完璧に陰影をつけた1セント硬貨の話を知らなかったけど、同意。
FF15に出てくる「こだわり過ぎて容量がリヴァイアサンと同じになったおにぎり」の話、これ最悪で、全然褒めるところじゃない。これはピクサーで禁止されている「完璧に陰影をつけた1セント硬貨」そのもので、品質への欲求が理性を遥かに上回った狂気の沙汰。制作進行のタガが外れ過ぎてる。
https://twitter.com/inabawataru/status/797965189031149569
でもこれを的外れとする批判がある。
ことファイナルファンタジーXVにおいて、おにぎりのような食事アイテムはゲームシステム上で大きな意味を持っている。
本作の食事にはキャラクターに対する強力なバフを与える効果がある。当然ユーザーは何度も食事を行うことになる。ゲーム内容に影響を与えるばかりか、食事関連シーンでは料理が大写しになるなど、おにぎりはファイナルファンタジーXVにて大きな存在感を放つものだ。
おにぎりは、Catmullの語る「物語の方が圧倒的に大事」の”物語”の部分を支える重要アイテムといえるだろう。おにぎりに費やされた労力に対する批判は的外れだ。
でも食事シーンで表示される料理なんて、一枚絵と変わらなかった。
だったら、実物の写真を撮ってCGっぽい質感に加工すればいいだけ。
あれをわざわざリヴァイアサンと同じデータ容量のポリゴンで描画するなんて、マシンパワーのロスだし、ロードに時間もかかるし……。
将来的にリアルな料理ゲームでも作るなら、意味はあるかもしれないけどねえ……。
例えば、調理の仕方で質感が様々に変化するならポリゴンで描画する意味はある。
でもFF15にそんな要素はないし。
バフ目的で食事するプレイヤーなら、尚のこと質感なんて興味は無いし。
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