【読書メモ】『ファイナルファンタジーXIV』はなぜ新生できたのか

元は雑誌のコラムをまとめた物。

吉田の日々赤裸々。 『ファイナルファンタジーXIV』はなぜ新生できたのか

旧FF14から引き継いだ経緯の話が主。
元は社内で別の新規企画を進めてたらしい。
吉P当人は「大変だなあ」と他人事のように思ってたとかw
そこでスタッフが引き抜かれ、スタッフからFF14の事情を聞いて、
これは大変な事だと社長に直談判したと。

そこから吉Pが正式Pになるまで更に50日後だったらしい。

PCを新調したユーザーがたくさんいたという話があったけど、私もFF14の為にDELLのAlienwareを買ったんだよねえ……。
当時24~5万円くらいだった。
まあこの金額はBTOの事とかよく知らなかったのもあるけど。

旧FF14を新生FF14にするってのは、2012年のマヤ暦の滅亡説を見て、隕石(第7霊災)で旧エオルゼアが滅亡するシナリオを思いついたんだとか。
というか、一度はほんとに滅亡したものの、謎の再建を遂げたという設定らしい。
平行世界が関わってるのかねえ。

E3 2012でPVを公開するはずが中止となった経緯も説明があった。
FINAL FANTASY XIV “A New Beginning”
北米側のスタッフが上申し、PVを見ても初見は意味がわからないという理由だったらしい。
代わりにもっと期待感を持たせるべきだと。
吉Pも初めは困惑したものの、説得されてPV公開を中止にしたと。

あとUOの詐欺の話とか、中国出張の話なんかが面白かった。
今の牙狼コラボの話も既に2年前にある。
正確には一緒に仕事をしたいという言い方に過ぎないけど。

巻末は対談で、旧FF14にスタッフが引き抜かれた経緯の詳細があった。
スタートして初めの国を出るまで、問題点が100個くらいあったとか。
吉P達が問題を認識した時点では、既に販売計画が組まれていたらしい。
それで青ざめた吉Pが社長に直談判に行ったと。
まさか発売するとは思ってなかったらしい。

他、吉Pが関わったアーケードゲームとか、作ろうとしてたファンタジー系のゲームとかの話も。
ブラッドボーン的なタイトルになるはずだった様子。

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