしょう？
藤丸：はい、遭難者四号……！
メルト：天体室へのルートが開いて
セラフィックスの職員が行きたがっていたでしょう？
……アーノルドにあの部屋を見せてはダメ
分不相応の欲を出して自滅するから
鈴鹿：コアに入ったことがあるの？
私でさえ入らせてもらえなかったのに
メルト：……知っているだけよ
それよりここは脹脛＝カーフよね、なら
BB：ならメルトちゃんの元の職場
足の裏＝シィーナーが目の前ってことですよね？

BBが現われた。

BB：こんにちはセンパイ
それと裏切り者の皆さん
ここは下層だからって安心してました？
トリスタン：……戦えるのは私とセイバーのみと見て
本体が出てきましたか
今の我々なら1騎で始末できる、と？
BB：どんな相手だろうとグレートデビルなBBちゃんは負けません
加えてゲームのルールも破りません
私は聖杯戦争を管理・盛り上げるために喚ばれたAI
この一点において不正を働くことはできないのです
藤丸：(それって逆に言えば……)

アーノルドとマーブルが口論してた。

アーノルド：ここでは私が立場は上の筈だ
所長も副所長も区間部長もドクター達も
みんなとっくに死んでる、始末した！
生き残った人間の中で一流大といえるものを出ているのは私だけだ
マーブル：そ、そうよね、アーノルド、だから落ち着いて、ね？
(……私もロックフェラー出身ってコト
知られなくて助かった……地味キャラでラッキー)
アーノルド：藤丸君には何としても私の命令を聞いてもらわなくては
医務室から毒物を拝借してくるか？
しかし今から私だけで管制室に戻るのは……

エミヤオルタが教会に入ってきた。

アーノルド：君、急いで管制室に行ってくれ
小さいが医務室があってね
そこの衣料品棚にBトキシン8型と書かれた……

エミヤオルタはアーノルドを殺した。

マーブル：え……え？
うえ……ええ、えええええ？！

マーブルも殺した。

エミヤオルタ：これでセラフィックス職員は全員殉職
アニムスフィアの実験は二度と行われることはない
……後は天体室の破棄だな
そこに何がありなにが行われたかの追求なんぞ
オレには関係ない話だ
？？？：そうよね、貴方はそういう人だったわ
あの時も、そうやって結果のために多くの人間を殺したものね？

誰かが教会ごとエミヤオルタを攻撃した？

エミヤオルタ：バカな、この気配は……この霊基パターンは……！
？？？：ある国に起きた新興宗教
営利目的の欠片もない、政治的な主張もない
なにももたない人々の集まりだった
あの組織には悪の理念は何もなかった
あの組織を気まぐれで創立した教主の女以外はね？
エミヤオルタ：貴様……貴様は！
？？？：貴方は殺したわ、教主を殺す為にあのビルにいた全員を殺したわ
そこまでしてようやく貴方はわたくしを殺せた
殺せた……のですよね？
エミヤオルタ：……殺したとも、少なくとも、その体はな
？？？：貴方がわたくしから逃れるなど、とてもとても
何をしても無駄なのです
無辜の民を殺した
その事実を貴方がいつまでも罪と感じている限り
そうでしょう？
貴方のような人はわたくしのような毒蛾に出逢わずとも
いずれ地獄に落ちたでしょう
悪であれば何人も許せないという心も、度しがたい人の悪作
鉄の心など、人間が持つものではなかったのです
せめて……ここで私に呑まれたセイバーと同じよう、涅槃に溶け落ちなさいませ
……ああでも、貴方の世界にいたわたくしの疑念もようやく晴れました
……ええ、むろん殺しましょう
殺さずにはいられません
あの世界では貴方さまだけが、
変生するであろうわたくしの末路を察したのですから

聖晶石
2200KP
メルトの鍵が入荷

WANTED キャスターM

こちらにArtsダウン20％がかかる

メディア(術)

紫ゲージブレイクでチャージ2プラスがかかる
自身にチャージ2プラスを使う

1700KP
概念礼装「BBショット」

第4幕 沈める森の美女(4/4)

メルトの鍵必須

サポートはNPCリップ、トリスタン、タマキャ鈴鹿、フレンドから選ぶ

藤丸たちは落下してた。
クルーエル・シィーナーに着いた。
どうも裏返ったらしい。
メルトのセンチネル特区だった。
セラフィックスでは霊脈を探査していた秘匿施設。
メルトは藤丸に自分の中に入るよう命じた。
心の中のメルトを倒すとメルトのKPも消えて特区のロックも外れる。
それが最後の鍵らしい。

こちらに毎ターン10スター獲得がかかる

メルトリリス(別)

メルトは行動不能耐性アップ＆HPが低いほど防御アップ
だんだん効果が高くなる攻撃アップ＆毎ターン敵単体タゲ集中1Tを付与
青ゲージブレイクで毎ターン敵単体攻撃ダウン1T＆スキル封印1T付与がかかる
紫ゲージブレイクで毎ターン敵全HP回復力ダウン1Tを付与がかかる

もう動けないメルトは教会へ向かうよう命じた。
藤丸はメルトを抱えた。
せめて教会で休もうと。

教会に戻ると誰もいなかった。

メルト：(かすかだけど、この臭い……
ようやくアイツが出てきたのね……)

BBのアナウンスが聞こえた。
もうじきマリアナ海溝底部に到着する。
つまりゲームセット。
3名残ったので優勝者は存在しない。
主催者のBB＝魔神ゼパルの勝ち。

BB：でもでも、こんな無理ゲー、ちょっとズルいですよね？
なので私から特別措置を大サービス
今ならなんと、この私、BBちゃん本人と戦えるんです！
鈴鹿：メルトリリスとリップは除外
アルターエゴはやっぱりノーカンなのね
藤丸：もうひとりいたよね、緑のアーチャー？
リップ：あの人はBBのオモチャですから
参加サーヴァントには含まれてないと思います
トリスタン：BBの誘いの乗るのは癪ですが
コア……天体室に急ぐとしましょう

聖晶石
2600KP

閉幕

サポートはNPCトリスタン、鈴鹿、タマキャ、フレンドを選ぶ

藤丸たちが天体室に入ると、そこはBBのスタジオだった。

タマキャ：ほほう、ここがBBスタジオ
低予算ででっちあげた気配がプンプンするのだな
リップ：お母様……ううんBB！
貴女に恨みはいっぱいあるけど、それはそれとして……
今回はやっぱりやりすぎだと思います！ので！
皆さん、やっちゃってください！
BB：素直で弱気、私の言うことにうじうじと従っていたリップちゃんまで叛逆です？！
こっちは天体室の秘密とかSERAPHの正体とか
適切なタイミングでバラそうと苦労していたのに、そーですか！
今度という今度は撤退はさせません
負けたら即ゲームオーバーで犬空間に送ってあげます
……もっとも肉体が残っていればの話ですが

こちらにガッツ1回がかかる

シャドウサーヴァント(馬)メイヴ
シャドウサーヴァント(術)クーフーリン
シャドウサーヴァント(剣)フェルグス

シャドウサーヴァント(狂)スパルタクス
シャドウサーヴァント(狂)ナイチンゲール
シャドウサーヴァント(狂)ヘラクレス

BB(月)

こちらに防御ダウン3Tがかかる

BB：ここまで強くなっていたとか
後輩として嬉しいですセンパイ！
でも口惜しいので捨て台詞はちゃんと言いますから！
これで勝ったと……思うなよぉ……だっ！

BBはあっさり退去した。
あたりが暗くなった。
音も遮断されてた。
聞こえるのは藤丸たちの声だけ。

藤丸：みんな近くにいるの？
エミヤオルタ：……そこか
リップ：その奇襲、わかっていました
出てきなさい魔神柱！

明かりが点いた。
壁にコフィンが並んでた。
中には幼子の死体。
128騎のサーヴァントを召喚するには128人のマスターが要る。
その答えだった。

サポートはNPC？？？、リップ、フレンドを選ぶ

エミヤオルタ：魔神柱はセラフィックスに根付いたあと
放棄された天体室の存在を知った
コフィンの中は不確定の世界だ
何年も前に死んだ魔術師だろうと
コフィンに電源を入れればマスターとして使用できる
128騎のサーヴァントはこの天体室の亡骸が喚んだもの
それも幾度となく何十回と
だがそれも終わりだ
コフィンの電力源は今オレが破壊した
もうサーヴァントが喚ばれることはない
そしてお前も死ね、藤丸
この天体治すの存在を知ったものは……
名前を喪った男：ひとりも例外なく生かしてはおかない
二度とは同じケースは起こさせない
あらゆる悪の痕跡を消す
後に続く悲劇の可能性を潰す
オレはそうやって生まれたものだ
その為に、その為に……
？？？：その為に多くの命を踏みにじった
であれば今回も例外はゆるされません
どうぞ思うままに、無銘の執行者
最後の責務、存分に果たされますよう……

買い物から帰ったロビンが現われた。
ロビンは状況を察して応戦した。

ロビン：なんでオタクらここにいるワケ？！
つーかアイツ、どう見ても死体ですよねぇ？！

ロストマン(無)エミヤオルタ

自身に防御アップ3回5T＆ダメージカット3回を使う
紫ゲージブレイクで無敵貫通＆宝具アップがかかる
チャージプラスを使う
Quickアップ1T＆Artsアップ1Tを使う

マーブル：うわあ、仲は良くなかったけど
カルデアのサーヴァントだったのよね、彼？
その彼を容赦なく殺しちゃうとか、酷くない？
イメージ違っちゃうなあ藤丸ちゃん
タマキャ：貴様はマーブル女史？！
先に天体室に来ていたというのか！
なーどと言うと思ったか、イヌ紛らわしい
貴様が黒幕であることは、たった今なんとなく察したワン

マーブルは変装を解いた。
正体は教会のセラピスト、殺生院キアラだった。
魔神ゼパルの依り代に選ばれた女。
ゼパルとは和解し、共に人を救う道を目指すもの。
7つ目の人類悪の1つ、3つ目の快楽の獣、ビーストIII。

サポートはフレンドから選ぶ
月分が防御有利

キアラはゼパルの気まぐれでSERAPHそのものにされた。

藤丸：SERAPHが人体を模していたのは……
キアラ：魔神柱の悪辣な嫌がらせ
セラフィックスをそのまま己の体にしてしまおうなどと
……本当になんという試練だったのでしょう
私は幾度となく英霊の皆さんに攻められ、壊され、見捨てられ……
ああ……本当にユメのような時間でした
藤丸：(頭に靄がかかるような……)

キアラはゼパルの力で並行世界を知った。
ムーンセル・オートマンには月の裏側の虚数空間で聖杯を手に入れた私がいる。
ゼパルはあちらの世界のキアラとつなげた。
魔神柱はキアラを通じてSERAPHに変換した。
ゼパルはSERAPHを運営する術を持たなかった。
ゆえにBBの力を借りるしかなかった。

鈴鹿：こいつの香は媚薬入り
はき出す言葉は嘘だらけ
ゼパル様っていうけど、そのゼパル様はどこ？
アンタ、今まで何騎のサーヴァントを取り込んできたの？
一体何度、ここにいた死者達に残酷な夢を見せてきたのよ
キアラ：その、サーヴァントの皆さんの戦い様があまりにも気持ちよくて美味しくて
わたくし、すっかり夢中になってしまいました
ですので、ええ、ごめんなさい？
70回を超えたあたりからはもう数えていませんでした
藤丸：こいつ……！
ロビン：ビーストだかなんだか知らないが
この女は世間にいちゃいけない系の女だ！
キアラ：ええ、ですから世間から疎まれ
このような海上の基地に流れ着いたのです

タマキャと鈴鹿は宝具を放とうとした。
SERAPHが震動した。
リップ曰くSERAPHがマリアナ海溝を透過してた。
電脳化しているSERAPHは海底についても潜行を止めない。
海洋地殻、上部、下部マントル、外殻を抜けて地球内核に落ちる。
ビーストIIIは地球の頭脳体に昇格。
この惑星の性感帯となる。

キアラ：……ええ、ですが、その前に
すでに何もかもが手遅れですが
最高の瞬間を虫に邪魔されては興醒めです
……申し訳ありませんが、話が極楽浄土でお眠りなさいません

殺生院キアラ(獣)

全耐性＆ダメージカット＆弱体無効
キアラの宝具ぶっぱで終わりとなる負けイベント

サーヴァントたちが消滅した。

キアラ：それでは……藤丸さんをいただきますね？
ああ、なんて瑞々しい……
BB：そうはいきません！
リップ今です！ロードボタンを押してください！
あ、押しました？よしナイス！
ピンチを助けてこそのヒロイン、後輩力の見せどころ！
いきますよ……！
BB……シフト……！

藤丸はレイシフトした。

ゼパルの回想。
ゼパルは人類を管理する命題を得た。
セラフィックスを活動拠点とした。
フラウロスが不可視領域の原因のひとつと報告していた。
教会でひとりの人間に寄生した。
その人間の名は殺生院キアラ。
キアラは偽りなく聖女だった。
彼女が世間から迫害されたのは、
その善性が人の世では都合の悪いものとされたから。
その善性は意識の底に落とし込んだ。
キアラはゼパルの思想に感激した。
抵抗せず、体の使用権を差し出した。
キアラの献身と感動、ゼパルに向けた尊敬は本物だった。
魔神でありながらゼパルは気をよくし、
キアラの知識と立場を使い、油田基地を支配した。
キアラの肉体は異性にとって格好の交渉材料となった。
ゼパルは人間たちの様々な快楽を学習した。
知らなければ良かった。
快楽など魔神には不要だったのに。
精神体であるゼパルには肉のある快楽は凄まじい刺激であり、堕落だった。
いつの間にかゼパルはキアラに教えを乞う立場になってた。
効率よく研究員達を陥落する。
より強い権能を得る。
その意欲、行動力は舌を巻くほどだった。
キアラは狂乱状態となった。
セラフィックス職員達を救い、癒やし、
彼女がいないと生きていけない依存体制を作り上げた。
その後で……ひとりひとり、落ちこぼれさせていった。
キアラに捨てられたくなくて妻を殺す男がいた。
キアラを殺す為に立ち上がり、周りに殺された女がいた。
キアラの悲しむ顔を見て人を殺す女がいた。
キアラから逃げようとして逃げ切れなかった男がいた。
キアラは職員を誘導し、天体室を開けさせ、
自発的に地獄の釜のフタを開けさせた。
キアラはゼパルのためと言いつつSERAPHを陰で操る支配者となった。
魔神達の命題は違えど、その達成には特異点が必須となる。
キアラはそれを憐れむように否定した。

キアラ：だって……特異点を作るより、
自分が特異点になった方が気持ちいいでしょう？

キアラから分離しようとしたが、
体の主導権はおろか、一切の自由がなかった。
すぐに出て行って欲しいと懇願した。
代わりの生贄を用意するとさえ言った。

キアラ：私たちは運命共同体、共に理想を抱いたもの
それとも……もしや私に不満がおありなのですか？

ゼパルが住まう場所はキアラの小指の先だけになった。
ゼパルはもう一度懇願した。

キアラ：小指の先だけがゼパル様の管轄だと勘違いなさっていたのですね
貴方さまの管轄など、もう残ってはいないのです
小指の先は貴方さまへの恩情で与えていたもの
ゼパル様はもう意識しかないのです
それも私が許しているからのものですが

ゼパルは発狂した。
キアラに隷属するか、魔神として誇りを示して消滅するか。
隷属を選ぼうとして……。

キアラ：ですが、私とゼパル様の仲ですもの
ゼパル様がそう仰るのであれば
心を鬼にして解放させていただきますね？

いやだ……いやだいやだいやだ。
もういい、小指の先だけでいい！
助けて、見捨てないで、捨てないで。
私を、私の目的も、意思も、理由も奪わないで。

キアラ：いいではないですかゼパル様
気持ちよければそれでいいのでしょう？
貴方の目的は人類の救済
私の目的もどうやら人類の救済のようなのです
ですから……後は私に任せてどうぞ原始にお帰りなさい

ああ、きえる、きえる、うすれていく。
たもてない、じぶんをたもてない。
なんでこんな、こんなことに、わるいことなんか
なにもしてこなかったのに、なんで……。
わたしをみすてないで、キアラさま……。

BB：悪趣味ですね、ゼパルさんが何を言おうと真逆を選んでましたね、キアラさん？
ま、ゼパルさんもセラフィックスの職員を何人も食べていたわけですし？
因果応報とファイルしますね
それで、私の仕事は聖杯戦争の管理でいいんですね？
あくまで中立に、この戦いを盛り上げると
キアラ：はい、それはもう！
夢にまで見たアレが体験できるなんて！
こんな機会を与えてくれた、えっと……
ゼパ、なんでしたっけ？
とにかく魔神柱さんには感謝しなければいけませんね？

藤丸が気づくと木造の学校にいた。
タマキャ、鈴鹿、ロビン、トリスタン、メルト、リップもいた。
BBが時間を巻き戻した。
電脳空間では記録固定带の間なら、時間跳躍は困難ではない。
誤差3時間程度の座標移動はできる。
この教室はSERAPHの外にある。
SERAPHより100メートルほど上の水中。
SERAPHが通ったマリアナ海溝は電脳化している。
その特性を利用すれば上に移動するほど前の時間座標に戻れる。
全滅したのは90秒前なので、90秒ズレている。
SERAPHから逃れるには光速が必要。
電脳化してるので光速に達するのはたやすい。
でも霊基を構成する霊子は耐えられない。
なのでSERAPHから脱出するのは不可能。
聖杯戦争は終わったのでBBは規制が解除された。
ビーストIIIは半身R……つまり右。
ビーストのうち何体かは対の概念がある。
左と右、陰と陽。
BBはキアラ対策アイテムを用意してた。
今までサクラメントをとってたのはこの為。

藤丸：じゃあKPって？
BB：それは秘密です、企業秘密なので、ガチで

藤丸は空き教室で行動開始を待ってた。
メルトが藤丸を探しに来た。
キアラとの戦いに連れて行きなさいと命じた。
藤丸はメルトが何か隠している気がした。

メルト：……なにも、もう終わったことよ、藤丸
さよなら、もしSERAPHを脱出できたらBBにでもお礼を言っておいて

メルトちゃんデスwhipが入荷

堕天の檻(1/10)

サポートはNPCを選べる

藤丸は道を間違えたという体でアンデルセンと出会った。
でも誰なのか覚えてなかった。
アンデルセンは電子の妖精H.C.Aと名乗った。
H.C.A＝ハリス・クリスチャン・アンデルセン。
堕天の檻＝クラインキューブの監視役。
H.C.AはBBに召喚された。
ここはSERAPHにもBBにも手を差し込まれない。

H.C.A：おまえがこの場所をあると照明したことで
地獄のフタは開いてしまった
おまえが来るまで、あの重力圏はなかったんだ
俺がこうして駆り出される展開もな
この孔の最下層には、あるサーヴァントが眠っている
BBですら匙を投げ、怠け者ですら手放した怪物が
ここでおまえが立ち去ったところで
あれは無意識のまま外に出てくる
そうなれば全てはご破算だ
SERAPHともども、おまえたちは海の藻屑となるだろう
この廃棄場の最下層を目指し、棄てられた怪物を倒せ

廃棄データ：Chimera(狂)

クリ威力アップ2T＆攻撃アップ2Tを使う

S(槍)スカサハ
M.R(狂)源頼光
F.m.C(槍)フィンマックール

スカサハは紫ゲージブレイクで全体防御ダウン10Tを使う

フィンと頼光は自身にクリ率アップ2Tを使う

全員、自身に回避1Tを使う

頼光は自身にBusterアップ1Tを使う

堕天の檻(2/10)

廃棄データ：Ogre(馬)

全体クリ率ダウン3Tを使う

I.D(狂)茨城童子
S.D(殺)酒呑童子
T.G(弓)巴御前
F.K(殺)風魔小太郎

酒呑は全体攻撃アップ2T＆宝具アップ2Tを使う
全体弱体耐性ダウンを使う
ランタゲに魅了を使う
ガッツ1回5Tを使う

堕天の檻(3/10)

廃棄データ：Eater(殺)ソウルイーター

弱体耐性ダウン4T＆宝具封印1Tを使う

L(剣)ランスロット
A.P.A(槍)アルトリア槍オルタ
T(弓)トリスタン
B(剣)ベディヴィエール

A.P.Aは紫ゲージブレイクで毎ターンチャージMAX10T
行動不能無効10Tがかかる
Busterアップ1Tもかかる

Bはチャージプラス＆精神異常耐性3Tを使う

堕天の檻(4/10)

廃棄データ：Spriggan(剣)スプリガン

C・C(槍)クーフーリン
S(剣)シグルド
A(弓)アーラシュ
A(馬)アキレウス
K(槍)カルナ

KはこちらにQABダウン10Tをかける
自身にチャージアップを使う

Aは自身に無敵2回＆防御アップ3Tを使う

堕天の檻(5/10)

破棄データ：Hydra(弓)

B-E(剣)紅閻魔
E(槍)エレシュキガル
N(術)ニトクリス
F・H(殺)山の翁

山の翁はクリ率アップ10T＆こちらにクリ威力ダウン10Tをかける
ガッツ1回5Tを使う

ジャンヌオルタでHydraを1T撃破
紅閻魔、エレシュキガル、ニトクリスはバニヤン＆モルガンで一掃
三蔵＆メディアの宝具連射で倒した
ガッツはメディアの強化解除

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