ビデオキャプチャーの基本知識

1)PCとの取り付け方法

接続方法は3種類あります。

・USB

・PCI / PCI Express

・ExpressCard

ノートPCならUSB。
更に「USBのバスパワー駆動」なら電源が要りません。

デスクトップなら、PCIまたはPCI Express。

ExpressCardは対応機種がほとんど存在しません。
恐らくこの機種が唯一です。


ドリキャプ HDMIキャプチャーカード ExpressCard/34/54スロット接続 DC-HB1


2)キャプチャーしたい機器の端子

ゲーム機やDVD/BDプレイヤーなど、キャプチャーしたい機器との接続方法は4種類あります。

・コンポジット(RCA端子)

・S端子

・コンポーネント または D端子

・HDMI端子

キャプチャーしたい機器がどの端子に対応しているかで、接続ケーブルが異なります。

コンポジットが一番普及していますが、画質は悪いです。解像度は480i

次に画質が良いのはS端子。コンポジットの文字の滲みが無くなり、くっきりします。解像度はコンポジットと同じ480i

D端子は5つの規格があり、コンポーネントはD5端子と同等です。

コンポートネント:1080p / 720p / 1080i / 480p / 480i
D5:1080p / 720p / 1080i / 480p / 480i
D4:1080i / 720p / 480p / 480i
D3:1080i / 480p / 480i
D2:480p / 480i
D1:480i

HDMI端子はデジタルデータをそのまま送る規格で、上記コンポジット、S端子、D端子はアナログ。
デジタルデータを直接送るので、D端子やコンポーネントよりも更に高画質になり、もっとも色や文字がクリアに見えます。

HDMI端子:1080p / 1080i / 720p / 480p


3)エンコード方式

動画と音声を圧縮/録画する方式は2つあります。

・ハードウェアエンコード

・ソフトウェアエンコード

ハードウェアエンコードはキャプチャー機器自体がエンコードするので、パソコンへの負担が少ないです。
そのかわりにパソコンへのデータ転送遅延が発生し、ゲーム映像などでコントローラ操作と実際の映像とにズレが生じることがあります。

ソフトウェアエンコードはパソコンがエンコードするので、パソコンの負担となります。
その代わり、キャプチャー機器からパソコンへのデータ転送の遅延はありません。

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