YouTube動画でDQ4(FC版)のクリフトがザラキを連発した理由を解説していたのが面白かった。
なぜドラクエ4に「AI」を搭載したら、クリフトはザラキを連発したのか?
人工知能学会誌の取材記事(堀井雄二やプログラマーの山名学のインタビュー)に基づいているらしい。
AIは敵のステ値を把握して恐怖値を計算している。
回復呪文を使う敵などは恐怖値に加算。
自分の攻撃手段を「次のターンで敵が最も減る行動」という基準で毎ターン評価。
AIは呪文成功率(敵のレジスト率)は把握してないので、見込み確率で計算する。
戦闘回数に応じて見込み確率は修正される(最大3回まで記憶)。
初見の敵は、どんな呪文も効きやすいと計算。
即死呪文は初見の敵には、次のターンで敵が最も減る行動として最高評価。
なのでクリフトはザラキを連発していた。
デスピサロのように形態変化すると、別の敵(初見の敵)という判定になるので、呪文成功率を再計算して、ザラキを放っていた。
開発者達もこの現象は把握していたけど、人間臭いAIを目指して、あえて残した。
PS版ではAIが賢くなり、ザラキを使わなくなった為、堀井雄二はザラキを一定確率で使う仕様をあえて追加した。
ちなみに作戦変更はAIの恐怖値計算に割り込んで、優先順位を変えるパラメータ調整を行っていた。
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