半導体の生産を外部委託にしたことが、
ゲーム機事業からの撤退を疑われているようです。
ですが、
ソニーが半導体の生産を外部委託にしたのは、
PS2の時期は生産できるのが自社だけだったから、という理由だそうです。
「PS3」は、ライバルの任天堂「Wii」に大きく水を開けられている。
そして、ソニーが「PS3」に搭載している半導体「Cell」(セル)の次世代製品向けの投資を大幅に削減する、
と07年2月13日に発表したのも憶測を加速させている。「半導体事業の中核であるセルには06年度までの3年間で約2,000億円を投じたが、
今後ゲーム向けの大型設備投資を見送る」「次世代の45ナノも08年末から09年初めごろの量産開始を予定していたが、
用途がゲーム機以外に見あたらず、投資を回収できない恐れがあった」
などの理由で、投資計画を変更せざるを得なかったのだという。ソニーはゲーム機事業を見限ったのか。
ソニー広報は、
「ゲーム機戦略を転換する報道がありましたが、それは偏った見方で、
今後3年間に何の事業に投資を集中するかという戦略の中、
ゲームも引き続き投資を集中しますし、
特に、薄型テレビやデジカメ、ブルーレイ・ディスク機器に投資を集中するという方針を発表しました。
半導体生産の委託は、PS2時代は生産できる外部の会社がなかったため自社でやっていたということです」
と話した。

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