奏章IVは2025年4月30日に実装されたけど、BlueStacksで起動しなかった。
v5.22.70.1039 P64に更新しても起動しなかったけど、アプリ履歴からFGOをタップすると起動した。
その後、起動しなくなった。
Hyper-V版だと起動した。
Index
第1歌 人類裁決法廷
マシュが夢を見てた。
フォウのシルエットが語りかけた。
次のオーディールコールでレイシフトしないよう忠告した。
君の人生の終着点、その選択で運命を落とす。
マシュは任務を最後までやり遂げたいと訴えた。
シルエットは去ろうとした。
マシュは死なないための助言を聞きたがった。
???:……そうか、どおりで、君の言葉が聞き取りづらくなったはずだ
レイシフト先のことは分からない
がんばってとしか言えない
でも、これだけは伝えておこう
君がシールダーであり続けたいなら
君は大切なものを失うことになる
それはきっと君が何より愛しく思ったもの
君がシールダーを止めるなら
君は大切なものを失うことになる
それはきっと君が何より誇りに思ったもの
さようなら、マシュ・キリエライト
さようなら、旧いカルデアに生まれた三等星
カドックが夢を見てた。
血塗れになってた。
これは罪悪感が表出しただけの夢。
過去の整理。
だから気に病む必要はない。
目覚めたカドックは嫌な感覚になった。
それを三流の魔術師とカドックは思ってた。
罪に怯えて魔術の深奥に到達できる思うのかと先祖に言われそうだった。
藤丸たちが司令室に呼ばれた。
第3の試練はフィレンツェ。
年代は不明。
サーヴァント召喚の痕跡が多数確認された。
藤丸、カドックにレイシフト適性があった。
マシュもレイシフト可能だけど他のサーヴァントに任せる手もある。
マシュは適性があるなら行かせてくださいと訴え、シオンは計算どおりと認めた。
マシュが行くなら、例外的にもう一騎追加できる。
マシュの守護妖精ハベトロットだった。
ルーラーは軒並みレイシフト適性がなかった。
次の特異点はルーラーの精算になる。
再集合は13:00。
シオンはハベにゃんに確認した。
例のアレは問題なく収納してる。
システム切り替えも誤作動なしで行える。
まだ口外しないようシオンは釘刺した。
過度な要素は作戦失敗になるとトリスメギストスIIが進言してた。
過度な要素とはマスター、マシュ両方。
ハベにゃん:でもずっと隠しているつもりはないぜ
手が届くかどうかはボクの方で判断させて
シオン:もちろんです、貴女は現カルデアメンバーにおいて
もっともその扱いに適した者
妖精である貴女の判断であれば
気難しい奇跡も手を掴んでくれるはずです
カドック、ゴッフはダヴィンチに医務室に呼ばれてた。
シリウスライト=大令呪の話だった。
大令呪には遠隔発動の仕組みがある。
使用権はカルデアスに引き継がれている。
もうひとつ、カドックの寿命は尽きる。
大令呪は魔術回路全体に癒着している。
生存エネルギーを大令呪が食らっていた。
具体的な時間は計測できない。
ただ、決戦にはたどり着けない。
今回の作戦に支障がないなら、まあいいさとカドックは軽かった。
そういう結末もあると覚悟して蘇った。
それよりも藤丸とマシュには話さない方がいいと頼んだ。
注意力が散漫になりそうな情報は排除しておきたい。
ゴッフはカドックの顔が罰を受ける囚人に見えた。
藤丸たちが司令室に集まった。
カドック:悪い、遅れたか?
マシュ:いえ、時間ピッタリです
カドック:そうかそうか、じゃあ世界を救いに行くとするか
藤丸:……?
カドック:どうした?
藤丸:何かあった?
カドック:何もないよ、心配するな
後輩のくせに気を遣うもんじゃない
藤丸たちはレイシフトした。
レイシフト後、藤丸たちは空中にいた。
地上の建物に引き寄せられていた。
激しくたたきつけられたのに平気だった。
ハベにゃんはいなかった。
カルデア通信は不可。
オートマタのようなものに囲まれた。
建物に入るよう誘導してた。
扉をくぐると法廷だった。
ジャンヌ顔のサーヴァントが待ってた。
マシュはティアマトに匹敵する霊基数値を読み取った。
ジャンヌは人類裁判を宣言した。
原告代理人は言峰綺礼検事。
原告とはこの星そのもの。
カルデアは人道に対する罪。
異聞帯の絶滅を目的とした大量虐殺。
カドックはその幇助罪。
藤丸はカルデアの罪と同じ。
マシュの罪は……罪を罪と認識したときに、その裁判を行える。
裁判長ジャンヌは判決を告げた。
カルデアという組織が世界を滅ぼした以上、迅速な処理が必要。
被告側の反論、抵抗は全て却下。
カルデアは死刑。
実行犯藤丸は追放刑。
カルデアの洗脳、ないし強制も鑑みて、死刑には当たらない。
罪を認識してないマシュも追放刑。
幇助が明白なカドックも追放刑。
刑吏たちに囲まれた。
マシュは出撃固定
ハベにゃんは出撃不可
サポートはフレンドを選択
マシュに天命特攻
Busterカードスター集中
ガッツ1回
弱体無効3回
攻撃アップ
毎ターン、スター獲得
毎ターン、ブラックバレルのスキルチャージプラスがかかる
ブラックバレル使用で天命威力アップ1回1Tが追加
???(秤)
???(秤)5体
全敵ダメージアップ&天命=効果不明がかかる
紫ゲージがある方は、攻撃アップ3T&クリ率アップ3T&防御アップ3Tもかかる
紫ゲージブレイクで攻撃アップ2T&クリ率アップ2Tがかかる
マシュはハベにゃんの声が聞こえた。
左斜め後ろから突破できる。
声の通りに駆け抜けた。
建物の外にモニュメントのような建物が並んでた。
追っ手は来なかった。
ハベにゃんはレイシフトで弾かれる感覚があった。
盾の守護妖精なので居残ることができた。
実体化はできない。
住人に話を聞こうとすると、咎人だ、天使が来ると叫んで地面に伏せて祈り始めた。
カドックの背後にいつの間にか天使が忍び寄り、カドックは負傷した。
逃げる藤丸たちに祈る男は追放されて永遠にさまよう者たちと叫んだ。
藤丸たちは荒野に出た。
休もうとすると天使が追って来た。
カドック:……追放されて永遠にさまよう……
僕たちは永遠にさまよい続けなければいけない
つまり立ち止まってもいけないってことだ
マシュは出撃固定
ハベにゃんは出撃不可
サポートはフレンドを選択
マシュに天命特攻
Busterカードスター集中
ガッツ1回
弱体無効3回
攻撃アップ
毎ターン、スター獲得
毎ターン、ブラックバレルのスキルチャージプラスがかかる
ブラックバレル使用で天命威力アップ1回1Tが追加
天使・第九階梯(秤)8体
天使・第六階梯(秤)
全敵ダメージアップ&天命=効果不明がかかる
全体HP1000回復&クリ率アップ2Tを使う
第六階梯のブレイクで終わり
天使は戦闘行動禁止結界を張った。
マシュは殴りかかった……と思いきや何もできなかった。
藤丸は召喚を試みたけど、誰も喚べなかった。
誰かが戦闘行動解禁した。
藤丸:誰?!
???:アテシだよー、ん、アテシ?アタシ?まあいいか
そらそら戦闘行動を解禁したんだから
チャッチャと戦え、力の限り死力を尽くせ
マシュは出撃固定
ハベにゃんは出撃不可
サポートはフレンドを選択
マシュに天命特攻
Busterカードスター集中
ガッツ1回
弱体無効3回
攻撃アップ
毎ターン、スター獲得
毎ターン、ブラックバレルのスキルチャージプラスがかかる
ブラックバレル使用で天命威力アップ1回1Tが追加
天使・第九階梯(秤)8体
天使・第六階梯(秤)
第六階梯は自身にクリ率アップ5T&こちらにクリ威力ダウン5Tを使う
ハベにゃんは出撃不可
サポートはフレンドを選択
謎サーヴァントはアイリーン・アドラーを名乗った。
アイリーンはホームズの宿命のライバルと蘊蓄を語り始め、暗転した。
カドックはホームズを知ってる、つまりカルデアを知ってると推察した。
アイリーンは宙に浮かんでいるアレを見るよう促した。
……カルデアのボーダーが浮かんでいた。
アイリーン曰く、キミたちの船の未来の姿。
彼女が宝具を使った。
その宝具は特異点という過去から未来に向けてボーダーを破壊する。
……ことになっている。
特異点を修正すれば宝具攻撃がなかったことになる。
藤丸は安全な場所を知りたがった。
アイリーンは交換条件を出した。
まず依頼を無料で聞いてもらう。
マシュはアイリーンを不安げに見てた。
藤丸は快諾した。
次にしばらくは護衛をしてもらうけど、実力を確認したい。
アイリーン:さっきの戦い以上のものを見せれば合格ということで
よーし、それじゃあヤろうか♡
アイリーン(狂)
アイリーンは攻撃アップ3T
回避2回3Tがかかる
紫ゲージブレイクでチャージプラス
攻撃アップ4T
防御アップ5Tがかかる
アイリーンは次の依頼を語った。
目的地に着くまでお姫様扱いしてくんない?と。
カドック:お姫様、か……
アイリーン:む、昔の女を思い出してるツラ
カドック:(苦い顔)
藤丸とマシュがアイリーンをお姫様扱いすることになった。
安全な場所はここから歩いて1時間くらい。
ここまで進んでBlueStacks5がFGO起動不可となった。
他のバージョンに変えてもダメ。
Hyper-V版だと起動できた。
第2歌 ようこそ「グラナート」へ
藤丸たちが街に近づくと奇妙な建物=さっきの法廷の街と同じものが見えた。
アイリーン曰く住人は食事もせずに、ひたすら祈ってるやつらしい。
それで死なないのはルールがあるから。
この特異点はルールが全て。
引力はないというルールなので地上に叩きつけられても平気。
世界の法則より個人が決めたルールが優先される。
ルール同士がぶつかったら……殺し合いで決める。
魔獣が見えたのでアイリーンは藤丸たちに戦うよう命じた。
藤丸の選択肢でバトルが変化。
畏まりました姫→アイリーンは見学
姫はお戦いにならないので?→NPCアイリーン参戦
ハベにゃん出撃不可
アイリーンは毎ターン全敵防御ダウンをかける
宝具不可がかかる
異教の魔獣(狂)6体
街に着くとアパートがあった。
アイリーンが管理人を呼ぶと、代わりに天草四郎が現われた。
この天草はカルデアの天草ではない。
天草はアパートを借りている住人。
これでアイリーンの姫扱いは終わり。
アイリーンは去った。
天草曰く追放刑はここグラナートの敷地いれば安全。
ただ管理人はアレな人物で、天草が代わりに折衝を申し出た。
家賃はQPか別のアプローチも可能。
最初の1ヶ月はサービス。
藤丸たちは203と204を借りることになった。
203にカドック、204に藤丸とマシュ(私は藤丸を女にしてる)。
カドックは今後の方針を語った。
まずルールの押しつけをする能力を手に入れること。
その夜、藤丸とマシュは寝つけなかった。
マシュはアイリーンに違和感があった。
藤丸もだけど、2人とも言葉にできなかった。
カルデアを知ってる風の態度でしょうね。
マシュは夢を見てた。
藤丸が来る前、カルデアでの定期診断。
18年の活動限界を承知してた。
見知らぬあなたに肯定してくれるか聞いてた。
いまのわたしはそんなわたしを安らかと思った。
その思い出を鉄扉の奥にしまった。
扉を閉める時、誰かが笑った気がした。
藤丸が目覚めるとお昼に近かった。
前日に走りまくったから?
藤丸たちには食事しないでもOKルールは適用されてない。
つまり腹が減っていた。
天草曰く家庭菜園はあるが肉は現地調達。
アショカ王:……その殺生を咎めはしない
足掻き、求めるものよ、その生に光あれ
藤丸:アショカ王!
アショカ王:盈月の儀……なるほど
※Fate/SamuraiRemnantのことらしい
やはり貴方は地獄巡りに縁がある
アイリーン:やっほー、起きてる?
おはよーござまー
藤丸もおはよー、おはよー!
藤丸:朝からテンションが高い!
アイリーンは魔猪のベーコンを渡した。
天草に寝てるよう命じた。
藤丸:急にどうしたの?
アイリーン:急にって……もしかして聞いてない?
カドック:話なら、これから聞こうと思っていた所だが……
アイリーン:なら天草ちゃんのとこに行ったら、手早く優しくしてやって
アショカ王:……ところで貴方の素性は?
アイリーン:……そういやアテシ、まだアイリーンだったな
とりあえず、そのまんまで
アショカ王:では、言葉を一つ贈ろう
絶妙の機会に真名を明かさんとすれば汝……
その願い叶わず、どうでもよき時にするりと露呈するものである
アイリーン:死ぬ程やかましいわ
藤丸たちはベーコンエッグと野菜炒めを作り始めた。
暗転後、その料理を食ってた。
アイリーン:紅茶がいい?コーヒーがいい?
カドック:あー……コーヒーで
アイリーン:ロシアンティーでも頼むのかと思った!
カドック:(……やっぱりこのサーヴァント胡散臭い部分があるな
ロシアンティーは挑発か、探りを入れてるのか、多分前者か……?)
アショカ王:カドック、マシュ、そして藤丸
カドック:(……名乗った覚えはないんだが)
アショカ王:私には務めがある
まもなくここを発つ、ゆえに
カドック:いま話したいことは話しておけってことか……
アショカ王:貴方たちは特異点を修正に来たのだろう
……私はそれを阻む敵である
我が務めは門番、ゆえに通すべきものか否かを見定める
カドックはアショカ王に聞いた。
アショカ王曰くここはフィレンツェではない。
異教では煉獄と呼ばれる場所。
天国・煉獄・地獄の三世界がこの特異点の性質。
法を敷くにはルーラーの助力を得よ。
一時、追放刑を免れる。
本当に解除するには裁判長に論理的に認めさせる必要がある。
アショカ王:長い時が必要となる
五劫の時を経てなお足りぬやもしれん
だが……術はある
藤丸:それは一体……?!
アショカ王:……ここまで
ここから先は公正とは呼べまいよ
マシュはアイリーンに聞いた。
アイリーンのクラスはバーサーカー。
ルーラーの資格はないから期待しても無駄。
前にルールを変えたのは、
ちょっとくらいは裏技で何とかなるらしい。
アイリーンは藤丸の味方。
201と202をぶち抜いて借りてるアホ2人がいる。
104は天草、101は管理人=動かない猿みてぇな女。
藤丸たちは201に行ってみた。
M&D Law Firmと書いてあった。
ノックに反応がなかった。
強めのノックにヤングモリアーティとダンテが現われた。
藤丸:(異星の使徒ではないモリアーティ?)
カドック:色々と事情があってアンタのことは知ってるよ
とはいえ別のアンタだろうがな
モリアーティ:ああ、なるほど、聖杯戦争というやつか
では僕が優勝したのだろうな、うん、きっとそうだ
藤丸:最後まで生き残りました
モリアーティ:だよねー!さすが僕!
カドック:(うん、記憶はないだろうなコレ)
モリアーティは特異点修正に向けて活動してるらしい。
裁判長の真名は知らない。
ジャンヌをガワとしてる疑似サーヴァントもどき。
天草は知ってるらしい。
特異点修正に来たのなら委任契約を結ぶべきとアピールした。
モリアーティ:後は君の判断次第だが、どうするね?
藤丸:では契約するから手を出してください
モリアーティ:即断にも程があるネ?!
モリアーティたちは次の審理に出向いた。
この特異点にはいくつも法廷があるらしい。
以降、ルーラーがパーティにいるとバフがかかる。
第3歌 221B探偵事務所
サポートはNPCモリアーティ、ダンテ、フレンドから選ぶ
藤丸たちは天草に会ってた。
天草は裁判長と殺し合って負けた。
戦闘能力を剥奪された。
彼女はジャンヌの皮を被ってる疑似サーヴァント。
真名を教えるかは藤丸たちを見極めてから。
特異点の人間の悩みを解決し、ある物を集める。
集めきれたら真名と贈り物を差し上げる。
ここの管理人は誰にも会わない。
何かを尋ねたいなら、ドアの下に紙を差し込めばいい。
もしかしたら答えてくれるかも。
今のところは味方といえるらしい。
管理人のドアをノックしても反応はなかった。
自己紹介と話がしたい旨の手紙をドアに差し込んだ。
カドック:自己紹介と挨拶はともかくとして……似顔絵いる?
藤丸:いる
カドック:……まあ、確かにイラストは無害であるアピールとして有効かもな
マシュ:(←深く考えずただ可愛いから描いただけ)
藤丸たちは情報をまとめた。
カドックはここはフィレンツェの地下じゃないかと考えてた。
ダンテはフィレンツェと因縁がある。
地獄・煉獄・天国はダンテの神曲そのもの。
でも黒幕という感じではないとカドックも藤丸も感じてた。
天草のいう人助けにはどうすればいいか。
マシュは探偵事務所を思いついた。
アイリーンは郊外で魔獣を狩りまくってた。
アイリーン:楽しいなぁ、ねえマスター
ホント、マスターが言ってた通りの人だった
今ならアテシ、世界の果てまでびゅーびゅー災厄の嵐を吹かせそう
アハハハハ!ああ、もう……ムカつく、最悪の気分
凄いなカルデア!あんなモン飼ってるなんてさ!
藤丸たちはモリアーティに探偵事務所を相談してた。
モリアーティ:若き僕には全く関係ないが、ちょっとアレだな
マシュ:名前は221B探偵事務所です
モリアーティ:完全にシャーロックホームズリスペクトだネ?!
僕的には複雑な心境なのだが!
モリアーティは探偵事務所というアイディア自体は認めた。
藤丸たちが外に出るのに手を貸すことにした。
行き先は第6層暴食区……依頼を受けやすいらしい。
ここの煉獄は円錐台状の縦構造ではない。
横並びになってる。
今いるのは第7層色欲区。
ちょうどバスの到着時刻だった。
モリアーティ:待て!発進しないで、待て、待……
おっと、停止してくれたぞぅ!
……ああいや、僕たちの為に停止してくれた訳ではなさそうだなぁ
魔獣がいた。
モリアーティはついでに乗客に事務所の宣伝をし始めた。
マシュ:に、221B探偵事務所もよろしくお願いしまーす
ルーラーはダメージアップ、弱体無効がかかる
ソウルイーター(殺)2体
弱体耐性ダウン4T&宝具封印1Tを使う
必殺技は自身に回避1T追加
サポートはNPCモリアーティ、ダンテ、フレンドから選ぶ
藤丸たちはバスに乗った。
乗客はいなかった。
暴食区は食事が許されている。
だから住人は飢えている。
欲しいものを我慢してこそ罪の浄化になる。
暴食区には資源がそこら中にある。
空腹が満たされすぎてしまう。
その時点で罪となる。
つまり適切な量の食料をわける必要がある。
依頼はコミュニティボードを見ればいい。
善行を積みたい者たちが依頼を受けている。
暴食区に着いてモリアーティは魔猪の肉200KGの紙を剥がした。
モリアーティ:そういえば件の人間としてのジャンヌ
君は会ったことがあるんだったか
や、どんな人だったのかなぁって知りたくなってネ
喩えるならどんな感じかな?
藤丸:目の前にいるこの魔猪の擬人化?
仮想ジャンヌ:失礼ですよマスター!
ルーラーはダメージアップ、弱体無効がかかる
巨大魔猪(狂)
魔猪(狂)2体
魔猪の肉はカドックが解体した。
運ぶのはマシュが申し出た。
藤丸もマシュを手伝った。
カドック:この光景を見て何か思う所はあるか?
モリアーティ:……手伝います
ダンテ:フフ……手伝う……
魔猪の肉はそのまま渡す。
住人は生のまま食べる。
彼らは味を求めてない。
ただ暴食の欲求があるだけ。
マシュ:それは危険です、豚肉は寄生虫が……
ダンテ:彼らにとって健康も寄生虫も無視できる範囲だ
……まあ寄生虫の類いが潜んでいるかといえば……
モリアーティ:何しろ腐ることすらないからネ
腐敗するための菌がないっぽい
でも不思議なことにヨーグルトは作れるヨ
カドック:もしかして裁判長が入れていい菌と悪い菌を区分してるのか?
ダンテ:マジでそうならマメ……
藤丸たちは依頼人のストリンガーに納品した。
報酬に祈りの結晶をもらった。
聖杯の雫だった。
正しく祈り続けると出てくるらしい。
第4歌 咎人たちの依頼(前編)
そろそろ夜になる。
18時になると天使たちが飛び回る。
藤丸たちは慌ててバスに乗り、グラナートに戻った。
天草に聖杯の雫を見せた。
残り6つ集めたら贈り物があるらしい。
夕食はアショカ王の野菜炒め。
肉はアイリーンの魔獣肉の生姜焼き。
食べる前に手を洗うようアイリーンは釘刺した。
調理前に洗ってないの?w
手洗い場は101の奥にある。
藤丸たちが向かうとジャンヌ顔の管理人が通り過ぎた。
カドック:……今、何か……いた気がするんだが
マシュ:いましたね……その……
藤丸:ジャンヌに似た人が……
夕食後、アショカ王は1人前をラップに包んで冷蔵庫に入れた。
101管理人のもの。
いつの間にか食べてるらしい。
残さないとグラナートの電灯が消えたり怪奇現象が起きる。
藤丸たちは天草に相談に行った。
基本的に長期戦を覚悟するよう天草は助言した。
従ってサーヴァント関係に気をつける。
管理人に家賃を払うのも忘れない。
藤丸たちが帰ると、入れ替わりに管理人が天草に会いに来た。
天草は管理人にカルデアの方々を頼んだ。
管理人:いや、あれは無理でしょ……
論理的にも物理的にも魔力的にも敗北してるんだから
私は彼女に勝てないし、彼女は私を見逃してくれているだけ
天草:では、しばらくの間は力を付けることに注力した法がよさそうですね
管理人:あ……権限の譲渡?
つらくない?
天草:私の人生は大体辛いものでしたよ
管理人:……ヘビーな一言をぶつけてくるな、おまえ
もし煉獄で聖杯の雫を聖杯1つ分集めきることができたなら
喋ってもいいぞ、彼女の真名
モリアーティは藤丸たちに会いに来た。
住人から221B探偵事務所に依頼があると伝えてた。
アショカ王の依頼
サポートはNPCモリアーティ、フレンドから選ぶ
アショカ王はアパートの外壁を修繕したい。
天使の外皮、内部に絡繰があれば修繕できる。
モリアーティ曰く煉獄と法廷の境目で釣り放題らしい。
モリアーティは天使に石を投げた。
反応した天使は10体。
藤丸たちは追放刑で、天使が優先始末の対象として追って来た。
天使は法則固定をかけようとした。
モリアーティが戦闘行動解禁を上書きした。
マシュ:それでは外壁その他の材料とさせていただきます
ルーラーはダメージアップ、弱体無効がかかる
天使・第九階梯(秤)5体
天使・第八階梯(秤)3体
天使・第七階梯(秤)2体
天使はダメージアップ&天命
藤丸たちはグラナートに戻った。
天使の外皮などをアショカ王に渡した。
報酬は聖杯の雫だった。
藤丸:いいタイミングなんで聞きたいんだけど
ずっと抱えている柱は一体……?
アショカ王:ふむ、これか?
これはだな……
暗転して何を言ったか不明。
天草四郎の依頼
サポートはNPCモリアーティ、フレンドから選ぶ
天草は魔術髄液を依頼した。
天草には点滴のようなもの。
魔獣の頭部から採取できるらしい。
モリアーティがその魔獣がいる暴食区付近の山に案内した。
ルーラーはダメージアップ、弱体無効がかかる
キメラ(狂)2体
髄液はカドックが採取した。
天草に渡すと聖杯の雫をくれた。
カドック:集めさせてるのに、そもそも持ってたのか?
天草:何事も経験ということで
もう少し集めてお持ちください
第5歌 咎人たちの依頼(後編)
今回は強欲、怠惰、憤怒、嫉妬、傲慢を全部やる。
強欲→金、宝石、高価なモノ……を道ばたに捨てる
怠惰→枕とおふとん……誘惑に勝つ
憤怒→怒りの炎を灯し、怒りを抑制する
嫉妬→優れた存在……芸術品があるとここの住人は苦しむ
傲慢→岩があれば頭が下がる……重たいものなら何でもいい
高価なものは魔獣の素材=魔術的には価値がある
枕におふとんはモリアーティにツテがあった
怒りの炎は炎の精霊種モドキから手に入れる
芸術品は地獄の管理者の一人が持っていそうとダンテが交渉する
岩はその辺の荒野に転がっている
藤丸:地獄の管理者……
ダンテ:……この煉獄からも零れたものたちが、最後に辿り着く場所……
そして……私が描写にもっとも力を入れた場所……
皆も読む時は地獄編をねっちり読んでね……我ながらすごいから
カドック:(やっぱり、この特異点と関係があるだろダンテ)
サポートはNPCモリアーティ、フレンドから選ぶ
ルーラーはダメージアップ、弱体無効がかかる
ワイバーンレッド(馬)2体
ワイバーンエビル(馬)
イフリータ(術)2体
クリスタルゴーレム(狂)
ダンテはモナリザの概念礼装を手に入れていた。
暗転後、5つの納品を終えて、報酬として4つの聖杯の雫を手に入れた。
藤丸たちは天草に雫を渡した。
天草曰く、罪人はいつか天国を向かう。
しかし天草が召喚されて1人も天国に辿り着いた者はいなかった。
それが天草と彼女=裁判長が対立した理由だった。
彼女は高潔すぎて煉獄の意味がない。
天草は聖杯の雫を短剣に変えた。
聖杯の短剣にルーラーの権限を付与した。
これがあれば戦闘行動禁止だけは免れる。
ただし追放刑は執行されているので天使たちの追跡は止められない。
戦闘能力がない天草にはルーラーの権限は宝の持ち腐れらしい。
天草:彼女の疑似真名は……メタトロン
ジャンヌの外殻を餅ながら、人類を裁断する役割を背負った天使の一柱です
第6歌 超越の大天使
カドックはメタトロンを解説した。
※選択肢で選べる。
古代の神の代行者、天界の書記を務めた神霊。
人類の祖先アダムから7代目の子孫、義人エノクが天使に変えられた姿。
旧約聖書のエノクの記述からアポクリファで話が膨らみ、
神秘主義文献のセフェル・ヘハロトでメタトロンの言及が完成した。
地上の72の守護天使の上位であり、天国の法廷で人を裁く役割がある。
出エジプト記で炎の柱で人々を導いたのもメタトロン。
天使は魔術世界では別の意味を持つ。
魔術世界に天使はいない。
魔術師は天使の名を術式に利用できる。
例えば上級であるスローンは炎の車輪のイメージがある。
詠唱に天使の名を潜り込ませれば、魔力をそういう方向に作り替えられる。
天草:天使は力の方向性を定める、ただの器です
彼女はメタトロンであり、ジャンヌの記憶は持ち合わせていません
カドック:戦ったから、そこまで看破できたのか?
天草:もっと直接的な証言があったもので、具体的には……
メタトロン:……来たぞ……めんどくさいな……
天草:このグラナートの管理人にして、特異点の支配者……メタトロン・ジャンヌです
メタトロン:特異点の支配者は、あっち側
私はただのアパートの管理人
も、いいでしょ?
後は適当に説明して
天草曰く管理人は中立らしい。
保護には応じても特異点の修正は拒む。
こちらの彼女は霊基数値は大したものではない。
霊基分割でほぼ全ての力があちら側に寄ったらしい。
その夜、マシュは部屋を出た。
アイリーンが見とがめた。
いつもと違う姿だった。
マシュはアイリーンとの会話に胸がざわついた。
マシュは飲み物が飲みたかった。
マシュはアイリーンからお茶をもらった。
アイリーン:尋ねたいことでもあるのかな?
キリエライトちゃん
マシュ:では、真名をお尋ねしてもよろしいでしょうか
……あなたがアイリーン・アドラーではないということだけは、わかります
アイリーン:サーヴァントなんだから、姿や形が想像と違ったって当然だし
マシュ:それでも、わたしはあなたが彼女ではないと思います
アイリーン:でも根拠はないんだよねぇ
それで名探偵の弟子を名乗れるの?
マシュ:確かに根拠はありませんが……
そもそも弟子を名乗った覚えは……
待ってください、その、少し、話がおかしいような……!
アイリーン:あ、やっと気付いた?
アテシは知ってるよ、キリエライトも、カドックも、藤丸も……ね?
マシュ:あなたは敵なのですか?
アイリーン:アテシはカルデアの敵じゃない
アナタのマスターが心配だったりする?
結構裏切られてきたものね、あの人
モリアーティにコロンブス、柳生の人、妖精王もそうなのかな?
マシュ:……!
アイリーン:苦しそうだね、うんうんわかるよ
その苦しみの正体がわかったなら
アテシもアテシの正体を明かしてあげるとしよう
口約束だと信用できない?
誓ってあげようか?
まあ誰もいないんだけど、どーのわぁ?!
メタトロン:いるんだな、これが
アイリーン:か、管理人さん、お珍しいですね……
メタトロン:……で、誓うというなら私が適任では
それとも誓えない?
アイリーン:ち、誓う誓う誓います
メタトロン:自分はアイリーン・アドラーじゃないから、あの誓いはナシ
とか言い出したら頭蓋骨ひん剥くからね?
マシュは部屋に戻り自問した。
生まれてすぐ自分の役割を認識した。
機能限界は18年。
……無垢であれ。
その感情の在り方は素敵なものだと思った。
この感情は、この痛みは、それと真逆。
先輩やカドックさんに助力を乞う気にはなれない。
そんなことすれば、わたしはアイリーンさんに徹底的に蔑まれる
そんな気がしてならなかった。
第7歌 立ち止まって夢を見る
翌朝、藤丸たちは食堂に向かった。
アイリーン:お、藤丸は元気そうだねぇ
残り2人は冴えないけど
何、夢見でも悪かった?
カドック:……まあな
モリダンの2人組はいなかった。
地獄では弁護士は引く手あまたらしい。
アイリーン:地獄の管理者は少なくとも裁判長よりは話が通じると思うぜー
ただ、どっちにしろ用もないのに会うべきサーヴァントじゃないから
アイリーンは藤丸に依頼があった。
天使が聖杯の雫を強奪して自らを強化してる。
天使が使用する前に奪い取ってくんない?と。
アイリーンは権限拡張したいらしい。
今だと第五階梯の天使とタメ張るくらい。
カドックは雫を天使に渡した住人を探した。
その天使はすぐに見つかった。
藤丸:すみませーん
天使:……!
カドック:当然のように襲いかかってくるが……
マシュ:はい、ここで迎え撃ちましょう
サポートはフレンドから選ぶ
ルーラーはダメージアップ&弱体無効がかかる
天使・第九階梯(秤)7体
天使・第八階梯(秤)5体
天使・第七階梯(秤)3体
天使はダメージアップ&天命がかかってる
5TでこちらにNP30%アップ&毎ターンNPアップがかかる
サポートはフレンドから選ぶ
雫を確保した藤丸たちは物陰に隠れた。
天使が住民を殺すのが見えた。
その体内から無理やり雫を抉り出した。
雫で強化した天使が叫んだ。
広範囲に魔力を撒いてサーヴァント=マシュを炙り出した。
ルーラーはダメージアップ&弱体無効がかかる
変質型天使・第七階梯?(秤)
ルーラー以外に攻撃ダウン10T&強化無効10Tを使う
ルーラー以外にクリ威力ダウン10T&法具ダウン10Tを使う
青ゲージブレイクで自身にチャージプラスを使う
藤丸たちはアイリーンに雫を渡した。
報酬は豪華素材。
すぐに聖杯の雫を集めようとした。
メタトロンが止めた。
曰く時間は無限にあり、急ぐことは罪となる。
ここを追い出されたくなければ、ゆるやかに日々を過ごすべし。
藤丸:わかりました
メタトロン:なーんか信用できねー
なので問答無用
だからしばらく怠惰でありなさい
ハベにゃん:え、ちょ……マシュ?!
メタトロン:あなたも、今はちょっとお休みしなさい
第8歌 一ヶ月後のあなたたちへ
1ヶ月経ってた。
藤丸たちは麻雀やってた。
振り込んだカドックは気分転換にストーブの燃料を取りに出た。
帰りがけ、自問してた。
■■■■・■■■■のことを考えると、焦燥に駆られることもある。
……あれ?
どこに進もうとしていたんだっけ。
麻雀が終わってカドックは自室のギターに気づいた。
マシュと藤丸が天草からもらったまんじゅうを持って来た。
藤丸もギター弾けるとイントロだけ弾いた。
カドックも何か弾いたらしい。
翌日、ハベにゃんが叫んでた。
マシュは何か聞こえた気がした。
食堂で麻雀の約束をしてた。
アイリーン:お、おお、朝起きて夕方の娯楽スケジュールをもう決めている……
まさに■■が全てを支配している感……管理人さん?
いいの?この体たらくで
メタトロン:……少しくらい、いいでしょ
あ、そうそう3人とも、家賃未払いだよ
マシュ:はい……何とか月末までには……
夕方になると言峰が現われた。
言峰も麻雀を打ちに来た。
マシュも藤丸も狼狽してた。
カドック:(一体、何が狙いだ?
いや、落ち着け、麻雀に集中しなければ……
いや、何かおかしいな?
僕は何か重要なことを見逃してないか?)
(あれ?……なんでマシュは盾を持ってないんだろう?)
言峰:いつまで、この日々を続けるつもりかな?
穏やかな日々、穏やかな死
君たちとは縁遠い言葉だろう
それとも、それが願望だったのかな?
であるのなら、滑稽と言う他ない
終局まで足を運びながら人知れず眠れると
本気で考えているとはな
メタトロン:……おい
今は麻雀中だ、説教説論、戯れ言繰り言は後にしなさい
勝ってから言え、勝ってから
言峰:……失礼、まずは勝利することで意見する資格を得よう
ところで話は変わるが
君たちは第4圏強欲の地獄に行くつもりはあるかね?
あの圏の管理者には気をつけたまえ
強欲なだけあって、あらゆるものを剥いでいく、とても危険な存在だ
言峰はリーチした。
藤丸は安全そうな牌を捨てた。
マシュは藤丸が苦い顔をしたのに気づいた。
半荘が終わってカドックが4位。
言峰が勝ったらしい。
言峰曰く忘れていることがある。
藤丸、マシュは思いつかなかった。
カドックは思い出した。
藤丸たちに外に出ようと促した。
メタトロン:……あーあ、もう少し、だらだらすればいいのに
言峰:方針が監視から粛清に切り替わるまで
残る時間はあと僅かですよ
藤丸たちは空に浮かぶボーダーの幻影を見上げ、思い出した。
マシュ:メタトロンさんの仕業ということでよろしいのでしょうか
メタトロン:そう、えーと、なんかこう
怠惰……怠惰ビーム的な?
貴方たちはこの特異点に来る前からずっとずっと、傷ついてたじゃない?
心の傷だって蓄積する
ましてここは煉獄、罪の浄化を促す世界
罪は何度も何度も貴方たちを苛んだはず
マシュ:……それはもしかして夢のこと……ですか?
メタトロン:大抵の人間はこの世界で悪夢しか見ない
でも時間が経てば受け入れられる
……ようは成長する
そうしたら罪悪感のある夢は消えていく
どう?夢を見ている?
藤丸:みたけど忘れている……
メタトロン:良い傾向
ちゃんと癒やされている証拠
カドック:回数は減ったけど……
メタトロン:まだ見て、まだ覚えてるのなら、まだまだまだ
マシュ:……わたしは……
メタトロン:マシュはいいよ、マシュは別枠だから
ハベにゃん:……マシュ!聞こえる?!
記憶が戻ったなら、ボクの声も聞こえたりするかな?!
マシュはハベにゃんの声が聞こえるようになった。
メタトロンが遮断してたらしい。
おわびにちょっとだけ魔力を与えた。
ハベにゃんが藤丸たちに見えるようになった。
カドック:なんだ本当にいたのか……
ハベにゃん:いたとも!
ずっとマシュの隣に!
麻雀の時は必死にローズを送ってたのに、気がつかないし!
カドック:なんでイギリスの妖精がローズなんて知ってるんだ!
ハベにゃん:そりゃあイリヤから教わって……
あれ、また透けてきてる?
メタトロン、魔力もっとおくれ
メタトロン:あなた霊基が破損しすぎて
底に穴が空いたバケツみたいになってる
カルデアに退去すれば直るだろうけど
この特異点では当分このままね
メタトロンは情勢の変化を語った。
第一、第二、第三階梯に上り詰めた天使が多くなっている。
聖杯の雫が減り始めている。
言峰があとを継いだ。
天使たちが階梯を上げるために雫を奪い始めた。
煉獄の住人は祈っても罪は浄化されないと疑い始めた。
祈らない住人は地獄へ向かう。
あるいは天使に殺される。
程なく煉獄は崩壊する。
裁判が始まらないと言峰が困る。
怠惰を司るメタトロンはこのまま送り出す訳にはいかない。
メタトロン:ということで戦闘ですよ
そら言峰綺礼、とっとと彼女の側につきなさい
そのつもりで来たんでしょう?
言峰:……というわけで諸君
ここは1つ、手を組むとしようか
君たちが裁判に挑まなければ私もまた、ここに来た意味がない
何しろ検事だからね
カドック:味方に回ってくれるのはありがたいが
回ってくれるからには、
メタトロンの攻撃に対応できるんだろう?
言峰:むろんだ
旧き7つの大罪の1つ、怠惰の権能
この3人ならいざ知らず、私には通じないでしょうな
サポートはフレンドを選ぶ
NPC言峰は固定出撃
ルーラーはダメージアップ&弱体無効がかかる
開幕でNPC言峰に怠惰=睡眠2Tがかかる
メタトロン・ジャンヌ(秤)
メタトロンはダメージアップ&天命がかかってる
紫ゲージブレイクで攻撃アップ&防御アップがかかる
攻撃アップ2T&クリ威力アップ2T&無敵貫通2Tを使う
藤丸:フツーに怠惰が通じてなかった?
言峰:ははは、何のことかなはははは
メタトロン:それで、どうする?
貴方たちはこのグラナートから出て行く?
カドック:それは……僕たちが決める事じゃなくないか?
追い出されても仕方ないと思っていたが
メタトロン:それは……いや何でもない
それより、そこの言峰は用済みだし出て行って
言峰:これは手厳しい、だが私の用件も済んだ
では、さらば
おっと、これは言っておかなければな
カドック、マシュ、藤丸……法廷で会おう
藤丸:……最後の台詞言いたかっただけでは?!
メタトロン:おい藤丸、ちょっと話がある、101号室に来い
アイリーン:キリエライトはアテシとお話しよ?
カドック:アショカ王、悪いがキッチンに来てくれないか
アンタとはきちんとした形で話したいと思ってた
以降、順不同でイベントが見れる。
自分がメタトロンと話をする
マシュがアイリーンと話をする
カドックがアショカ王と話をする
自分がメタトロンと話をする
藤丸たちがこたつに入ると押し入れから声が聞こえた。
???:何だよズルいぞ
こっちは押し入れで寒々と惰眠を貪ってるのにさー
メタトロンは押し入れを殴った。
藤丸に忠告した。
この特異点は戦闘では解決しない。
裁判長に勝つには明白な主張と堅固な意志が必要。
裁判長は人間は滅びるべきと思ってる。
そして次の知性体が生まれるのを待つ。
カルデアに罪があるのは確かだけど、裁定者としてより許せないものがある。
メタトロン:あれ?あの時わたしは……
なにかひどく、らしからぬ言葉を吐いたような
……ごめん、ちょっと思い出せない
藤丸たちには罪がある。
その罪がある限り、裁判長はカルデアに人理を救う資格を与えない。
メタトロンには罪があるとは思えなかった。
メタトロン:だから……一緒に堕落しようよ
藤丸:なんでその結論に?!
メタトロン:いーいーだーろー
たーいーだーしーよーうーよー
藤丸:それよりも……どうすれば裁判に勝てるかな?
メタトロン:……しょうがないなあ
さっきも言ったように明白な主張がほしい
他人の提案を持って来るのは絶対にダメ
裁判長は即座に察知するし、存在価値をゼロに定義する
悪夢を見るって言ってたでしょ?
それは恐らく罪悪感が生み出す悪夢
それと向き合って自己の主張を認識するためにも、あの夢は必要なんだよ
どうも話を聞く感じ、あの悪夢をキミは乗り越えている
だとすれば、そこにキミの固い意志と明白な主張があると私は思う
マシュがアイリーンと話をする
マシュたちはモリダン事務所に勝手に入ってた。
アイリーンが合い鍵作ってた。
マシュは怠惰でありながらアイリーンの宿題はずっと考えてた。
メタトロンの権能は宿題には効果がなかった。
マシュ:わたしは……あなたに憎まれている
ただ本当にそうかは確信がありません
アイリーン:じゃあ苦しみをメカニズム的に整理しただけかな?
そこまでが今のキリエライトの限界だろうし
いいよ、ひとまず宿題は済んだ
その結論も正解と言ってあげましょう
アイリーンは真名をリリスと明かした。
メソポタミアの嵐の女、リリンたちの母。
アイリーンはマシュが嫌いだった。
マシュの過去は全部知ってる。
デミサーヴァントであり、デザインベビーであることも。
人間のふりをしているだけの自動的な生物ということも。
リリス:キリエライトは悪を憎いと思ったことはある?
戦わなくてはいけないと思ったことはある
正さなくてはならないと思ったことはある
でも……この存在を赦してはならないと思ったことはある?
マシュ:思ったことは……
リリス:だから人間じゃないんだよキリエライトは
人間は誰しも好悪の秤を持ってる
藤丸だってそうだよ
彼女の天秤は絶対にあやふや
だからキリエライト、私は普通に藤丸が好きだよ
でも貴女の天秤は違う
貴女の天秤は軽蔑、嫌悪に足る代物
だって動かない
どんなものを置いても動かない
マシュはテペウの言葉を思い出した。
あなたはあなたに近しい人の不幸を
遠い人の不幸より悲しんでいいのです。
平等の世界では私たちディノスと同じになる。
ただひとりの友人さえ救えない、そんな世界に。
リリス:……罪なき存在でいてほしいというのはカルデアの想いかもしれない
でも、それに乗って無垢であり続けたのはどうして?
この長い、とても長い旅には……
何回だって生まれ変わる機会はあったはずなのに
マシュ:わたしは!
わたしは……無垢であろうと考えた事なんて
そんなこと、あなたに……リリスさんにわかるはずがない……!
リリス:わかるよ、だって盾を使っているんだもの
あの盾を使っている限り、無垢である証左になる
だからキリエライトは異聞帯を消した罪を背負ってない
その罪を背負おうとしないのが貴女の罪
貴女は絶対に出られない、この特異点から
カルデアに敵対するとか、マスターを殺すとか
そういうことは考えてないからアテシ
アテシはただ貴女が憎いだけ
だから殺すなら間違いなく貴女……いや、お前
それともマスターを殺しておこうか?
マシュ:……それは許しません絶対に
リリス:貴女はマスターの首が刎ねられたとしても
刎ねた相手を憎めない、嫌いになれない
マシュ:違います、それは……わたしは……
貴女を……リリスさんを……
リリスは夜風を放ちマシュを攻撃した。
リリス:これから先、アテシはアンタの邪魔をし続ける
マスターを唆して味方に付けたら確実に勝てると思うよ?
ま、その場合は……彼女の首を刎ねて終わらせるつもり
これは私とお前の勝負だ
互いに存在を許さない、交渉無しの殺し合い
……受ける?
マシュ:……はい
リリス:オッケー、さっきのは冗談だよー冗談
マスターを殺すなんてねぇ?
そんな酷いことしないって、一人で戦えると誓えるならば
マシュ:わかっています
リリスさ……あなたはそういう方です
リリス:人間の欠陥品がアテシを睨むんじゃあないよ
消え失せな
カドックがアショカ王と話をする
アショカ王はカドックの罪を察した。
カドックはあの2人=藤丸、マシュに関する罪悪感を語った。
異性の神から指示を受けた。
直接の指示はあれだけ。
アナスタシアに命じて、殺戮を行った。
※カルデア襲撃?
アショカ王:なるほど裏切りか
カドック:何もかも裏切って何とか生きている
アショカ王:ならば貴方には罪がある
貴方は罪を抱え、悩み、呻き、生きている
やがて行き着く……自分自身の終わりの為に
カドック:……いや、そんなことはない、はずだが
アショカ王:ほう、では助言を一つ
……貴方はいずれ選択を迫られる
ただひとり迷い、選ぶ……その孤独こそが貴方への罰となる
カドック:アショカ王、アンタは選択する時、何を以て判断した?
アショカ王:私は殺戮を選んだが、やがて己が運命に出逢い、仏法へと至った
カドック:……そこでブッディズムが出てくる訳か、魔術師にはわからないな
アショカ王:私は私だ……そして貴方は、貴方として選ぶより他にない
砕けて云えば、嫌ではない道を選ぶのを勧めよう
カドック:嫌ではないとは?
アショカ王:はは、そのままの意味だ
カドック:なんだそりゃ
でもまあ一応、覚えておこう
聖者とは違うにせよ、含蓄のある言葉だった
アショカ王はカドックに依頼した。
煉獄の強欲区の2人が地獄へ向かう決断をした。
地獄の強欲圏まで2人を送って欲しい。
報酬は聖杯の雫4つ。
地獄には管理者がいて、力尽くで支配している。
神曲の天女になぞらえた7人の管理者……否、3人と4人。
愛、希望、信仰、正義、勇気、思慮、節制、全てがサーヴァント。
第9歌 かくして長き贖罪の旅へ
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ニトクリスオルタにした
藤丸たちは情報交換した。
マシュのリリスとの戦いや、藤丸の裁判長への主張は自分で何とかすると答えた。
聖杯の雫で短剣を強化する必要があった。
力のない天草には無理。
天草はメタトロンを呼んだ。
メタトロンは温州蜜柑を要求した。
藤丸は温州蜜柑を渡した。
アショカ王からもらったらしい。
メタトロンは追放刑対策に何かをした。
曰く地獄で休みたくなったら使え。
藤丸たちが眠り、ハベにゃんが自問してた。
マシュのシールダーの素質を捨てさせてはならない。
ブラックバレルの守護妖精として、あってはならない。
でもマシュは境界記録带、ゴーストライナーになりかけている。
2015年から2016年の1年間を彷徨う存在に。
メタトロンが押し入れの誰かと話してた。
第9階梯にも勝てない弱いサーヴァントらしい。
曰くオレは憎むのが生業。
人間が積み上げるものに価値は見いださない。
人間は罪を犯す為に生まれてくる。
何度失敗しても諦めないの精神。
だからこそ命には価値がある。
何度終わりを見ようと次を目指す。
オレが肩入れするのはそういう醜さ。
だから世界にはまだ元気でいてほしい。
メタトロン:……屈辱
???:え、なんで
メタトロン:なんでもない、今日はこの屈辱を抱えて寝る
おやすみ……ぐぅ
カドックが悪夢を見ていた。
墓に近寄り死体を見た。
カルデアのスタッフの死体だった。
氷漬けの死体はアナスタシア。
罪にうろたえる時間は過ぎた。
ただ……彼女だけは。
そう考えた瞬間、大きく鐘の音が響いた。
マシュが悪夢を見ていた。
ベリルに指の骨を折られたのをロマンが治療してた。
ロマンはベリルの正体に気づいてない。
マシュを見る目には慈しみがあったと思ってる。
ロマンはマシュが傷ついてないか心配してた。
対話は重要だがとロマンは説いたが、ベリルは対話を拒否している。
そういうのはもう敵と認識するしかない。
マシュは異なる目的を持つ人間と認識するだけだった。
これだけは覚えておいてほしいとロマンは忠告した。
いつかキミという全てを否定する者が現われる。
その時、感じたものを否定してはいけない。
たとえ自分が……たとしても。
マシュはロマンの言葉の最後の部分を覚えてないらしい。
シルエットのロマンが語り始めた。
盾がある限り召喚できるサーヴァントには無限の可能性がある。
そのためにも無垢であり続けてほしい。
そのためにも愚直であり続けてほしい。
盾を持たない君に、価値はないのだから。
翌朝、リリスも一緒に朝食を食ってた。
マシュとリリスに妙な緊張感があるとカドックは察した。
藤丸はリリスにアイリーンって名乗った理由を聞いてた。
その場のノリ?とリリスは答えた。
※実際にはマシュへの当てつけでしょうね。
リリスは個性をつけたがってた。
天草は子供好き属性を提案した。
リリスはリリンを3体喚んだ。
魔力から子どもを作れるらしい。
カルデアスタッフに優しいギャル的な人気路線を追求した。
メカクレ愛好家の海賊に優しいギャルは薄気味悪いのでお断り。
色々考えて今のままでいいという結論に達した。
アショカ王はリリスがマシュを見る視線が邪視と気づいた。
次にその視線を送るなら、私が貴方を見据えると警告した。
リリス:転輪聖王の視線とかアテシ死なない?
アショカ王:ならば、やるなという話だな
藤丸たちはバスに乗った。
さっそく天使に気づかれた。
ルーラーはダメージアップ&弱体無効がかかる
天使・第五階梯(秤)
天使・第六階梯(秤)2体
天使はダメージアップ&天命がかかってる
全体に3T後に第六階梯を喚ぶ
バフ焚きまくってニトクリスオルタの宝具でワンパンだった
マシュは自分が強くなったか聞いた。
強くなったと藤丸は答えた。
カドックは安定感があると実感を語った。
マシュがいると死の予感が少ない。
だから安心して戦える。
マシュの背中から声がした。
リリス:よかったねキリエライト
お前の力はみんなが認めてくれている
お前の強さはもっとも親しい人間が理解してくれている
……でも、だけど、だから
その盾を捨てるなんてこと、あってはならないよね?
強欲区で依頼人と合流してた。
セリエナとスタルジオ。
地獄へ着けば道案内と合流できるらしい。
2人は祈りに疲れたので地獄に向かうと決めた。
煉獄にいる資格はないので地獄に落ちるのを嫌がるのは主への裏切りとなる。
マシュ:裏切るのが怖いのは、わたしにもわかります
藤丸:……マシュ?
マシュ:すみません、何でもありません
皆さん、進みましょう
第10歌 愛は欲を誘う
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カドックがダンテの神曲の地獄の構造を話してた。
漏斗状、階段状。
地獄の門があり、門を通過するとアケローン河に着く。
悪魔カロンによって渡河すると、第一圏。
いま向かっているのは第四圏。
……魔獣が現われた。
ルーラーはダメージアップ&弱体無効がかかる
ケルピー(馬)
マーマン(殺)2体
地獄の門は開きっぱなしだった。
次のアケローン河は黒髭カロンが舟守だった。
依頼人が渡し賃をあげた。
黒髭は足りねえと、身ぐるみ剥いで気分が良ければ対岸まで行くとゴネた。
藤丸はマシュに目配せした。
黒髭:あれ?
さっきまでいたバーソロミューが好きそうな女子は?
藤丸:後ろ
黒髭:後ろってそんなやだな
それじゃまるで奇襲を仕掛けようとしてるみたいじゃん
カドック:仕掛けようとしてるんだよ
マシュは黒髭を後ろから攻撃した。
黒髭:おのれ、まるで拙者の生き写しのような奇襲
もしやそこのキミ、前世は拙者だったのでは?
藤丸:フッ、そうだと言ったら?
黒髭:え、そうなの?
やだ……運命を感じてときめいちゃう……
カドック:藤丸……その場のノリで発言するクセ、ホント良くないと思うぞ
ルーラーはダメージアップ&弱体無効がかかる
黒髭カロン(馬)
黒髭は防御ダウンがかかる
ガッツ1回がかかる
宝具アップ&攻撃アップ1Tを使う
黒髭は負けを認めた。
渡し賃ゼロでいいと。
マシュ:きっちり人数分払っておきましょう
後から、このことを盾に取る可能性があります
カドック:対岸で仲間相手に騒ぎ立てる可能性がある
黒髭:え、やだ、なんでアタイの思惑、そこまで見抜くの?
もしかして恋?
藤丸:慣れ
黒髭:慣れかぁ……
出航すると黒髭が1人芝居を始めた。
黒髭:さあ野郎ども出航だ
黒髭:へーい!
カドック:……1人でなにやってんだ?
黒髭:部下がいないので一人芝居
藤丸:かなしい
黒髭は煉獄にいた方がいいと依頼人に忠告した。
曰くヒーローがいなくてヴィランだけがいるアメコミの都市=地獄。
煉獄から地獄に落ちるやつは大体大丈夫らしい。
耐え切れなくなって消えるのを願うか、耐え切れず染まるか。
どちらに転んでも、地獄は変わりゃしない。
……アケローン河のお魚が襲ってきた。
人の腎臓肝臓を生きたまま貪るのが好きらしい。
ルーラーはダメージアップ&弱体無効がかかる
アケローン・フィッシュ(馬)2体
アケローン・フィッシュ(馬)3体
対岸に着いた。
依頼人は黒髭に礼を述べた。
黒髭:べ、別にアンタのことが好きなんじゃなくて
ゼニ貰う為なんだからネ!
依頼人:?
藤丸:それはそう
黒髭:うん、でも通じた人間がいて嬉しい黒髭であった
対岸に案内人ダンテがいた。
第1圏は本来、紀元前の偉人がいる場所。
裁判長の判断で地獄にいるべきでないとされたらしい。
ダンテはここ1ヶ月、弁護士活動と資料集めをしてた。
裁判長は物理的でない倒し方がある。
その為の資料集め。
モリアーティも第8圏でアレクサンドリア大図書館を探していた。
ダンテの神曲ではアレキサンダーは第7圏にいる。
その名を冠する図書館も設置されている。
そんな噂を耳にした。
メタトロンが人類を滅ぼすにしても、智の集積は必要のはずと考えてた。
藤丸たちは第2圏、色欲圏についた。
キラキラした住人がいた。
色欲を美の追究にすり替えてるらしい。
ただし管理者が好む美以外は認められない。
第2圏から門をくぐるには管理者の許可が必要。
管理者はクレオパトラだった。
クレオパトラはリーダーは誰か聞いた。
マシュ:マスターがこのパーティのリーダーです
それは問答無用かと
藤丸:そうかなあ?!
クレオパトラ:……ふむ、まあいいでしょう
冴えない顔ね、アナタ
でも許します、第2圏から第3圏へ通るだけなのですよね?
それならば、まあ許しましょう
……通るだけ、ならば
ダンテ曰く第3圏、暴食圏は住人が最悪。
依頼人は争いが少ないと聞いていた。
争いが少ないから危険でないとは限らないとダンテは釘刺した。
第3圏は永遠に続く害ある雨が降っていた。
神曲の一節にもある。
天使たちに見つかった。
サポートはフレンドから選ぶ
NPCダンテは固定出撃
ダンテは攻撃&防御アップがかかる
ルーラーはダメージアップ&弱体無効がかかる
こちらに呪いがかかる
カドックが弱体解除&弱体耐性アップ3回をかける
天使・第五階梯(秤)
天使・第六階梯(秤)2体
天使はダメージアップ&天命がかかってる
藤丸たちは雨で弱体してた。
増援も来た。
もう一戦は保たない。
依頼人も辛そうだった。
カドックはマシュと殿を担当すると叫んだ。
藤丸は短剣を思い出し、すぐに使った。
……地震が起きた。
何かが降ってきた。
グラナートだった。
中に入るとメタトロン管理人がいた。
家ごと運んだらしい。
とりま休むことになった。
天草はグラナートが空を飛び、地獄の第3圏に着地する夢で目覚めた。
……夢じゃないんでしょうと察してた。
アショカ王から電話がかかった。
管理人は藤丸に出るよう指示した。
アショカ王:グラナートがないのだが……どこに行ったかな
藤丸:地獄の第3圏です
アショカ王:暴食圏か、であれば無理もなし……
また電話が来た。
藤丸:ウチは出前やってませんよー
リリス:誰も出前頼んでないよ?!
それはともかくとして、アテシたちのグラナートがないんだけど?!
藤丸:今は地獄の第3圏に……
リリス:そうかー、どうしようかな……野宿もいいけど……
アテシみたいな美少女が野宿とか、危険だと思わない?
藤丸:思う
リリス:お、おう、思ったよりストレートに返されて
ちょっと困惑するアテシ
……なんか恥ずかしいけど、とりあえずそっちに行くね
天草は第3圏を歩くなら傘を持っていくのを勧めた。
傘なんかなかった。
天草はクイズを出した。
神の代行者とか天使の書記みたいな異名のサーヴァントがいる。
呪毒なんて鼻歌交じりで消せるのは……。
藤丸:誰だろうね-?
メタトロン:怠惰でありたいんだけどな……
藤丸:お願い
メタトロン:……しょうがない
第3圏を抜けるまでだったら、手伝ってもいい
第11歌 餓えは罪を誘う
藤丸たちは朝食食ってた。
天草がおむすび作ってた。
ダンテは梅が苦手らしいけど、勧められてツナマヨに変えた。
カドックは具なし。
対獣魔術は無臭を保つのが基本らしい。
カドックの家は200年くらいの歴史しかない。
200年前は銃器があり、自然崇拝から支配の時代になってた。
ゼムルプス家の本家が不要となった対獣魔術の保管を命じた。
使えない魔術を修めさせられていい迷惑だったらしい。
食べ終えるとメタトロンが対呪毒祝福魔術をかけた。
ちゃんとした詠唱は面倒なので、詠唱の結果だけ付与。
メタトロンの権能だった。
セリエナは青い光の美しさに感激してた。
だるそうなメタトロンに藤丸が肩車する?と軽口聞いたら、いいの?!と食いついた。
リリスはマシュに気をつけるよう釘を刺してた。
リリス:……ほら、迷っていると盾の腕も鈍るってものでしょう?
マシュ:……はい、大丈夫です
ご忠告、感謝します
カドック:(やっぱり何か緊張感があるな……)
藤丸はメタトロンを肩車した。
軽かった。
天使は針の先に100万人乗れるくらい軽い、らしい。
中世の天使論かよとカドックはツッコんだ。
外に出ても藤丸たちは全く濡れなかった。
ただし天使に見つかりやすくなる。
メタトロン曰く深海で発光するチョウチンアンコウの疑似餌。
天使が山のように集まって来た。
カドック:出る前に言ってくれ!
メタトロン:出る前に言う必要もないかなーって
だってさ、私が戦うし
メタトロンはカッコイイ前口上を考えた。
何も思いつかなかった。
面倒になってきた。
メタトロン:(前口上やるヤツって、みんな頑張ってるんだな……)
いくぞー……
藤丸:(なんか謎の間があった……)
サポートはフレンドから選ぶ
NPCメタトロンは固定出撃
ルーラーはダメージアップ&弱体無効がかかる
NPCメタトロンは攻撃アップ
防御アップ
スター集中
毎ターンスター獲得
毎ターンNP100%
タゲ集中がかかる
天使・第六階梯(秤)3体
天使はダメージアップ&天命がかかる
天使・第六階梯(秤)2体
天使・第五階梯(秤)
天使・第五階梯(秤)2体
天使・第四階梯(秤)
藤丸たちは管理者の城に着いた。
門番が急に魔物に変わった。
???:教皇カッター
魔物は瞬殺された。
暗転後、藤丸たちはヨハンナと謁見してた。ヨハンナは通るだけかと念押ししてた。
なるべく息を止めて居住地を走るよう指示した。
さっきの門番が変貌したのは藤丸たちが原因。
日常的に食事しているのが理解できてしまった。
暴食圏は暴食ができない。
つまり腹を満たす感覚が失われている。
藤丸たちに気付くと、人が決して食べてはならないものを食べてしまう。
外に出るとカドックは薬を配布した。
獣用の臭い消しだった。
第4圏への門に着くとケルベロスがいた。
こいつはダンテがイメージを盛りまくって強くなったケルベロス。
メタトロン:……元はギリシャ神話だし、ちょっと相性が悪い
時間かかるかも……パスで!
藤丸:援護とかお願いできない?
メタトロン:お願い?
しょうがないなぁ、もう……
しょうがないので戦ってあげよう!
カドック:(顔にしまりがない……)
サポートはNPCメタトロン、フレンドから選ぶ
NPCダンテは固定出撃
ルーラーはダメージアップ&弱体無効がかかる
NPCダンテは攻撃アップ&防御アップ
無敵貫通
HP回復量アップがかかる
NPCメタトロンがいると全体に毎ターンHP回復&毎ターンNPアップがかかる
「神曲」ケルベロス(弓)
ケルベロスは無敵3回がかかる
チャージ2プラスがかかる
攻撃時、攻撃ダウン&防御ダウン付与がかかる
こちらにHPダウン&自身に防御アップ1回を使う
紫ゲージブレイクで最大HPプラスがかかる
サポートはNPCダンテ、フレンドから選ぶ
住人がいつの間にか集まってた。
ケルベロスの死体を食べ始めた。
マシュ:止め……
メタトロン:止められないよ、あれは
理性も常識も振り切って
今はその欲望を充足させることしか頭にない
ここは地獄
欲望を突き詰めた罪人たちの集う場所
あれはしょうがない、と諦めてしまおう
スタルジオは、第4圏で罰を受け入れられるか躊躇していた。
セリエナは、その疑念は捨てなさいと命じた。
藤丸たちが第4圏に入ると雨はやんだ。
ダンテ曰く雨の描写が続くとネックになりそうだから止めたらしい。
カドックは第4圏の門番、プルートって名前の富の神を思い出した。
ダンテにプルートの変な台詞の意味を聞いた。
巨人:パペ サタン パペ サタン アレッペ。
カドック:そうそう、これだ!
藤丸:巨人だ-!?
巨人が襲ってきた。
ルーターはダメージアップ&弱体無効がかかる
プルート(狂)
藤丸:意外に……普通だった……
マシュ:言葉もひたすらパペサタンを繰り返すだけでした
ハベにゃん:最初にインパクトだけはあったな……
カドック:パペサタンの意味もわからなかったな
藤丸:作者が直々に回答してくれる
ダンテ:フフ……パペサタンの意味を説明するには
ちょっと余白が足りない……
メタトロン:適当言ってる?

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