FGO彼の名はダンテ~ホテル・デノヴォのコンシェルジュ~あらすじと攻略

彼の名はダンテは、2025年3月5日から26日までの期間限定イベント。
藤丸が特異点のホテルのコンシェルジュとして働く事になる。
そこには先輩コンシェルジュのダンテというサーヴァントがいた。
ダンテと一緒に特異点の謎を解明する。

以下の概念礼装でイベントアイテムのドロップが増える

クラシックタオル→カルデアエージェンツ、とある神父の晩餐会、デリバリー・ヒーリング、弓術談義
ビンテージクローシュ→ウェザー・リポート、ブラザースペシャル、おむすび・れむなんと
レトロルームキー→探偵クリスト、コール・ラヴォ

第1節 ホテル・デノヴォへようこそ

誰かのモノローグ。
20XX年。
何十年も経ってホテルに戻ったらしい。
ホテルは無人。
両親もホテルにいた友人もこの世にいない。

藤丸が1938年の欧州にレイシフトしてた。
以蔵、セタンタが同行。
この時代で欧州にアジア人は不審だから、暗示で誤魔化してる。
とりま冒頭と同じホテル「デノヴォ」にチェックインした。
ダンテというサーヴァントのコンシェルジュが出迎えた。
いきなり現われたので以蔵、セタンタは警戒してた。

ダンテ:君、よければ私のところに来ないかい?
フフ……歓迎するよ……
藤丸:よろしくお願いします!
以蔵:すこしは用心しぃや!
セタンタ:マスター、そういうところ、ある

休憩室で以蔵はいきなり昼寝を始めた。

セタンタ:目の前にいるの、敵か味方か不明のサーヴァントなんですけど!
以蔵:安心しいや、嫌な気配はせんきに
まぁ、手えだしてきよったら斬り捨てるがの

藤丸たちはカルデアの目的を語った。
ダンテは神曲の作者、ダンテ・アリギエーリらしい。
聖杯を探すためホテルをうろうろしたら、
不審者と間違えられるおそれがあった。
だから面接もがんばって、ホテルに就職した。
特異点の原因となる現象や人物には何も心当たりはなかった。
カドックがデノヴォのデータを見つけた。
1913年に竣工、1944年に経営不振で閉鎖。
二代目支配人は土地を売りに出した。
買い手は見つからなかった。
ダンテは藤丸が客であるうちにホテル内を見回るよう頼んだ。
胤舜に似た客、クリームヒルト&ジークフリートに似たセレブ夫婦
イアソンに似た富豪、ヨダリに似た不動産業者、モリアーティに似たアラフィフがいた。

ダヴィンチ:あ、またそういう……
何らかのかたちで欠落した情報を補うために
キミの見知った顔……つまりサーヴァントに補正しているんだっけ
下総からちょくちょくと……ちょっと癖がついちゃってるかもだ

ダンテは新しい制服を藤丸に渡した。
魔術礼装?と思ったら関係なかったw

第2節 コンシェルジュ・マスター

サポートはNPCセタンタ、ダンテのみ
ダンテは固定出撃

藤丸&ダンテは困っている客に声をかけた。
※いきなりバトル


ダンテはNP獲得量アップ5Tがかかる

困った客(槍)ゴースト3体

困った客の1体にタゲ集中1Tがつく


藤丸たちにフルコースの材料入手と、VIP客対応の仕事が入った。
まずVIP対応、次に鶏肉、野菜、魚と藤丸は決めた。
またホテルの設備のクレームもあったので、見回りもする。
そして11歳の娘の誕生パーティのセッティングもあった。


次のサポートはNPCダンテ、セタンタ、以蔵のみ。

VIP客=クリームヒルト&ジークフリートに似てる夫婦はテニスがしたかった。
……のでコートを整備することになった。
その前に材料を取りに向かうとロビーに胤舜、武蔵、小次郎に似た客がいた。
仏像の取引をしてた。
仏像から魔力反応があった。
材料入手が優先で、仏像の調査は後回しとなった。


若鶏のポワレ(狂)鶏
若鶏のコンフィ(狂)鶏

鶏はガッツ1回HP1がかかってる
ガッツ発動で猪肉(狂)を呼ぶ

ぼんじり(狂)


鶏肉を入手してホテルに戻るとスタッフが困ってた。
ボロホテルがやけに盛況とぼやいてた。

仏像を調べに胤舜似の客の部屋に向かった。
ノックしても反応はなかった。
魔力反応が急増したのでドアを破った。
胤舜似の客は気絶してた。
小次郎似の客が仮面被って立ちはだかった。
曰く東洋美術専門の怪盗……佐々木仮面。
価格が折り合わず非常手段を取った。
0円で買いたかった……と。
佐々木仮面は窓から飛び降りた。
藤丸たちはエレベータに乗った。
古い時代のエレベータなので動きが遅かった。
佐々木仮面は逃げてしまった。


次のサポートはNPCダンテ、セタンタ、以蔵のみ。

クリームヒルト似のVIPは1時間待ってると怒ってた。
藤丸たちがコートの修繕に向かい、ダンテがVIPの相手。
コートは倒木があり、穴も開いていた。
ジークフリート似のVIPが手伝いを申し出た。
修繕が終わってロビーに戻った。
クリームヒルトがまだ怒ってた。
お爺さま贔屓のホテルだったのに、従業員の士気が低い、と。
ジークフリートと一緒にテニスをやりに去った。
スタッフが最上階フロアで停電が起きたとダンテを呼びに来た。
分電盤を直すサーヴァントが必要。
藤丸はテスラ&エジソンを思いついた。

ダヴィンチ:あ、ダメダメ
あの2人だと分電盤そのものを
1930年代とはほど遠いアプローチと技術で大改造しかねない
そうなったら、特異点にも悪影響だ!

分電盤室に魔性の腕がいた。
魔力の痕跡もあった。


残り火(槍)腕2体
残り火(剣)腕


藤丸たちは敵が弱すぎて訝しがってた。
なぜこんな場所に出現したのかが重要かもとダンテは考えてた。
もっと大きな何かの残滓とマシュは感じてた。
ダンテは何かが間違っているという不安があった。
分電盤の修理が終わった。
誰かの悲鳴が聞こえた。
スイートルームで爆音したとモブ女性客が訴えた。
女性客はダンテを見るや、このあとの食事に誘った。

ダンテ:フフ……めん……仕事がありますので……!
藤丸:(今めんどくさいって言おうとしたな……)
ゴッフ:(苦手そうだもんなぁ……人付き合い……)


サポートはNPCダンテのみ

スイートルームではモリアーティ似、ヨダリ似、イアソン似の客が争ってた。
お互いに詐欺、ペテン、金返せと罵ってた。
しまいには実力行使と手下を呼んだ。


6T以内に倒せないとゲームオーバー

謎のアラフィフの部下(弓)
謎のアラフィフ(弓)モリアーティ

こちらに毎ターンNPアップ
毎ターンスター獲得がかかる
防御ダウン3Tもかかる

謎の不動産業者の部下(狂)
謎の不動産業者(狂)ヨダリ
謎の富豪の部下(剣)
謎の富豪(剣)イアソン

ヨダリに攻撃ダウン3T&防御アップ3Tがかかる


藤丸たちはモリアーティ、ヨダリ、イアソンを追い出した。
スイートルームがボロボロだった。
藤丸はとりま壁紙を取りに行った。
暗転後のスイートルーム。
見た目はキレイになった。
電気が点滅を始めた。
完全に消えると誰かの叫び声が聞こえた。
娘エレノアがバケモノに攫われたと訴える夫婦がいた。
誕生日パーティをやってた。
エレノアは友達を連れて来ると言ってバケモノを連れてきたらしい。
藤丸たちは異常な魔力反応を追った。

エレノア:違うよ!あなたは悪くないの!
お父さんとお母さんが悪いんだよ、あんなの!
???:……、……!
エレノア:え、どうしたの……?
藤丸:エレノア!
???:来たのね……!

藤丸たちは改装中の客室に着いた。
何かのスイッチが落ちてた。
客室が突然、炎上した。
中にエレノアと炎の精霊がいた。
藤丸は廊下の火災報知器を押した。
ダンテはエレノアを連れて逃げ出した。
宿泊客もみんな逃げた。
火の手はホテル全体に広がった。

???:おして
藤丸:?
???:おして、ボタン、おして
藤丸:この声、は……
???:はやく、おして!

藤丸はさっきのスイッチを押した。
時間が巻き戻った。
気づくとレイシフトでホテルに来たところになってた。

第3節 リセットホテル(1回目)

ダヴィンチは特異点が夜から朝になったと察知してた。
藤丸はボタンを押したことを説明した。
ダヴィンチはメディアに解析を依頼した。
曰く回帰装置。
時間の巻き戻し……ではなく、ホテルと人間の状態を戻している。
例えば3月2日になってリセットをする。
3月1日の状態にそろえられてしまう。
戻ったのではなく、2日目を前の1日と同じモノにした。
本来は1938年8月13日らしい。
藤丸たち以外は巻戻り以前の記憶がなかった。
聖杯として怪しい仏像を探り、火災も止める方針になった。
テニスコートの修繕とレストランの材料は他の従業員に任せる。
カルデアのライブラリを見たカドック曰く、
本来の歴史で火災が起きていたのかはわからないらしい。
リセットボタンのせいで歴史が確立できない可能性がある。
火災は炎の精霊イフリータが起こしたと推測してた。
火災を起こす必要はなかったはずとダンテは考え込んで部屋を出た。
藤丸はダンテを追った。
ダンテは人間が培ってきたものが破壊されるとド凹むらしい。


サポートはNPCダンテのみ

藤丸は胤舜(似の客)にコンシェルジュとして接近した。
日本語が喋れるので胤舜、弁慶(似の客)は事情を打ち明けた。
金策で仏像を売ることになった。
あとから買い戻せるという契約らしい。

セタンタ:(……盗むんだから、まあ大抵のことは受け入れるよな)
藤丸:(お互い切羽詰まってるんだろうなあ……)

小次郎(似の客)が合流すると、胤舜達は和食を用意できないか聞いた。
用意しないとすぐに取引が始まりそうだった。
藤丸は何とかすると引き受け、取引は食事まで中断となった。
米と梅干しがあればいい。
味はどうとでもなるとダンテは材料入手から始めることにした。


稲穂猿(狂)
籾殻猪(狂)
玄米獣(狂)キメラ

稲穂猿(狂)2体
お米の化身(弓)藤太

藤太が登場時、こちらをHP5000回復する
毎ターンHP3万回復する
回避2回&防御アップ3Tを使う


ダンテ:不思議なエネミーのお陰で米は手に入った……
次はピクルスだが……これはレストランにあるだろうから
それで梅干しに近いものをチョイスしてほしい
材料が手に入り次第、君の出番だ
……残念ながら私は介入できない……

藤丸は胤舜たちに米とピクルスを持って行った。
目の前でおにぎりを握り始めた。
……下手だった。
どうせ作るならと胤舜たちも手伝い始めた

ゴッフ:な、なるほどなぁ……
マシュ:マスターは奮戦していますが
あの方たちの希望する日本食とはほど遠く……
ゴッフ:……それでいいのだよ
彼らは別のクレーマーではない
日本人で、ごく普通の客だ
まあ1人は怪盗なんだが……そんな彼らがだね
日本食を食べたいと無理を承知で希望して
コンシェルジュがそれを叶えようとして……
ああして一生懸命になっているのを全否定するほど
人間は非情になれんのだよ

おにぎりは不味かったらしい。
塩と米の味と水質も相性が悪い。
噛むとボロボロと崩れてしまう。
ピクルスと米が互いの良さを打ち消し合っていた。
藤丸は謝った。

胤舜:いや、ありがとう
君が拙僧たちのわがままに付き合ってくれて何より嬉しい
弁慶:そうですな、世界は繋がっているというのを
まざまざと思い知った限り
小次郎:胤舜どの、弁慶どの、申し訳ござらん
実は拙者、仏像を買いに来たのではない
……盗みに来たのです
胤舜:そうであったか
薄々、このような上手い話はないのではと思っていた
貴殿は盗むことができたにも関わらず
それを告白し許しを請うた
ならば、それでいいのです
小次郎:お人好しであられるな胤舜どの
こんしぇるじゅどの、かたじけない
貴殿の握り飯、決して美味くはなく
むしろ不味いものであったが、これには真心があった
なるほど、ほてるのさあびす、というものの神髄を味わった気がする

胤舜は仏像を見せた。
カドックは悪い知らせを語った。
仏像は聖杯ではない。
古式ゆかしい美術品にわずかに魔力が宿ったというもの。
あとは炎の精霊を抑えるしかない。
いま分電室を見ても何も起きてなかった。
ダンテは火災を防ぐ準備をした。

クリームヒルト&ジークフリートが口論してた。
藤丸たちがコートを直さなかったせいで不機嫌なままだった。
マシュは聖杯が顕現したと訴えた。
イフリータが現われた。
分電室に火を点けて逃げた。
藤丸たちはバケツの水で消火した。
イフリータに追いついた。

イフリータ(?):……仕方ないか

襲いかかってきた。


NPCダンテ、セタンタ、以蔵のみ出撃

イフリータ(?)(弓)

無敵
ガッツがかかってる

1Tで終わり


イフリータは聖杯のバックアップを受けてた。
魔力量が圧倒的すぎた。

カドック:あのイフリータが誰かに召喚されたのはまず間違いない
おまえにあの強さなら
イフリータをつなぎ止めている誰かがいるはずだ!
※エレノアでは?

ダンテは藤丸のスイッチを押すよう頼んだ。
イフリータは藤丸を狙った。
以蔵が庇った。
その隙にスイッチを押した。
初めの朝(1938年8月13日)と同じ状況に戻った。

第4節 リセットホテル(2回目)

ダンテはイフリータとの会話を続けるべきだったかもと案じてた。
人死にが出たら死者は蘇らない。
時間の巻き戻しではないからとダヴィンチは推測した。
なのでリセットは間違いじゃなかった。
司令室では、イフリータ出現は午後5時38分、最上階フロアの奥と記録してた。
エレノアと両親の部屋。
今から動くのは警戒される。
まずはコンシェルジュ業務をする。
仏像は対応している暇がない。

業務中、エレノアがコンシェルジュを呼んだ。
誕生日パーティに出て欲しいと。
召喚場所を探るのに丁度いい。
藤丸たち全員で出席を決めた。
エレノア曰く、去年は来てくれた子が来てないらしい。


サポートはフレンドから選択

ダンテはコートの修繕をしてた。
テニスをやろうとするとジークフリートが俺は遠慮した方がと言い出した。
テニスが下手なので足を引っ張るかもと思ったらしい。
クリームヒルトは怒って帰った。
※単にテニスしたいのではなく、旦那と一緒にテニスしたいわけでしょ。
ジークフリートは労働者の息子で
クリームヒルトは貴族の令嬢らしい。
親族の反対を押し切って結婚した。
しかしジークフリートがビールを飲むと彼女は顔をしかめる。
シャンパンを飲むべきと。
万事がその調子なので、俺の人生は無意味だったという想いに囚われる。
どうすればいいと相談された。

藤丸たちは相談内容を司令室に伝えた。
誰も恋愛沙汰と縁がなくてアテにならなかった。
ダンテはベアトリーチェとは別の妻がいる。
でもプリテンダーとして召喚されたので、その相手を覚えてない。
ダンテは神曲のダンテを被っている。
作者が物語の主人公役をやっている。
ゆえに現実的な恋愛は苦手。
ダヴィンチは恋愛に一家言あるサーヴァントを呼んだ。


愛ならお任せあれ(狂)清姫
愛は専門じゃないんだが(弓)エミヤ
愛なら余に任せよ(剣)ラーマ

倒したサーヴァントが相談相手になる
全体宝具で一掃すると清姫になる


清姫は身分差、親族など愛の不純物。
そんなものは燃やしてしまいましょうと助言した。
ジークフリートは俺の過去も必要だったと、
きっと愛してくれるとクリームヒルトと話し合うことにした。

時間になり、藤丸たちはエレノアに会いに行った。
エレノア曰く従姉妹のバスケスとローザも来るはずだった。
両親はロビーの電話で確認しに部屋を出た。
戻って来るのが遅かった。
エレノアと一緒にロビーに行ってみた。
父は電話相手に怒鳴ってた。
遅れた誕生日に出る義理はないと言われたらしい。
※ホテル外では普通に日付が進んでいる。
パーティなど知ったことか!と父はエレノアをも怒鳴った。
いつも買ってもらえるお菓子が、また今度と言われるようになった。
1年前から同じ服を着ていた。
いまのは母が仕立て直した。
誰も遊びにも来なくなった。
父は仕事に失敗したとエレノアはわかってた。
今まで友達と思ってた子は友達ではなかった。
彼女が現われたのは3年前。
私のことを考えてくれる誰かがほしい。
そう願うと叶った。

マシュ:前回と波長一致、これは……
聖杯と近似した何かが顕現しました!
エレノア:あ、コンシェルジュさん
見て見て、私の……親友なの
さ、ジニー、ご挨拶して
ジニー:……ジニーよ、よろしく
カドック:間に合わなかったか……
だが今すぐに抑えれば何とかなりそうだな
ゴッフ:うむ、問題は……
ダヴィンチ:抑えられるかなぁ、この状況で
藤丸ちゃんが……!
ジニー:……あなたは敵?
藤丸:それはキミが……ホテルを壊さないなら……
ジニー:壊さないよ、なんでそんなこと言うの?
エレノアに頼まれてない、そんな理由はないから
カドック:今の言葉には明白な陥穽があるぞ
翻せば、エレノアがショックを受ければ
彼女は間違いなくホテルを破壊する

父が現われた。
親戚が来ない以上、こんなホテルにいても仕方ない。
会社の運転資金の融通を頼むはずがと帰ろうとした。

エレノア:え、やだ!だってまだ誕生日が……
父:どうでもいい!
いいから帰るぞ!
そら、とっとと……
ジニー:エレノアに……エレノアに、触るな!

ジニーは怒って火を放った。

ジニー:私の友達に手を出す人間は……
何もかも燃え尽きて塵と灰になってもらうわ!
ゴッフ:藤丸!スイッチを押せ!
藤丸:次は……必ず……!

8月13日朝に戻った。

第5節 必然炎のごとく

藤丸には、エレノアとジニーは長いつきあいに見えた。
リセットしてもエレノアの状況は変わらない。
誕生日パーティには誰も来ない。
父がホテルに来たのは借金申し入れが主目的だった。
父を抑えれば真実を知るのを遅らせられるかもしれないが、
それは遅らせるだけで、誰も来ない誕生日パーティで真実に気づく。
エレノアが聖杯に願う行動を誘発するトラブルは排除するとして、
それ以外は様子見という方針になった。

藤丸:佐々木仮面やVIPは無視?
ダンテ:彼らは……関係ないしな……
カドック:……関係ない、か……
マシュ:どうしました、カドックさん?
カドック:いや……本当に無関係なのかと少し思ってな
エレノアを直接関係があるわけじゃもちろんないが……
ゴッフ:エレノアは気の毒だし、他の面々も我々が動かない以上は難しいだろうが……
今はこの特異点修正に集中するべきだ、いいな?


サポートはNPCセタンタ、以蔵、フレンドを選べる

藤丸たちは何もしなかった。
材料が足りないレストラン、
仏像を盗まれて落胆して帰る日本人、
ギスギスしたままの夫婦を全て無視した。
ジニーが現われた。
ダンテはVIPルームのエレノアを連れ出した。
ジニーは怒って追いかけようとした。


5T以内に倒せないとゲームオーバー

ジニー(弓)

開幕でNPチャージMAXになる


ジニーを倒しても特異点修正は起きなかった。
聖杯も現われなかった。
突然火災が起きた。
加熱したヒーターが火元。
スタッフ曰く業者に修理を頼んだら、
他の修理を優先してヒーターは後回しだったらしい。
VIP夫婦の元に誰かが現われ、ジークフリートを殺した?
謎の声曰く、クリームヒルトと彼は住む世界が違う、と。
イアソン、ヨダリ、モリアーティは口論してた。
レストランの料理が酷かったのは謎に意気投合してた。
火災と聞いてモリアーティは権利書をパクろうとしてた。
ゴッフはリセットを命じた。
気づいたら夕方のホテルで、すぐに爆発が起きた。

カドック:同じような出来事が起こって
変わらない結果になっている!
藤丸、もう一度スイッチを押せ!

またスイッチを押すと8月13日朝と同じ状況に戻った。
マシュ曰くジニーを倒しても魔力に何も反応もなかったらしい。
次は火災が起きる要因を全て抑えることになった。

ダンテ:老朽化……予算削減……
火災に至る理由は色々あるだろうからな……
セタンタ:それ全部抑えるのか、ちょっと大変だなー
以蔵:何言うとんじゃ、わしらサーヴァントじゃぞ
全力出せば何とかなるわい
藤丸:全力……全力か……

藤丸はコンシェルジュとしても、サーヴァントとしても全力を出そうと訴えた。
しかしエレノアの誕生日はとっくにズレている。
つまり外部から誕生日パーティに来る客は絶対にいない。
……ダンテは何かを思いついた。

ダンテ:善きコンシェルジュなら善きホテル
善きホテルなら善き客
善き客であれば、不幸な少女のために
奇跡と夢を届けて貰おう
我々と一緒にね……フフフ

第6節 アンサンブルな客たち

出撃はセタンタ、以蔵のみ

ダンテは問題解決に報酬をもらうと決めた。
藤丸は何かを察した。

セタンタ:こんなんでエレノア喜んでくれるか?
ダンテ:それは……わからない……
ウザったいだけかもしれない……
だが……今回のターンだけは……
彼女に一生に一度の奇跡を見せてやりたい……

藤丸たちは手分けした。
盗難防止とVIPはダンテ&藤丸。
食材と詐欺師はセタンタ&以蔵。
聖杯顕現の予兆があったらそちらを優先。


若鶏のポワレ(狂)
若鶏のコンフィ(狂)
ぼんじり(狂)


サポートはNPCダンテ、フレンドを選ぶ

次は仏像の解決。
早送りで会話をスキップする演出。
ダンテは胤舜、弁慶、小次郎に何かを頼んだ。

胤舜:なるほど、しかし我々でいいのですか?
見ての通り……強面3人……いえ2人なのですが
いや、拙僧ギリギリ強面じゃないか?
弁慶:まあまあそう言わずに
小次郎:私のような罪人でよければ
喜んでお手伝いさせていただこう

カドックはヒーター修理を思い出した。
家電修理に一家言あるサーヴァントが必要。
エミヤがいた。
故障箇所を見たエミヤは修理業者から部品を取るよう頼んだ。
……という体でバトル。


故障箇所(弓)自動防衛装置3体

故障箇所(弓)自動防衛装置3体

故障箇所(弓)自動防衛装置3体


サポートはNPCダンテ、セタンタ、以蔵、フレンドを選ぶ

次はジークフリートの説得。
清姫を呼んで同じ助言をする早送り演出。
ダンテは何かを頼んだ。

ジークフリート:俺のような無骨な人間では華にもならないだろうが……
ダンテ:……フフ、そこはほら……
あなたの奥様がいらっしゃいますから……
ジークフリート:ああ、なるほど
……むろん、クリームヒルトと一緒に行くよ

カドックはジニーを倒したときの音声解析を思いついた。
色んな事態が一斉に起きていた。
何かあるかもしれない。
藤丸たちは詐欺師3人の部屋に向かった。
ひとまず話を聞いた。

謎の富豪はカジノを作る計画に土地が必要。
でも取引先がペテン師だった。
不動産業者はカジノ計画がフワッフワで富豪が信用ならなかった。
しかし土地の広さ、所有者などが曖昧と富豪は逆にツッコんだ。
篤志家を名乗るアラフィフは、慈善事業やってるツラじゃないと2人からツッコまれた。
色んな組織との繋がりがあると匂わせてた。
藤丸は司令室にイアソン、ヨダリ、モリアーティを呼んだ。
モリアーティはトレースしてほしいのかい?と察した。
つまり実はこういう意味と見極めてほしいと。

謎の富豪:金はもう準備してるんだよ!
そちらの保証が欲しいんだよ!
イアソン(翻訳):金は準備できてないけど、保証があれば頑張って動かしたいなあ
不動産業者:せめて見せ金を用意しろよっつーの!
こっちも土地は奮発するからさ!
ヨダナ(翻訳):懐事情は苦しいし、土地はまだ取得できてないけど
とくかくこいつを巻き込まないと
アラフィフ:いずれにせよ、私の力は必要だヨ?
私の繋がりは広いからネ……
モリアーティ(翻訳):実は繋がりはそんなにないけどハッタリでいけるかぁ
いけるよネ、うんいける
ゴッフ:つまり……3人のペテン師が
自分が得しようと一文にもならないことを喋っている……?
ダヴィンチ:……以上がカルデアの見解だよ
ダンテ:……え、この3人滅茶苦茶陰謀振りまいているお顔で……
誰1人として……金持ってないの?
とりあえず……殴って説得しよう……
藤丸:悲しい争いは止めよう……!


謎の不動産業者(狂)ヨダリ
謎の富豪(剣)イアソン
謎のアラフィフ(弓)モリアーティ

ヨダリは自身に毎ターンチャージプラス3Tをかける
イアソンは自身に最大HPアップ&全体に防御ダウンをかける
モリアーティは全体に攻撃アップ3T&防御アップ3Tをかける


謎の富豪:えっ、コイツは土地全然持ってないし
コイツはただのアラフィフ?!
不動産業者:えっ、こいつは金を今から調達する気で
こいつはただの有害なオジサン?!
アラフィフ:えっ、コイツら2人とも素寒貧なの?!
ダンテ:ホテルの宿泊代、あります……?
謎の富豪:コンシェルジュ……我々を許して欲しい……
イアソン(翻訳):泣き落としでどうにかするしかない
不動産業者:致し方ないことだが……
どうか……我々は……半人前……
いや……三分の一人前でしかないのだ……
ヨダナ(翻訳):3人で1人分にまけてくれ
アラフィフ:分不相応の身だが……このホテルを……
愛してるンだヨー……
モリアーティ(翻訳):宿泊させて♡

ダンテは何かを頼んだ。

謎の富豪:え、そんだけ?……別に構わんが……いいのか?
ダンテ:いいです……
不動産業者:わし様たちが行って……嬉しいのか?
ダンテ:……それは不明
アラフィフ:加齢臭とかあっても……いいの?!
ダンテ:……洗って
謎の富豪:よし、それじゃあ俺たちも喜んで加わるぞ!
それで泊まれるなら……なあ?!
イアソン:しかしロクなもんじゃなかったな……
ヨダナ:全くだ、ところで1ついい話があるんだが
モリアーティ:ははは、それ詐欺だよ
私が広めたヤツだもん
じゃまたネ-!

以蔵たちは食材集めを終わらせてた。
カドックは音声解析を藤丸たちにも聞かせた。
ジークフリートが誰かに殺される呻き声。
ジークフリートは親族に蔑まれていると言われてた。
恋路を邪魔するヤカラがいる。
ぶった切ってお帰りいただく。
ダンテは宿泊客名簿をクリームヒルトに見せた。
客が勝手に見るのはとクリームヒルトは躊躇した。
緊急事態なのでと言われて確認すると、叔父と使用人の名前が見つかった。
※これから暗殺するつもりなのに実名登録する?って気はする。
クリームヒルト曰く、身分がどうとかではなく遺産問題らしい。

ダンテ:その叔父は……このホテルを廃墟にしてでも
遺産の奪取を企むでしょうか
2人:……!

その頃、叔父たちが殺しの打ち合わせをしてた。
クリームヒルトは殺すな。
バレても一族の不名誉を彼女は公言できない。
事故死で納得する。
……以蔵がカチコミをかけた。


以蔵のみ出撃

以蔵は毎ターンスター獲得5T
攻撃アップ5Tがかかる

使用人(殺)3体

使用人は自身に防御アップ3T&クリ率アップをかける


以蔵は全員を縄で縛って外に蹴り出した。

ダンテ:とにかく今日一日を無事に過ごそう
エレノアが……心の痛みを覚えないように……
成長には傷が必要だが、不必要な傷もある
エレノアが体験するのは、まさしくそれだ……

第7節 あなたの物語は果てしなく

エレノアはただ祝って欲しかった。
誰も来なかった。
死にたくなっていた。
最悪の時間はここまで。
ダンテ、藤丸が現われた。

エレノア:いらっしゃい!
来てくれたのね、ありがとう
藤丸:エレノア様、おめでとうございます

セタンタ、以蔵も来た。
胤舜、弁慶、小次郎も来た。
小次郎は自分の仮面を贈った。
クリームヒルト&ジークフリートも来た。
母はクリームヒルトを知ってたので驚いた。
クリームヒルトは香水を贈った。
父が怒りながら帰って来た。

父:おまえたち!
これからすぐに帰宅……はい?
謎の富豪:お、何だ何だドア開けるなり急に叫んで
アラフィフ:やあやあ、娘さんはお誕生日おめでとう
不動産業者:どうしたその不景気顔は、いや不景気なのか、ハハハハ
謎の富豪:ちょっとそのパンフ見せてみろ
レジャーランド建設?
アラフィフ:我々が手がけたプロジェクトじゃないかネ、コレ?
不動産業者:というかお蔵入りになったというか……ついさっきな
父:えっ、でもこれは私の兄が携わったプロジェクトで
絶対に通る、だから投資よろしくと……
謎の富豪:うん……騙されてるなソイツ……
まあまあとりあえず俺たちと話すか
まさか帰るとは言わないよな?

不動産業者:今日は娘の誕生日なのだろう?
わし様たちはそれを祝いたくて来たのだ
そのついでに、おまえが困っている問題にも手をつけてやろう

とりま3人はエレノアを祝福した。
富豪は何も贈れるものがなかったが、
立ち直れたら豪華なプレゼントを約束した。
不動産業者はお菓子を贈った。
アラフィフは名刺を贈った。
助けられるとは限らないが、助けられるかもと。
そして3人は父と話をしに別室に連れ込んだ。

ダンテ:これでエレノアは……悲痛なパーティをすごすことはない……はず
マシュ:膨大な魔力を観測!
これは……聖杯です!

エレノアはなんでも願いごとを叶えるランプの妖精を見せたかった。
コンシェルジュがやってくれたことは魔法に等しかった。
だったら私も魔法に等しいものを教えたいと。

ジニー:願いごと、また叶えたくなったの?
エレノア:皆に私のお友達を紹介しようと思って!
……ダメ?
ジニー:ダメでしょう
だって私、人間じゃないんだもの
あなたのパパとママだって、叫んでものを投げつけてきたわ
だから記憶を消したじゃない
エレノア:でもコンシェルジュさんは不思議な……
すごく不思議な人だから……
もしかしたらって思って……
ジニー:……ま、いいか
願いごとを叶えるのが私のお仕事だし

藤丸たちはいきなり現われたジニーに動揺してた。

マシュ:マスター……その、ジニーという方は……
エレノア:この子がジニー
3年前、友達になってくれたの
マシュ:聖杯です……!

ジニーは砂漠で生まれた
すぐに消えると知覚した。
この世界に精霊や妖精の居場所は残ってなかった。
一人の少女が友達が欲しいと泣いていた。
その近くに小さな聖杯があった。
彼女の願望を叶えるために、ジニーを取り込んだ。
周囲にいたのはジニーだけだった。
他の誰かがいたら、その誰かを聖杯は友達にした。
ジニーと聖杯は結合した。

ジニー:あなたたちの言いたいことは、大体わかるつもり
藤丸:それはつまり……
ジニー:聖杯がほしいのよね
もちろん、あなたたちに差し上げます
でも少し待っていただけないかしら
今日のパーティを開くために、みんなが頑張ってくれたのでしょう
だったら、パーティは楽しい記憶だけにしておきたい
藤丸:……わかりました
ダヴィンチ:そうか……微小特異点が成立した過程は不明だけど
彼女が聖杯なのは間違いなさそうか
ゴッフ:先も言ったけど、問題はどうするかだな
カドック:ん?ああ、ジニーを倒すかどうかの話だな
最終的にそれしか手段がないと結論づけるまでは待った方がいいぞ

パーティは終わり、参加者たちは次々に帰った。
父は身の程を知ったと地道に働くことにきめた。
ジニーは聖杯の魔力が減っていると教えた。
リセットボタンを使うのに消耗したから。
聖杯の力で聖杯だとバレなかった。
エレノアは話が見えてなかった。

ジニー:そう、エレノア?
もう自分でも薄々わかっているって思ってたけど
お別れの時が来たってこと
エレノア:そんな、嫌、嫌だよ
ずっと一緒にいるんだと……思ってたのに!
ジニー:嘘をつくのは止めなさいエレノア
心のどこかで、そんな日が近いって思ってたでしょう?
エレノア:……お別れなの?
ジニー:お別れよ、そもそも私はイフリータ
いつかあなたに火傷させてしまうわ
エレノア、でも楽しかったよ
この日々のことは忘れられないと思う
パパとママのところに行きなさい
私はもう少しコンシェルジュと話があるから
エレノア:うん……ばいばい、ジニー
ジニー:ばいばい、またね
エレノア:……うん!

ダンテは藤丸たちの前に立ちはだかった?
この辺の演出、イミフ……。

藤丸:……なるほど
ダンテ:……フフ、あまり驚かないのだね……
藤丸:何となく、そうするかもなって
ジニー:何?話が見えてこないのだけど
ダンテ:端的に説明すると……私は君のために……
……いや違うな
私は私のために、戦わなくてはいけないのさ……
ジニー:どゆこと?
ダンテ:君は聖杯を彼女らに託したらどうなる?
ジニー:そりゃあ、消えるでしょ
もともと、私は何年か前に発生しただけの現象なのだし
エレノアだってあまり未練はなかったでしょう?
ダンテ:彼女は……君が消えてしまうことを予想していないだけとも……
おそらく実感がないのだ
いまさよならの挨拶をしても……
戻って来れば、まだいるはず
そう信じているのだろう
ジニー:悪いことしちゃったからしら
でも、それとダンテが関係あるの?
ダンテ:私はね、ジニー……
子どもが消えてなくなるという現象に、我慢ならないだけだ
ジニー:どうして、何なのよ
まるで意味がないじゃない……
ダンテ:お客様を泣かせたまま、帰らせたくないのだ
君のために戦う者が……一人くらいいてもいい
地獄で彷徨っていた私を救ってくれた師匠のように……
それがたとえ……人理に立ち向かうことであっても……
そういう信念がある
ゴッフ:まったく英霊というのは、これだから……
ダンテ:ジニー、部屋が壊れないように祈ってくれ……
ジニー:……あ、そうか、そうよね、ええと……こうかな?

ジニーは室内の結界を張った。
ダンテは報酬を希望した。

ジニー:あげられるものは、そんなにないけど
ダンテ:……がんばれと一言いってくれればそれでいいさ
ジニー:がんばれ?
ダンテ:よし、報酬は十分、ではカルデアのマスター、藤丸
コンシェルジュといて互いに最後の業務を全うしようか


サポートはNPCセタンタ、以蔵、フレンドから選ぶ

コンシェルジュ・ダンテ(演)

ダンテは攻撃アップ
弱体耐性アップ
宝具封印がかかる
青ゲージブレイクで防御アップ&回避3回がかかる
紫ゲージブレイクでガッツ1万HP2回
クリ率アップ2T
クリ威力アップ2T
毎ターンクリ威力アップ1回
行動回数減少2T
クリダメージアップ2Tがかかる


ダンテ:すまないジニー、全力でやったが返り討ちだった
ジニー:いいよ、コンシェルジュ、許してあげる
ありがとう、私の生まれた意味はエレノアのためにあったけど
私が生まれた喜びはあなたの献身にあった
ねぇ、藤丸
エレノアにまた会いましょうって伝えて
起きてもいい奇跡は結構気楽に起きるものよ
藤丸:わかった、伝えるよ

ジニーは消え始めた。

藤丸:ジニー、お誕生日おめでとう
ジニー:あっ……ふふ、そういえば、そうだったわね……

ジニーは消滅した。
聖杯の回収は終わった。
ダンテも退去が始まった。

ダンテ:最後の最後で戦ってしまったけど
それはそれとして、私たちはなかなかよいカルテットだった
……そう思わないかい?
藤丸:もちろん
以蔵:ほうじゃな、悪うはなかったのう
セタンタ:割とな!
ダンテ:それではカルデアのみなさま、一夜の夢をありがとう
ホテル・デノヴォ、コンシェルジュ、ダンテ・アリギエーリ
……またのお越しをお待ちしております
素晴らしきお客様たちよ

ダンテも消滅した。

エレノア:ジニー……ねぇ、ジニー?
どこいったの?……ジニー?
セタンタ:あー……オレから話すか?
藤丸:いや……わたしが話すよ

エレノアのその後、すぐに戦争が起きた。
ホテルで知り合った誰とも再会しなかった。
両親はエレノアを爆撃から庇って死んだ。
子を持ち、愛し、育て、やがて独り立ちした。
公共バスでこの国の端に向かう。
森を抜け、丘を越えた。
無人のホテルに入った。
あの時間、あの瞬間に付き合ってくれた、
訳の分からない不思議な人たちも、
エレノアを12歳まで育んでくれた両親も、大切な友人も。
誰もこの世にいない。
ロビーの椅子に座った。
最期の挨拶のために来た。
ありがとう、8歳から11歳までの3年間、私の心を守ってくれた友達。
ダンテというコンシェルジュが集めてくれた、あの人たち。
あの夢のような一日があったから、ここまで生きて来られた。

???:人生をリセットしに来たの?
だとしたら、スイッチはとっくにないけど
エレノア:いいえ、まさか
歩んだ人生に苦しみは多かったけど
やり直したい、と思ったことはないわ
11歳の誕生日からずっとね
ジニー、お久しぶり
ジニー:……そう
エレノア:私からも質問、あなたは幻覚?それとも蘇ったの?
ジニー:どっちでも、いいんじゃない?
私はあなたがすごした79年を知らないけど
あなたが長い間、戦ったことだけはわかる
エレノア:……戦えたのかなぁ……
流れるように生きてきただけな気もするけど……
ジニー:だからこう言うよ、お疲れ様、エレノア
エレノア:ありがとうジニー、私の一番の友達
ジニー:私が一番だなんて……友達、やっぱりできなかったの?
エレノア:いいえ、知らないの、ジニー?
ジニー:?
エレノア:8歳のときにできた友達は、最高の友達なのよ、永遠にね
ジニー:何か、適当なこと言ってる……
エレノア:私の人生、二度の奇跡が起きたんですもの
適当になっても仕方ないわ
ジニー:そうかなぁ
エレノア:そうですよ

聖杯

エレノアのエピローグは泣いてしまった。
ダンテが藤丸たちと戦ったの、マジでイミフだった……。
ジニーが蘇ったのはなぜ?
エレノアが死の間際に見た夢?という気もする。
誰も来ない廃墟のホテルで、椅子に座った腐乱死体となって見つかるのでは?

にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム攻略・裏技へ
にほんブログ村

この記事の短縮URL
上部へスクロール