LEVIATHAN
ライトノベルふう時代小説トリプルサイトADV。体験版で続きが気になり、購入。サークルは御茶ノ水電子製作所。
九州の島津藩と伊東藩とに挟まれた小領主灯杜家の娘・灯杜葎。
伊東藩に仕官するために滞在中の浪人の息子・椎葉呼太郎。
伊東藩の女侍・壱岐智奈の3人の視点で物語が展開。
島津は伊東を攻めようと灯杜に使者を送るが灯杜は拒否。そこで島津は灯杜を夜襲する。襲撃から逃れた葎は、先に伊東藩へ逃れた妹の蒔を追い、御城に庇護を求めるが…という3日間を描いた物語。
以下、ネタバレ攻略メモ。
城下町・都於郡内の行き先を選択することで物語が進む。
一日目卯の刻
葎:(島津の夜襲から逃れ、太刀蛟を手に入れる)⇒五郭城(蒔が間者として逃げ出したことを知る)
一日目辰の刻
葎:大手町(町外れで弥四郎と出会う)
智奈:五郭城(蒔が間者として逃げ出したことを知る)
呼太郎:五郭城(蒔が間者として逃げ出したことを知る)
一日目巳の刻
葎:奈良瀬通(茶屋で禿の珠樹を助ける)
智奈:本通町(幻介と会う)
呼太郎:奈良瀬通(茶屋で珠樹と会う)
一日目午の刻
葎:原向(賭場で浪人の仕事先を聞く)
智奈:大手町(兼教宅で八重と会う)
呼太郎:大池端(襲われる兼教を目撃)
一日目未の刻
葎:大池端(兼教を助け、太刀不知火を受け取る)
智奈:大池端(龍巻を捕らえる)
呼太郎:本通町(幻介・蒔と出会う)
一日目申の刻
葎:原向(遊郭田邊で籐兵衛と会う)
智奈:大手町(八重から兼教の遺言を聞く)
呼太郎:鹿発通(弥四郎邸で蒔を連れ去られる)
一日目酉の刻
葎:五郭城(五郭城へ潜入し義益と会う)
智奈:五郭城(蒔と会う)
呼太郎:五郭城(蒔を助ける)
ニ日目卯の刻
葎:(木乃葉を助ける)⇒原向(田邊に向かう)
智奈:(兼教の葬式)⇒奈良瀬通(茶屋で椎葉のことを聞く)
呼太郎:(蒔を助ける)
ニ日目辰の刻
葎:鹿発通(弥四郎邸で珠樹と会う)
智奈:鹿発通(籐兵衛と会う)
呼太郎:鹿発通(旧家で籐兵衛と会う)
ニ日目巳の刻
葎:本通町(幻介と会う)
智奈:五郭城(源左衛門尉と会う)
呼太郎:大手町(八重から国広のことを聞く)
二日目午の刻
葎:(ホデリとユタの回想)⇒奈良瀬通(茶屋で椎葉のことを聞く)
智奈:本通町(弓曼と戦う)
呼太郎:奈良瀬通(国広から太刀不知火を受け取る)
二日目未の刻
葎:鹿発通(椎葉の家で志厳と会う
智奈:五郭城(龍巻から蒔の居場所を聞く)
呼太郎:五郭城(龍巻から蒔の居場所を聞く)
二日目申の刻
葎:原向(田邊で籐兵衛と会う
智奈:原向(蒔を捕らえに来た僧兵に応戦)
呼太郎:原向(蒔を捕らえに来た僧兵に応戦)
二日目酉の刻
葎:大池端(黒貫寺で籐兵衛の正体を知る)
呼太郎:原向(珠樹に毒を盛られる)⇒(地下牢で義益と会う)
智奈:大池端(黒貫寺で義益を助ける)
三日目卯の刻
葎:五郭城
呼太郎:(旧家で回想)⇒五郭城
智奈:(志厳との再会)⇒五郭城
LEVIATHANの感想
言葉使いが時代小説の中に現代語も入ってるのが違和感あるけど、それがラノベっぽくもある。
音楽も時代小説っぽくなく、ラノベテイストな軽さを感じる。ただ、タイトルテーマのギターの伴奏に乗せた歌詞や歌唱法や曲想は儚げで、登場人物たちを暗示してるかのようで内容と合ってると思う。
全編は3~4時間くらい。
街中の行き先を選ぶことで物語が展開するが、イベントが起きる場所は決まっていて、寄り道してもサブイベントなどはないのが物足りない。プレイヤの行動で物語が変化するというような要素はない。
太古の神を復活させようとする勢力と阻止しようとする勢力とに翻弄され、葎も蒔も故郷を失い、義益も失脚。サブキャラの多くも死ぬ。ラノベふうの雰囲気に反して内容は悲劇的。
ちなみにLEVIATHANは、太古の神・大海神を意味するみたい。
LEVIATHAN
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