PS4コントローラをPCで使う方法

PS4コントローラは、WindowsパソコンにminiUSBの有線接続かBluetooth(2.1+EDR)で無線接続して「wireless controller」として使えますが、そのままだとキーアサインが狂った状態だし、タッチパッドは使えません。
またSteamはXbox360コントローラだとそのまま使えますが、PS4コントローラは認識しません。
ちなみに、FF14だとコンフィグファイルを書き換えてキーアサインする方法も。
PS4コントローラをFF14PC版で使う方法

私のPCはWindows7なので、以下の話はWin7前提です。

「Xinputドライバ」を下記リンク先からダウンロードしてインストールすると、
PS4コントローラをXbox360コントローラとして認識させるエミュレーションで、
キーアサインが可能になり、振動機能もタッチパッドも使えるようになります。
ただし「MotionJoy」は競合を起こして動作しないので、MotionJoyを入れている場合はアンインストールします。

最新は「DS4Tool 1.2.2.zip」。

DS4 To XInput Wrapper

DS4Toolの動作には以下のプログラムも必須。

Microsoft .NET 4.0
Visual C 2010/2012 Runtime
Latest DirectX Runtime.
Latest Official Microsoft Xbox 360 Controller Drivers available.

確認するには「コントロールパネル」→「プログラム」→「プログラムと機能」で一覧から探す。
無いなら、マイクロソフト公式サイトからダウンロードしてインストールする。

Microsoft .NET Framework 4 (Web インストーラー)

最新版は、Visual C++ のダウンロードをサポートします。

DirectXの最新版はバージョン11。
確認するには「スタート」→「プログラムとファイルを検索」に「dxdiag」と入力して「dxdiag.exe」を起動して「DirectXバージョン」の項目を見る。

DirectXは標準でインストールされてるので必要ないはずだけど、ここからダウンロード可能。
DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ

「Microsoft Xbox 360 Controller Drivers」もWindowsに標準で入っているはず(Windows7の場合)。
無いなら、またはもし動作が不安定なら、念の為にマイクロソフト公式サイトから「Microsoft Xbox 360 Controller Drivers」をダウンロードしてインストール。

Xinput Wrapper(DS4 Tool)をインストール

まずPS4コントローラを接続しておきます。
有線接続はminiUSBでそのままパソコンとつなぐだけ。

Bluetoothでペアリングするには「Shareボタン」と「PSボタン」を同時に長押し。
ただしBluetoothのドライバがMicrosoft製でないと動作しないそうです。
PS4本体とのペアリングはPSボタンのみなので、パソコンの近くにPS4があったとしても問題なくパソコンの方とペアリングできます。

上記サイトからダウンロードしたファイルを解凍し、同梱の「Virtual Bus Driver」フォルダを開いて「ScpDriver.exe」を起動し、インストール。
「Install Succeeded.」と表示されたら「Exit」で閉じます。

インストール後に「ScpServer.exe」を右クリック→「管理者として実行」を選んで起動
または右クリック→プロパティ→互換性→特権レベルの「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れてから起動します。

「DS4 to Xinput Mapper」の設定画面にPS4コントローラの固有ID「xx:xx:xx:xx:xx(10桁の英数字を2桁ずつ区切ったもの)」が表示され、下部のインフォメーションウィンドウに「Controller 1 Ready to use」と表示されれば認識成功。

PS4コントローラをPCで使う方法
コントローラの動作確認は設定画面の「controller」をクリックするか、「スタート」→「デバイスとプリンター」を開くと「wireless controllers」と「Controller(XBOX 360 For Windows)」が表示されているので、「Controller(XBOX 360 For Windows)」を右クリック→「コントローラの設定」を開きます。
コントローラ一覧から「Controller(XBOX 360 For Windows)」を選び「プロパティ」をクリックすると動作チェックできます。
「詳細設定」で優先デバイスに「Controller(XBOX 360 For Windows)」を指定します。

DS4 Toolのオプション設定

タッチパッドは初期設定ではオフ。
タッチパッドを使うには「L2+R2+タッチパッドを押す」と機能がオンになります。
「L2+タッチパッドを押す」と機能がオフになります。
また、設定画面で「起動時にオン」に変更できます。

「DS4 to Xinput Mapper」画面のコントローラの「Option」をクリックするとキーアサインやタッチパッドの感度などを調整できますが、ゲーム毎にコンフィグ画面でキーアサインをしなおす方が確実です。

Light Bar Color
前部のライトの色を変更。初期値は赤0、緑0、青255。

Light Bar Color indicates battery level
バッテリー残量に応じて色を変更。

Flash pattern indicates battery level
バッテリー残量に応じてライトを光らせるパターンを変える。

Rumble motors
振動機能の調整。

Trigger middle-point adjustment
トリガーを引いた時の強弱を判断する感度調整。
初期値は0.5。

Sixaxis gyro/accel data
6軸センサーの調整。

TouchPad
タッチパッドの設定。
Touchがタッチの感度。
Tapがタップの感度。
Scrollは指2本で触ってスクロールする時の感度。

Enable Touchpad at Start
タッチパッドを起動時からオンにする。

Turn Off Lower Right Click
右クリック機能をオフにする。

Perform jitter compensation
ブレ補正。

Real-time Changes
設定をリアルタイムで反映させる。

キーアサインは「Custom Control Mapping」をクリックすれば変更できますが、この設定を認識しないゲームも多いです。

DS4Toolが使えない場合はInput Mapperを利用する

InputMapper

最新版の「InputMapper.exe」をダウンロード。
この実行ファイルを起動するとインストールが始まるけど、まず動作に必要なプログラムの選択画面になる。
InputMapperのインストール画面
デフォルトでは「Xbox 360 Accessories Software(x64)」がチェックされているけど、Windows7には最初から入ってるのでチェックを外す。
他「DirectX」もOSインストール時に含まれているはずだし「.NET Framework」「Visual C++」などもインストール済みならチェックを外したまま。

次にInputMapperのインストールウィンドウが出るので、インストールしたい場所を指定し、「I agree to the License~」にチェックを入れて「INSTALL」をクリック。

インストール完了後、PS4コントローラを繋いだ状態でInputMapperを起動すると、PCにXbox360コントローラとして認識させるエミュレーションが始まる。

Tools→Windows ControllersやXinput Testでボタン入力のテストができる。

キーアサインの機能は無い。

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